「地球革命への挑戦」月刊誌「潮」12月号から連載

【ヨーロッパを代表するドイツの環境学者 E・ヴァイツゼッカー博士と池田SGI会長の対談始まる】
池田SGI(創価学会インタナショナル)会長と、欧州を代表する環境学者のエルンスト・フォン・ヴァイツゼッカー博士の対談が、月刊誌「潮(うしお)」の12月号から連載される。
タイトルは「地球革命への挑戦──人間と環境を語る」。
ヴァイツゼッカー博士は、欧州の環境政策に大きな影響力を持つ研究者であり、ドイツ連邦下院議員、環境委員会議長も務めた。
カッセル大学初代学長、国連科学技術センター所長、ヨーロッパ環境政策研究所所長などを歴任している。
博士は、著名な物理学者のカール・フォン・ヴァイツゼッカー博士を父に持ち、1991年にSGI会長と会見した、統一ドイツのリヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー初代大統領が叔父にあたる。
世界的なシンクタンク「ローマクラブ」の会員であり、同クラブの研究リポートとして『ファクター4』『ファクター5』などを発刊。昨年3月、創価大学SGI会長と初の出会いを果たした。
語らいの中でSGI会長が表明している通り、対談は、ローマクラブのペッチェイ初代会長、ホフライトネル名誉会長との対談を引き継ぐ意義がある。
折しも、福島の原発事故を受けて、人間と自然の関係、エネルギーの在り方に根本的な見直しが迫られる時だけに、注目すべき対談となろう。
12月号の第1回で、博士は、震災被災地の方々に心からのお見舞いを述べるとともに、「新しい文明の発展に大きく踏み出す契機」となることを念願。より少ないエネルギーで、より豊かな社会は可能だと論じている。
SGI会長は深い感謝と賛同を伝えつつ、ペッチェイ、ホフライトネル両博士とも語り合ったように、「自然との共生」「自他共の幸福」の哲学を基盤に、今こそ“人間革命から地球革命への道”を歩み出すべきであると述べている。
時宜を得た語らいに大きな期待が高まる。 (聖教新聞 2011-10-30)

10月31日更新:1