人間主義と対話の哲学に共鳴 6人の代表が詩を朗読し讃嘆

2012年2月29日(水)更新:2
池田大作SGI会長の中東訪問50周年を祝賀 アラブ首長国連邦 ドバイで“詩人の集い”】
●「この集いに、未来への一縷の光を見た」などの声が寄せられた
●アラブの著名な詩人シハブ・ガネム博士が、池田SGI会長の長編詩をアラビア語で高らかに読み上げた。それは、2001年の終戦記念日である8月15日、SGI会長が平和の誓いを込めて謳った「黎明の八月十五日」だった。
 「世界中の人間は 皆人間として平等である。  その法則とも言うべき 事実を見つめていけば 差別もなく 争いをしゆく理由もない」
 朗読が終わると、じっと聴き入っていた参加者から大きな拍手が起こった。
 続いて6人の詩人・学識者が登壇。SGI会長の平和哲学と人間主義の思想に対する賞讃と共感を込めた詩が、アラビア語、英語、ヒンディー語、フランス語で次々と朗読されていった。
 集いを主催した教育・文化法人「湾岸SGI」は、これまで「世界の子どもたちのための平和の文化の建設」展などを開催。SGI会長の平和エッセー集『君が世界を変えていく』のアラビア語・英語対訳版を発刊するなど、SGI会長の平和と文明間対話の哲学を広げてきた。
 今回の集いは「ドバイ・ナレッジ・ビレッジ」のアユーブ・カジム理事長や、『君が世界を変えていく』の翻訳・監修を務めたシハブ・ガネム博士らの協力を得て行われた。
 ある時は海外歴訪の移動の中で、ある時は行事の寸暇を割いて、SGI会長が生みだしてきた詩は、約14万5000行、600編に及ぶ。友の幸福を願い、世界の平和と調和を築きゆく誓いを詩へと昇華させてきた。
 参加者からは「私が編集長を務める文化雑誌に、ぜひ『黎明の八月十五日』を全面掲載させていただきたい」(ハッサン・エルマラーニ博士)、「『黎明の八月十五日』は池田博士ご自身の戦争体験に基づいた、平和に向けての叫びであり、聞く人に勇気と感動を与える」(シハブ・ガネム博士)など、多くの共感が寄せられた。 (聖教新聞 2012-02-29)