「池田会長との対話は社会に必要な哲学に満ちている」―博士

2012年4月7日(土)更新:1
【ロシア モスクワ大学出版会「池田大作選集」 第2回配本「セレブロフ対談」が発刊】
 ロシアのモスクワ大学出版会が刊行する、『池田大作選集――人間を信じて』の第2回配本として、池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長と元宇宙飛行士アレクサンドル・セレブロフ博士との対談集『宇宙と地球と人間』が発刊された。
 セレブロフ博士は、4度の宇宙飛行において、宇宙ステーション「ミール」等で合計373日間、宇宙に滞在。10回の船外活動も行い、その業績は、ギネスブック(1993年版)にも掲載された。青少年の宇宙教育、環境教育にも務め、「宇宙的視野から地球を見る大切さ」を世界各国で語り続けてきた。
 SGI会長との初の出会いは2000年10月。以来、語らいを重ね、対談集は2004年に日本で出版。さらにロシア語版が2006年、モスクワ大学出版会から発刊された。
 同書は、航空宇宙情報誌が大きく特集を組むなど、ロシアの航空・宇宙関係者を中心に反響を大きく広げたことから、『池田大作選集』としての再版が決定したのである。
 博士は、かつて同対談について「善を標榜し、平和的なものに満ちあふれていて、今の社会に絶対に必要な哲学が光っています」と言及。
 そして創価の運動への期待を「世界中の人々が、この運動に参加したならば、戦争もなくなり、世界の悲惨な出来事も、もっともっと少なくなる」と語っている。
 装丁も新たに、モスクワ大学出版会から発刊された対談集は、より多くの読者を大宇宙のロマンへと誘うとともに、“内なる宇宙”である人間生命への確固たる視座を提起するものとなろう。 (聖教新聞 2012-04-07)