わが友に贈る・寸鉄 他

2012年5月12日(土)更新:3
【わが友に贈る】
 広布を陰で支える 役員の皆様に感謝を!
 「当たり前」と思っては 信心の世界ではない。
 真心には真心で応えよ! (聖教新聞 2012-05-12、以下同)

寸鉄
●会長は人類から「殺(さつ)の心」を除き精神の高みへ導く―博士(インド)。共和世紀の哲理
●きょう「国際看護師の日」 白樺の友の献身に感謝! 生命守る尊き薬王菩薩よ
●我々は仏法を弘める為にわざわざ苦難を選び生まれた―恩師。勝利の劇を
法華経「斯(こ)の人は世間に行じて能(よ)く衆生の闇を滅し」。青年よ 太陽の人たれ
ネット掲示板2ちゃんねる)の違法情報が過去最多。デマ・中傷は社会の害毒。断じて追放

創価大学で池田研究フォーラム 中国の研究者7人が講演 文学・教育・調和社会を考察】
●崔副所長は名誉会長が生命の尊厳を訴えている点を強調し、「人間の道徳的基盤を形成していく思想である」と語った。
●紀教授は、名誉会長が人間の内在的価値を重視している点に注目。調和社会と、万人の幸福な人生を実現する方途を示すと指摘した。
●「混迷と分断という時代相にあって、世界が池田先生の人間主義と生命尊厳の哲理を求めている証左だと考えます。今後、さらに広範な賛同を得ていくでしょう」(韋教授)

【「池田大作全集」115巻 チャンドラ博士、ナンダ博士との対談】
●対談集『東洋の哲学を語る』と『インドの精神――仏教とヒンズー教』が収録されている。
 前者は、仏教研究の大家でインド文化国際アカデミーのロケッシュ・チャンドラ理事長との対談。釈尊ミリンダ王、鳩摩羅什、天台、ガンジーら、東洋の思想的巨人をめぐり、語らいが進められる。
 後者は、国際法学者である世界法律家協会のベッド・P・ナンダ名誉会長との対談。仏教とヒンズー教の違いを超え、教育・人権・国連など多岐にわたる分野についての対話が展開される。
 「分断」から「融合」へ、「戦争」から「平和」へ――精神の大国を代表する知性と、世界的な仏法指導者との対話は、激動の現代社会に生きる人々へ、東洋哲学の智慧の光を贈るものとなろう。

【社説 きょう、看護の日 希望の光源と輝く“白樺”の友】
●19世紀半ば、クリミア戦争下の野戦病院にあって、彼女は、劣悪な環境をものともせず、傷病兵の看護に力を尽くす。昼夜を分かたず一人一人を励まし続ける姿に、兵士たちは“ナイチンゲールは何人もいるのでは”と思ったという。
 池田名誉会長はつづっている。「彼女が来る前は、病院には、愚痴や罵声や悪態が絶えなかった。それがいつしか、穏やかで清らかな空気が、みなぎるようになっていった」「ナイチンゲールは、戦争で荒んだ彼らの『心』まで蘇生させていったのである」と。

【新・人間革命 人材城 二十八】
熊本県出身の作家・徳冨蘆花は、冬の最中には「どこに春がこもっているとも見えぬ。しかし春は来る。必ず来る」と詠った。
●「嬉しいね。どんなに真心を込めて激励しても、その場限りで終わってしまえば、意味はありません。私の励ましを生かしてくださっている。そこに価値創造があります」

【きょうの発心 正義の対話で師弟勝利の歴史を】
御書 命限り有り惜む可からず遂に願う可きは仏国也 (富木入道殿御返事、955ページ、編387ページ)
通解 命は限りあるものである。これを惜しんではならない。ついに願うべきは仏国土である。
●不惜身命で「広布大願」に生き抜くことを教えられた御文です。
 中学3年生の時、わが家は財産の全てを失い、家族4人で路頭に迷うことに。そんな折、友人に誘われ、座談会に一人で参加し、「素直な心で信心すれば、幸せになれる」との一言に心を動かされ、1961年(昭和36年)に母と共に入会したのです。
 苦労ばかりの一家の宿命転換を――。その一心で唱題に励み、すがる思いで座談会や御書講義に臨みました。この御文に出あった時に目の覚めるような感動を覚え、以来、弘教にも挑戦。次々と折伏を実らせることができました。

