ありのままの自分で

2012年1月28日(土)更新:2
【御書とともに〈66〉名誉会長が指針を贈る】
 法華経の心は当位即妙・不改本位(ふかいほんい)と申して罪業を捨てずして仏道を成ずるなり(波木井三郎殿御返事、1373ページ)
〈通解〉 法華経の本意は、「当位即妙(当位、即ち妙なり)」「不改本位(本位を改めず)」といって、罪業を捨てずに、その身のまま成仏することができるのである。

《同志への指針》
 人間が人間として、最高に人間らしく光り輝くための仏法である。自分を離れた何か特別な存在になるのではない。
 法華経は「その身のまま」「ありのまま」でよいのである。「ありのままの自分」が、真剣に仏法を行じ抜いた時に、仏に等しい智慧と力が湧き上がるのである。 (聖教新聞 2012-01-28)