「平和と人類の幸福への貢献を過去・現在・未来にわたり尊敬」

2012年5月10日(木)更新:1
【中国・貴州師範大学が池田大作名誉会長を「名誉教授」に】
●中国・貴州省に立つ教員養成の総合学府「貴州師範大学」から、池田名誉会長に「名誉教授」称号が贈られた。文化・教育事業を通じた恒久平和と人類の幸福への貢献、および、中日友好への傑出した功績を讃えたもの。授与式は8日、東京・八王子市の創価大学で行われ、伍鵬程学長一行が出席。代理の山本創大学長に証書が託された。また、名誉会長から伍学長に漢詩が贈られた。
 「池田先生が生涯にわたって、中日両国の人民を結ぶ友誼の心を築かれてきたことを実感します。甚深の啓発を受けました」
 新緑に包まれた「文学の池」の一帯に、白やピンクの小さな花々が薫る。その一角で、日差しを浴びて青々と茂る周桜を、伍学長は感慨深い面持ちで見上げた。
 伍学長が池田名誉会長の足跡を学ぶなかで、強く心を揺さぶられた事実があった。それは、中日友好への一貫した行動である。
 伍学長は述べている。「池田先生は、命を懸けて中日国交正常化に尽くされました。世界平和への信念と行動に、私は、心からの尊敬の念を抱くようになりました」
●伍学長は、名誉会長の思想哲学を探求するなかで確信を深めた。
 “池田先生は、わが大学が掲げている「包容」の精神の体現者である”と。
 「世界平和を目指すにあたって、異なる意見や思想をまとめる困難は並大抵ではありません。だからこそ、相互の尊重と調和を広げる池田先生の包容力を極めて重視します」
●「池田先生の“人間自身の意識変革”の理念は、貴州が抱える社会問題の解決において非常に重要です。私も、教育を通した人間性の向上こそが、現今の苦境を打開する鍵であると信じています」と伍学長は語る。
●この日も、一行を歓迎した創大生一人一人に歩み寄り、固い握手を交わした。
 「私たちは、皆さんとの交流を大事にしたい。共に、中日の友好を、そして人間の相互理解を推進していきましょう!」
     (聖教新聞 2012-05-09)