一人も残らず人間王者に─師匠

【わが友に贈る】
新聞を手にした瞬間 伝わる真心の温もり。
配達員ありて広布あり!
どうか健康・無事故で。
周囲も最大の配慮を! (聖教新聞 2011-10-27、以下同)

寸鉄
●欧州で盛大に広布50周年の総会。地湧の大連帯(スクラム)が希望世紀へ堂々の船出!
●「SGI会長の平和貢献は、語り継がれるべき伝説」識者(アメリカ) 我らも断じて後継の道を
●「悩みある人は願いを立てよ。仏法は勝負」恩師。苦難を越える為の信心だ。

【張り切って勝利へ 原田会長を中心に各部代表者会議】
御聖訓には「師子王は前三後一と申して・あり(蟻)の子を取らんとするにも又たけ(猛)きものを取らんとする時も・いきを(勢)ひを出す事はただをな(同)じき事なり」「経に云く『師子奮迅之力』とは是なり」(御書1124ページ)と仰せである。
決して油断せず、生き生きと張り切って、一日一日を送り、一人ももれなく、偉大な広宣流布の大人材にと念願。とくに青年部は、父母に喜んでもらえるような、勝利の人生の歴史をと望んだ。

【名字の言】
私たちは〈身読〉という言葉を知っている。身で読む、すなわち、学んだことを実践する、との意味である。日蓮大聖人は「他の人が法華経を読むのは口ばかりで、言葉の上だけでは読んでも、心では読まない。また、心で読んでも身で読まない」(御書1213ページ、通解)と仰せになった。ここには書物にふれることの“究極の輝き”“無限の可能性がある”

【青年の都ローマで欧州広布50周年記念総会】
●「師の祈りによって、地より湧き出でた広布の闘士こそ、我らである!」
●「センセイがいる。これに勝る希望はない。ゆえに我らは勝ち続ける!」
●「ウィズ・センセイ」だからこそ、「ワン・ヨーロッパ」は成し得ることができたのだ。
●欧州広布50年。それは「師弟の50年」以外の何ものでもありません。
広布の前進には、いつも耐え間なき師の激励がありました。弟子の勝利を誰よりも祈り、喜んでくださる希有の師匠がいたからこそ、いかなる試練の嵐も勝ち越えることができたのです。

【新・人間革命 福光四十七】
「私は、会長に就任してから今日まで、本当に、心から安堵した日はありません。
“全学会員が幸せになる前に、自分が、晴れ晴れとした気持ちになることは間違いである。指導者として失格である”と、心に決めているからであります。
また、『横柄な態度を取る幹部がいて、会員の皆さんが困っている』などと聞くと、身を切られるように辛いんです。
“会員の皆さんが幸せになり、福運にあふれた、楽しい人生を歩んでいかなければ、なんのための会長か!”と、常に、自分に言い聞かせています。
皆さんが、“信心してよかった!”“学会員でよかった!”“こんなに幸せになりました!”と、心から言えるようにならなければ申し訳ないとの思いで、私は、福島に来ているんです。実は、これが、創価学会の会長の精神なんです」
さらに、彼は、学会活動の意義に言及していった。
日蓮大聖人の仰せのままに、広宣流布を推進している、地湧の菩薩の集いが創価学会であります。ゆえに、学会活動以外に、現代における仏道修行はありません。
学会活動は、人びとに絶対的幸福への道を教え、人間の生命を変革し、社会の繁栄を築き、世界の平和を実現していく、唯一の直道です。それは、地味で、目立たぬ作業でありますが、仏の使いとしての行動であり、地湧の菩薩の聖業です。なればこそ、真剣に学会活動に励むならば、仏(ぶつ)、菩薩の大生命が湧現し、自身の生命は浄化され、歓喜、福運に包まれていくんです」

【社説 読者週間がスタート 本の力を自身の成長に生かそう】
●「書を読め、書に読まれるな」
●「現実の課題と必死に格闘しながら、心は広々と、世界の文学に学んでいくのです」と、名誉会長が呼び掛ける通り、豊かな心で実りの秋を満喫したい。特に長い歳月、多くの人々の心を耕してきた古今の名著を存分に味わいながら。

【きょうの発心】
此の経文は一切経に勝れたり地走る者の王たり師子王のごとし・空飛ぶ者の王たり鷲のごとし (千日尼御前御返事、1310ページ)
〈通解〉この経文(法華経)は一切の経文に勝っている。地上を走るものの王である師子王のようであり、空を飛ぶものの王である鷲(わし)のようなものである。
法華経が諸経の王であることを、師子と鷲の譬えを引いて述べられた一節です。
●報恩感謝の心で前進してまいります。

【TOWARD 2030 未来部育成のページ 子どもの無限の可能性を信じ抜こう】
●周囲の同志に見守られる中、受験勉強に頑張った関野さんは、見事に不登校からの創大合格という、大逆転劇を果たす。
2004年1月8日。法学部の1年生だった関野さんは、この日も、いつもと同じように、埼玉の実家から2時間かけ、大学へ向かった。
仲のいい友人たちと、教室のちょうど真ん中辺りに座ったことを覚えている。授業が始まって約15分後、突然、教室の前方の扉が開いた。そこには、創立者・池田名誉会長の姿があった。深く一礼した創立者は、ゆっくりと教室内を歩くと、関野さんらの隣の席を指し、「ここは空いているかい?」 と声をかけてきた。
関野さんはすぐに立ち上がり、創立者に通路を空けた。
「どうぞ授業を続けてください」と創立者。講義が再開された。
「ともかく、授業に一生懸命に集中しようと思っていましたが、あまりにも緊張してしまい、頭の中が真っ白になってしまったんです(笑い)」(関野さん)
約10分後、講義が終わると、創立者は「風邪をひかないようにね」と関野さんに声をかけてくれた。
次の日には、「俊介君/偉くなれ!/父も母も/私も/一生涯見ている!」 との言葉も贈られた。
●関野さんはその後、創価大学の大学院を修了し、現在は法律関係の仕事に従事。牙城会新世紀大学高11期生としても奮闘する。
「多くの人の支えがあったからこそ、今の自分がいます。この決意を忘れず、いろんな人を助けられる人生を送りたいです!」

10月27日更新:2