嫉妬は火のように最高所を狙う─リヴィウス

2011年12月25日(日)更新:1
・斧節『創価学会関連記事』 http://d.hatena.ne.jp/sokaodo/20111215/
いくら世法を欺くことができても、厳しき仏法の因果律だけは断じて逃れることはできない!

柳原滋雄コラム日記 2011/04/08(Fri) 「ガセネタ屋」の記述を訴えることはできない正真正銘の“デマ男”】
 宗教専門紙「週刊仏教タイムス」が4月7日付の紙面で、「ジャーナリストの乙骨氏勝訴 名誉棄損で地裁判決」という見出しの記事を掲載している。“ガセネタ屋”で有名な乙骨某が初めてと思われる名誉棄損提訴を行い、この3月、55万円勝訴した旨を伝える内容の記事だが、その肝心の裁判は、「私はガセネタ屋などでは決してない。事実をきちんと取材して正確な情報を発信するまともなジャーナリストである」などと乙骨が主張して始まったわけでは決してない。これまでさんざん「ガセネタ屋」と指摘され続けてきたこの男は、そのことは一切争点にすることもなく(つまり、自分が「ガセネタ屋」であることを自認していることを意味する)、より細かな“条件闘争”を行ったにすぎなかった。
 たとえば、乙骨自身の創価学会 → 正信会 → 日蓮正宗 というように、それぞれが対立する教団・組織に簡単に寝返ってきた節操のない行動を指して、「裏切るものは何度でも裏切る」などと指摘された部分や、さらには民主党に立候補させてほしいと同人が頼んだとする記述、またさまざまな団体の「ひもつき」と指摘された点などのみを取り上げ、名誉棄損で訴えたものである。対象となったのは創価新報の記事だったが、今回の一審判決では、それらを名誉棄損と認定した。
 これらの争点には、明確な「前提事実」が存在するものも含まれている。例えばこの裁判で、乙骨側は共産党員の弁護士に代理人を委任するなど日本共産党との強い結びつきは明白なほか、同人が過去に都合よく教団を渡り歩いてきたことも歴然たる事実であり、そうした前提事実には確たるものがあったからだ。
 もともと乙骨某といえば、まともな取材能力を持ち合わせず、東村山女性市議転落死事件では、“希代のペテン師”矢野穂積の≪デマ主張≫を鵜呑みにし、創価学会謀殺説をにおわすなど、まさに「ガセネタ」で商売を重ねてきた経歴をもつ人物だ。100万件に1件ともいわれるデマ事件・信平狂言事件においても、そうした行動は一貫していた。要するに、乙骨は前提事実すら存在しないデマ話を題材に“暗躍”してきた人物にほかならない。そうした行動を総称して、同人は「ガセネタ屋」などと呼ばれてきた。
 そのためか、本人は自分が「ガセネタ屋」と言われても仕方のない人間であることはよく弁えているようで、そうした指摘を名誉棄損として訴えることはとうていできないわけである。だからこそ、小さな一部の行き過ぎと見える表現を取り出し、名誉棄損で訴えたという経緯だったが、所詮は“条件闘争”にすぎない。こうした裁判に勝ったところで、同人が「ガセネタ屋」という『汚名』を“返上”することには何らつながらない。「ガセネタ屋」の本質はどこまでいっても「ガセネタ屋」にすぎず、それを超えることは決してできないという構造だからだ。
 ボクシングの試合に例えていえば、お互いに打ち合っているなかで、たまたまボディブローが反則行為としてのローブローと判定されてしまったという程度の話にしか映らない。

