池田会長は最高の師匠

【地球的危機に挑む知性の連帯「ローマクラブ」 池田SGI副会長 ホフライトネル名誉会長と会見】
マドリード11日〉池田博SGI(創価学会インタナショナル)副会長は11日、スペイン・マドリード市内でローマクラブ名誉会長のリカルド・ディエス=ホフライトネル博士と会見した。
ローマクラブは、世界各国の知識人で構成され、環境破壊や人口の爆発、資源の浪費などによる、地球的危機を回避するための方途を探る民間組織である。1972年に発表したリポート『成長の限界』では、このまま経済成長や環境破壊が続けば、人類は破滅的な事態を迎えかねないと警鐘を鳴らした。スペイン生まれのホフライトネル博士は、同国の教育科学相やユネスコの理事、世界銀行の教育部門投資部長などを歴任。ローマクラブの会長を務めた後、2000年に同クラブの名誉会長に就任した。
91年6月、池田SGI会長に初めて出会って以来、語らいを重ね、対談集『見つめあう西と東』を発刊している。
この日のマドリードでの会見でも、博士は「今朝も池田会長の書籍を読みました。次の会議のスピーチの中で、引用させていただこうと思います」と笑顔で。SGI会長と深い友好を温めてきた喜びを語り、「呉々もよろしくお伝えください。会長ご夫妻の末永く幸福な人生を祈っております」と述べた。
話題は環境問題や東日本大震災におよび、池田SGI副会長は「今一度、ローマクラブの40年前の“警告”に立ち返らなければなりません」と。
ホフライトネル博士は「そうした困難の中で、一番良い薬は『精神の薬』です。そこから、平和が生まれるからです」と述べ、「池田会長は、多くの人を啓発し、苦しむ人々を幸せにしている最高の師匠です」と語った。
(聖教新聞 2011-10-15)

10月15日更新:2