母は尊く美しい

【池田名誉会長 桂冠詩人の世界 】
君の偉大なる母は 若き英雄たる君の 戦闘の限りなき前進を 誇りも高く 静かなる心で 来る日も 来る日も 祈り見守っていた。
慈愛の心で 皆に幸福の光を 贈りながら 雨の日も 風の日も 暑い日も 寒風の日も 尊き決意も静かに深く 崇高な母の魂の戦いは 不滅の輝きを放ち始めた。
君も 私も 青年時代は貧しかった。 しかし 貧しいことが 誇りであった。 劇の如く勝ちゆく 私の魂は 貧しいことなど ひとつも気にしなかった。
若き私は 常に立ち上がった。 若き私は 常に前進した。 そして勝ち抜いた。
意気揚々として 確かなる 勝利と希望の道に向かって 学んだ!戦った!
貧しき母の笑顔も 朗らかな母の笑顔も いかなる裕福な金持ちと うぬぼれる人々よりも 何千倍も 尊く美しく映った。
人生は劇だ。この世の瞬間の 権力も地位も名声も 一瞬の夢であり 幻の如く 消え去っていくことを 忘れまい。
生き抜くのだ! 徹して強く 生き抜くのだ! そして 人間の究極の王者として 勝ち誇って生き抜くのだ!
大使命に生き抜く 君と私の宝冠よ 永遠なれ!
「大使命に生き抜く君と私の宝冠」より (聖教新聞 2011-10-16)

10月16日更新:3