台湾・台北海洋技術学院が決定 池田SGI会長に「名誉教授」称号

2012年1月10日(火)更新:2
 台湾の台北海洋技術学院から池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉教授」称号が授与されることが決定。同学院の劉廷揚(りゅうていよう)学長から決定通知書が届けられた。
 海事や商業をはじめ多彩な人材を育成する名門・台北海洋技術学院。1965年、「中国海事専科学校」としてスタートした。
 「専業、忠誠、勤奮(きんふん)、堅毅(けんき)、服務」との建学の理念を掲げ、台湾の海洋事業の人材育成を力強くリード。2007年、台北海洋技術学院に名を改め、現在、台北市新北市に二つのキャンパスを構える。航海、国際貿易・経営管理など10を超える学部を擁し、実務性、応用性、研究性を備えた海事の最高学府として発展している。
 同学院の躍進をけん引する劉学長。1999年の台湾大地震の際、SGI会長の「良き市民たれ」との指針のもと復興支援に全力を尽くした台湾SGIの諸活動を通し、SGI会長の平和・文化・教育の理念に賛同の念を持つようになった。
 “海洋分野の未来を担う我が大学の学生に、池田先生の平和思想と献身の精神を学んでもらいたい”と、同学院の図書館には、劉学長の提案で、SGI会長の著作が収蔵されている。
 またキャンパスでは、これまで環境展示「希望の種子――持続可能性のビジョンと変革へのステップ」などが開催されてきた。
 SGI会長への「名誉教授」称号の授与は、学術審議会の全会一致で決定。寄せられた通知書には次のように記されている。
 「池田大作先生の気高き人格、文化交流と国際平和促進への貢献に敬意を表するべく、池田先生を本学の名誉教授に招請致します」 (聖教新聞 2012-01-10)