わが友に贈る・寸鉄 他

2012年4月24日(火)更新:4
【わが友に贈る】
 仏法の根幹は 「師弟の誓い」だ。
 自ら立てた誓願を 生涯、貫き通す人が 永遠の勝利者なり! (聖教新聞 2012-04-24、以下同)

寸鉄
●韓国・東豆川(トンドゥチョン)市から名誉市民証。「SGI会長の平和行動こそ韓日友好の鑑」市長
●きょう「常勝大阪・師弟誓願の日」。勇敢なる正義の対話! 共戦の魂は永遠
●全ての人間関係で隣近所は圧倒的に重要―哲人(エマソン)。足元の信頼が広布の土台
●ヤング男子部が友好拡大に先駆! 若き君こそ日本の旭日。青春の金字塔を
●無職になる不安―大学生の半数超と。厳しい就職戦線。逆境に負けるな!

【ニューヨークで平和の文化講演会 経済学者のJ・サックス博士が登壇】
●博士は、経済的な発展の一方で、アメリカにおける幸福度は50年前と変わっていないと指摘。経済的な指標のみに目を奪われるのではなく、「幸福の追求」を人類が目指すべき目標であると主張したブータンの事例を紹介しつつ、幸福を生み出す源泉について再考を促した。
 さらに博士は、伝統的な仏教の世界観、価値観を取り入れることによって、アメリカは世界を善の方向へ向かわせる経済的、道徳的な力と地位を回復できるだろうと考察。SGIの信仰のように、「解決の方途は、自身の内なる道徳観と、人間を目的とすることから生まれるべきである」と語った。

【5月度 男子部「御書活動者会」研鑽のために 「心の財第一」こそ勝利の要諦】
●「心の財」とは、心の豊かさであり、信心の福徳である。
●裕福だからといって、幸福であるとは限らない。逆に、財産に執着するあまり、豊かな心を失い、人生の目的を見失ってしまうこともある。
●「蔵の財」も「身の財」も、「心の財」すなわち信心の福徳を根本として、初めて価値ある方向へ生かし切っていくことができるのである。
 池田名誉会長は綴っている。
 「『心』こそ、人生の最高の『財産』です。それは、『心』の中に、偉大な可能性と無上の尊極性が具わっているからです」「人生をよりよく生きるために、内なる心の世界をどう広げゆくか。いかに心を鍛え、『心の財』を積んでいくか。そのために妙法があるのです」

【率先の“行動力”が光る! 人材育成に尽力する壮年部長】
●「御本尊を信じ、昔のように、もう一回、祈ってみましょう!」
●「この信心に励めば、一日一日が充実しますよ。今からでも遅くありません。一緒に頑張っていきましょう!」

【脳を元気に(12)】
●偶然、知り合いに出会ったら笑顔であいさつし、相手を褒めるところを一つ探し、褒めてあげましょう。「あら、その色よくお似合いね」と言うだけで、相手だけでなく、自分の脳も快感を感じて活性化されます。

【災害と文明 レベッカ・ソルニットさんに聞く そこには人々の利他的な本質が】
●災害時にはパニックが起き、犯罪や略奪が頻繁するだろうとよく言われます。それは人間の本質は自己中心的で、貪欲で、破壊的であり、凶暴であるという思い込みから来るものです。災害時に、統制が失われると、人々はモンスターのようになってしまうというのです。
 しかし、私が知っているのは、人々は多くの場合、災害時に美しい行動を取ったり、驚きの行動を取るということです。ハリケーンカトリーナが町を襲った直後、冠水したニューオリンズに人々は銃を携え、救援に向かいました。災害直後の町は非常に危険と考えたからです。しかし、武器は全く不要でした。被災した町では、それまでギャングや略奪者と呼ばれていた人々が老人や女性や赤ちゃんを助けるなど、人々の予想とは全く違った驚くべき行動をとっていたのです。
 また、ニューオリンズ南部は非常に人種差別の根強い地域ですが、災害を経て、アフリカ系アメリカ人と白人の間に驚くほどの共感、連帯、寛容が生まれていました。地獄のような状況下でもユートピアは同時に存在するのです。
●「9・11」の時も、真のヒーローは貿易センタービルから互いに助け合い、脱出した一般の人々でした。
●exalted(エグザルテッド=意気揚々とした、高揚した、喜びに満ちた、高貴な)という言葉をご存じでしょうか。胸の奥からこみ上げる、こうした感情はとても重要だと思います。
●私たちに今、必要なのは、「これが人間性である」「これが私の人生を満たしてくれる」と語ることのできる言葉です。
●「すべての人が意味を持つ社会をつくっていくために戦う。私たちは一人一人が重要とされる世界のために戦っている」