柳原滋雄コラム日記 2011/04/12(Tue) 正真正銘の「ガセネタ屋」を支援する『日本共産党』】
 世の中には過去にどのような「デマ報道」に手を染めたとしても、それを恥じない不感症なマスコミ人というものが存在する。創価学会報道の分野でそうした人間を探そうとすれば、紛れもなく最右翼の一人は「乙骨正生」に落ち着く。一言でいえば、事実識別能力を欠いているとしかいいようのない存在だ。
 これまで同人はすでに死亡している“希代のペテン師”山崎正友の「下請け」のような存在だった。その点では、同じ教団脱会者の経歴をもつ「段勲」などとも同じ立場である。 乙骨は判明しているだけでも名誉棄損訴訟で敗訴すること6回(うち1回は小生へのデタラメ名誉棄損記事によるもの)。「創価大学卒」との経歴だけを売り物に、反教団活動を自らの使命ととらえ、活動してきた人物である。繰り返しになるが、そこに「事実かどうか」の判断基準は見事に欠落している。そうした典型的な「ガセネタ屋」の訴訟を、近年、一手に引き受けているのが日本共産党の中枢弁護士である。
 もともと乙骨は別の弁護士に代理人を依頼していたが、その後、松井繁明(前自由法曹団団長)、菊池紘(自由法曹団団長)などの共産党中枢の弁護士に委任するようになった。自由法曹団日本共産党と極めて親密な関係をもつ文字通りの「共産党系」といってよい法律家団体として有名だ。現状ではそうした団体のトップあるいは元トップらが、乙骨の訴訟を一手に引き受けている。だがその乙骨は、デマ事件・デマ報道に繰り返し加担してきた「札付きのガセネタ屋」であり、過去には「ペテン師の下請け」をしてきたような人物である。そのためか、共産党弁護士の思惑は、また別のところにあるようにも思われる。 乙骨某は初めて提訴した名誉棄損訴訟で勝訴したのがよほど嬉しかったのか、自ら主宰する小冊子『フォーラム21』の最新号で、判決文の詳細を掲載し、「公益法人の適格性を欠く」などと指摘して教団攻撃を繰り返している。第三者から見れば、そのような主張を行うのであれば、まずは自らの「ジャーナリストの適格性を欠く」過去の行動について、反省の意を示すのが先決であろう。自らの間違った行動を正すことなく、相手だけを非難しても、まともな人間社会では相手にされない。
 同人は、“東村山のペテン師”「矢野穂積」の主張を鵜呑みにし、いまだ証拠もなく「教団謀殺説」を維持している「ガセネタ屋」だ。結論するところ、事実関係に重きをおかない“プロパガンダ屋”にすぎない存在ともいえる。確かに日本共産党も、そうした性癖を顕著に有する政党であることは間違いないが、似た者同士の宿縁か、はては利害関係が一致するのが、同党の中枢の弁護士がこんな人物の“支援”を続けているのだ。
 一昨日に行われた統一地方選挙の前半戦において、日本共産党道府県議会選挙で96議席から80議席へと大きく“後退”した。愛知県に加え、新たに栃木、神奈川、静岡、三重、滋賀、福岡で、県会議員の議席が「ゼロ」になったという。“党勢衰退”が止まらない政党であればあるほど、もっとまともな社会貢献活動がほかにあるはずだが、同党の考えはそうではないようだ。所詮は“同じ穴のむじな”がなせる業なのだろうか。

柳原滋雄コラム日記 2011/12/13(Tue) 日本共産党と“一体化”するアンチ雑誌『フォーラム21』 】
 創価学会に関するガセネタでたびたび金儲け(商売)をしてきたジャーナリスト・乙骨某が最近、教団関係の名誉棄損裁判で勝訴したとかで、自分の主宰する小冊子の最新号(12月号)で大騒ぎしている。執筆しているのは、共産党中央機関紙「赤旗」社会部の宗教担当記者を長年つとめた人物。それによると、「乙骨氏と創価学会が争う裁判では、(中略)本件を含めて乙骨氏側の勝訴が続いている」と意気軒昂だ。これまで多くの名誉棄損裁判で累計400万円を超す賠償を命じられてきた「札つき」のジャーナリストとして知られる同人としては、よほどうれしかったと見える。
 特徴的なのは、政党としてはかなり“落ち目”で知られる日本共産党と半ば一体化している現状であろう。冒頭の記事を元赤旗記者が実名で執筆しているだけでなく、上記の裁判で代理人として乙骨某を支えている弁護士は、いずれも共産党法規対策部にかかわるようなバリバリの共産党弁護士たちである。
 最新号の小冊子では、私の裁判のことも3ページにわたって特集されている。東村山の矢野穂積というペテン師が、小生のコラム日記の記述をめぐって訴えてきた裁判で、先日、小生が20万円敗訴した件を取り上げたものだが、その記事によると、「柳原氏が、名誉棄損で不法行為責任を認定された事実は、創価学会の反社会的かつ反人権体質が、上から下まで浸透していることを示す事実として注目される」と結論している。
 この裁判は現在上告中であり、まだ続いているものだが、小生はこれまで7件の裁判を戦い、初めて一部敗訴した。その額は20万円(東京高裁)。一方、「フォーラム21」発行人の乙骨某は、これまで知られるものだけでも、敗訴した(=不法行為責任を認定された)件数は≪合計7件=415万円≫にものぼる。
 20万円と415万円。上記のフォーラム記事の記述に従えば、発行人・乙骨某の「反社会的かつ反人権体質」のレベルは、小生のなんと≪20倍以上≫ということになる。滑稽な話である。
 デマ体質の政党と結び付くと、批判の体質までも似通ってくるようだ。