晴れ晴れと 我らの五月三日 新たな完勝の旗を打ち立てゆくのだ

2012年4月29日(日)更新:6
【池田名誉会長 桂冠詩人の世界】
 おお 我らの五月三日! 永遠に忘れ得ぬ 五月の三日よ!
 それは 恩師・戸田城聖先生が 会長になられた日である。 そして 師弟不二の境涯の上から 私が第三代として 立ち上がった日である。
 寒風の二月と三月を 乗り越え 桜の咲く四月を見つめつつ 遂に迎えた輝ける新緑の朝! 五月は一年で 最も晴れがましい季節だ。
 尊貴な光に包まれた 我らの五月三日よ! 光とは正義であり 闇とは邪悪である。
 光は闇を恐れない。 光を持つ人は 何も恐れない。 光は永遠に輝く勝利だ。
 闇に生きゆく人は 心も暗い。 創価とは あらゆる人々の心を 強く正しくする 勇気の光だ。
 闇は光を塞がんとする。 しかし 光は立ち止まらない。 創価とは 限りない希望の未来を 照らしゆく前進の光だ!
 師匠・戸田先生は わが胸中にあって 永遠の太陽の如く 光り輝いておられる。 その師に常随給仕の思いで 私は今日も 師と共戦するのだ! 師との誓いを果たすのだ!
 太陽と共に進めば 永遠に勝ち光っていける。 これこそが 最極の生命の軌道だからだ。
 人間には 立ち上がるべき時がある。 戦わねばならぬ 決定的な時が必ずある。 その「時」を逃さず 時に適う行動を起こすことだ。 そして必ず勝つことだ。 これが師弟の道であり 永遠不滅の仏法だ。 これに勝る名誉はない。
 我ら創価の友は いかなる試練に直面しても 常に原点の五月三日から 元初の太陽を心に燃やして 勝利へ出発するのだ。 目標と定めた 新たな五月の三日へ 完勝の旗を打ち立てゆくのだ。
 師弟不二の心で 広宣流布誓願に 徹し抜いていく時 生命の奥底から仏の力を 漲らせていけるのだ。 愛弟子が誓いを果たした時 師弟の誓願は成就するのだ。 これが日蓮仏法の極理である。
 我らの前には 友情と希望と栄光に満ちた 平和の大道が輝いている。 世界の知性も見つめている。  新たな五十年の 師弟勝利の回転は始まった。 さあ出発しよう!
 時は来た。 おお 晴れ晴れとした五月三日よ! 老いも若きも はち切れんばかりの生命力で 仏天に見守られながら 新しき戦いをお越しゆこう!
 おお 我らの五月三日よ! 五月三日の生命は 永遠に朗らかに 永遠に前進する! 永遠に勝利また勝利だ!
 共に呼吸を合わせて 進みゆけ! そして 人間革命の大讃歌を 高らかに歌いゆけ! おお 輝き光れ! 五月の三日よ 我らの五月三日よ! 
   〈「輝き光れ!我らの五月三日」より〉 (聖教新聞 2012-04-29)