全ての突破口を開く言論戦の先頭に立って頂きたい。青年部、頼むよ!

2012年1月20日(金)更新:3
【御指導】
一、大聖人は仰せである。
「どのような大善をつくり、法華経を千万部も読み、書写し、一念三千の観念観法の道を得た人であっても、法華経の敵を責めなければ、もうそれだけで成仏はないのである」(御書1494ページ、通解)
大事な一点である。
私は、民衆を苦しめる敵と戦い、師匠を守り、学会を守り抜いてきた。だれ一人戦わなくとも、私は立ち上がった。
師匠が中傷されているのに、陰で嘲笑っている人間もいた。師匠を苦しめた悪い人間もいた。いずれも厳然たる仏罰を受けている。
昔の学会は、財政的な基盤もなかった。無理解や偏見のなか、周囲から蔑まれ、責められる。その烈風のなかで、私は師匠を守ったのである。
戸田先生に仕えた私のように、今、学会を守り抜く本物の人物がいるかどうか。
それが一切を決する。
今の時代は恵まれている。同志も増えた。あらゆる面で基盤も整っている。
しかし、そうした環境に甘え、戦う心を失ったならば、学会は発展していかない。まるで“貴族仏教”のように、堕落していってしまう。
迫害を恐れずに、迫害を呼び起こして、叩ききっていく。そのなかで、根本的な広宣流布の道、平和と幸福の道ができあがるのである。
原野を切り開かなければ、道はできない。私は道をつくってきた。大聖人の仰せ通り、一分も違えずにやってきた。その勝利が、今日の学会を築いたのである。
偉大なる仏意仏勅の学会である。学会のことを、表面的に分かったつもりになって、見下したり、軽んずることが、どれほど愚かであるか。傲慢になって威張り、ずるく立ち回る人間に、清浄な世界を汚されてはならない。
ともあれ、時代は、どんどん進んでいる。若い人の時代だ。未来は、青年に託す以外にない。
青年が、すべての突破口を開く言論戦の先頭に立っていただきたい。
青年部、頼むよ!(2008-10-28)