わが責任を果たし抜け

2011年12月24日(土)更新:3
【名誉会長 折々の指導 17】
 〈後継の友に〉
 「君が勝利の歴史をつくるんだよ。
 広布に戦えば、末代まで功徳がある。仏の境涯になれる。多くの人を救っていける。
 私は命がけで、世界広布の土台を築いた。経文には『不惜身命』と仰せだからだ。
 どれだけ力があるか。歴史を動かせるか。自らの生きた証しを刻みつけるのだ。
 仏法は勝負だ。社会も勝負だ。決して油断してはならない。
 勝つためには、浮つかないで、誰が見ていようがいまいが、師匠に誓ったわが責任を、最後の最後まで果たし抜くのだ。
 師匠に喜んでもらいたい。ただ、その一心で、私は戦った。皆も、力をつけるのだ。新しい時代を建設しようではないか」
 「本当のリーダーの戦いは、まず自分が前へ進むこと。その姿を見て、皆は奮い立つ。
 自分が前進しなければ、どんな立派なことを言ってもダメだ。やっているふりだけでは人はついてこない。
 きょうも、どれだけの人と会い、語り、励ましたか。どれだけ祈り、智慧を出し、新しい道を開いたか。
 いくら時間をかけても、口先は立派でも、効果が出ないといけない。
 勝つための手を打っていく。それが戦(いくさ)だ」 (聖教新聞 2011-12-24)