中国・貴州大学が設立を決定「池田大作哲学研究所」

2012年1月31日(火)更新:1
 中国・貴州(きしゅう)省の最高学府である貴州大学に、「池田大作哲学研究所」が設立されることが決定。
 理事会の正式な承認を経て、このほど、同大学から決定通知が届けられた。
 貴州大学は創立110年の歴史を誇る伝統校。政府の教育部から「211工程(21世紀の国家重点100大学)」に指定された名門学府として、現在、24学部に6万人が学ぶ。
 設立される池田哲学研究所は、人文学部に所属。所長には、同大学宗教文化研究所の張連順(ちょうれんじゅん)所長が就任する。
 また、研究員には、陶渝蘇(とうゆそ)人文学部長、羅同兵(らどうへい)哲学科長、胡嘉明(こかめい)副教授ら、著名な専門家10人が名を連ねている。
 2007年2月、貴州大学は池田名誉会長に「名誉教授」称号を授章。
 創価大学で行われた授章式で、陳叔平(ちんしゅくへい)学長は、名誉会長を顕彰することで“池田先生の高尚な人格と卓越した功績に学び、貴州大学の「新たな発展」と「新しい局面」を切り開きたい”との切望を述べている。
 世界の平和と人類の発展のために“池田哲学”の研究を!――陳学長はじめ同大学の教職員の思いが結実したのが、池田哲学研究所である。
 張所長は、研究所発足の旨を伝える書簡に綴った。
 「池田先生の生命哲学を知り、大変、感銘を受けました。  先生の生命哲学と人間革命の哲理を学ぶなかで、人間福祉の向上へ努力していく決意です」
 仏教哲学・老荘思想を研究する羅学科長も、大きな共感を記している。 
 「池田先生の生命哲学と人間革命の思想は、遠路に灯された光明です。私たちの前途を照らし、人々の心を温めているのです」 (聖教新聞 2012-01-31)