【One World with Sensei -世界の機関紙・誌から- 人生の十字路から人間革命と再起への旅立ち 世界の前衛ギタリスト7人に選ばれる実証! アメリSGI ガリソン・フィーウェルさん アメリカ『WORLD TRIBUNE』紙から】
●自分の悪業の炎に焼き尽くされそうな思いを何度もしましたが、勝利のため、息子を守るために、必要ならなんでもやるのだと、唱題しました。
●毎朝、生命状態を上げ、きょうも一日希望を持ち、お金の業をどうにかして変えたいと、毎朝祈りました。
●私は、ともすれば自分の成功の評価や確認を外に求めがちで、その結果、音楽家あるいは教職の仕事で自分の価値を確認しようとして、結末は、音楽界と学術生活の厳しい現実に幻滅する羽目になるのでした。
●池田SGI会長の弟子として、自身の心の限界の壁を打破する決意をしました。
●池田会長は身をていして世界を回り、広宣流布のために何ものも惜しまず人を激励されている。それならば、自分はもっと強く戦い、悪業を打破し、人生を変えなければ、と。
●御本尊の前で自分の生命を開き切れたら、何かが起きるかも、と思いました。 私は、御本尊の前で、挑戦を決めました。すると思いがけなく、資金のめどが立ちました。今まで一緒にプレーしたこともないこんな有名なミュージシャンたちと、自分の初のレコーディングができたのです。
●状況にチャレンジし続けるなかで、私は、もう、自尊心のために教育者としての仕事やミュージシャンとしての成功に寄りかかるということはしない人間になっていました。
 同志には、どんな人にも、世界に貢献できる、その人ならではの価値ある何かが、内面に秘められているのだと、激励しています。
 私の音楽的、個人的な功徳は、この内面の変化を反映しています。
●85年、SGIの研修で訪日した時のこと。私は、私の支部のメンバーの弘教の決意と署名の寄せ書きのカードを持っていました。先生に手渡したかったのです。でも、先生が出席される会合では、私はいつも、先生から一番遠い席。あきらめずに祈り続けました。
 その時の会合も、遠い出口付近の席でした。心で唱題していました。入場された先生は、突然、後方へ向かい、私の前で歩みを止められたのです。
 私がカードを差し出すと、先生はそれを会場に向かって高くかざされました。
 「ベストを尽くします」と言う私をじっと見つめられる先生のまなざしは、“これは少しも不思議なことではありません。祈って不可能なことはないことを、あなたも知っておられるでしょう?”と語りかけているようでした。
●最近、フランスのル・ソン・デュ・グリズリ出版社から、世界の前衛ギタリスト・トップ7人に選ばれました。私の名が、こんな有名ミュージシャンのグループに入るとは想像もしませんでした。本当に名誉なこと、驚くべき実証です。
 おそらく私がこの体験から学んだ最大の教訓は、人生の十字路に立った時こそがまさに人間革命し、自分をもう一度変えられる絶好の機会だということです。私にとって、この軌跡は“従藍而青”の道だったのです。

【スタートライン 私を生んでくれてありがとう シンガーソングライター Metisさん】
●メティスが母への思いを込めてつくった「母賛歌」。この曲は動画サイトで200万回以上再生される隠れた名曲となって、多くの人々に励ましを送ってきた。
♪太陽よりずっと大きく
 あたたかい あなたの愛は
 こんな弱い弱い私に
 「世界一強い子」だと誇ってくれました。
 母よ 母よ 感謝してます
 寛大なる私の母よ 響け賛歌 大地の如く
 励ましてくれてありがとう (「母賛歌」より)
●“苦しい中でも「楽しみを見つける」。これが私の生きる道。”
♪涙を忘れていませんか?
 大事な事から逃げてませんか?
 自分に嘘をついてませんか?
 諦める事に慣れ過ぎてませんか?
 泣きたければ 泣けばいい
 叫びたければ 叫べばいい
 それでいいんだよ…君でいいんだよ…
 全ていいんだよ…きっといいんだよ…
 明日は明日の風が吹く (「人間失格」より)
●この曲が世に出たのは昨年3月。その数日後、多くの尊き命を奪った東日本大震災が起こった。後にこの曲は、一見ネガティブに思えるタイトルの裏側に込められた「生きることへの誠実な眼差し」が、人々を鎮魂する歌だとして聴かれるようになった。
●つらいことがあっても無邪気にお菓子を取り合う子どもたちを見た時、子どもは笑顔で、大人に元気と勇気を送ってくれているんだって感動しました。
●「どうしても悲しい時、それでも歌って笑顔になれる曲をつくりたい」――そんなメティスの思いから生まれた曲に、子どもたちの明るいコーラスが加わって、一つの楽曲が誕生した。
♪昇る 昇る 太陽が昇る
 丸い地球 手と手つないで
 おはよう おはよう 笑顔がいっぱい
 今日より明日はもっと笑って
 歩いて行こう 歩いて行こう
 青空の下 みんな一緒に
 青空の下 みんな元気で (「太陽 みんなを照らせ」より)
●ライブで各地に行って、みんなの心の叫びを聞きながら、正直、何かを諦めている人もいると感じます。私だって全然弱い。でも、被災地の若い人は強いなと思った。這いつくばってでも諦めずに前を向いていく思いを共有したい。それが、自分を生んでくれた親、苦しい時にすくい上げてくれた人々への恩返しになると信じています。
♪誰の上にも 歩き始めるために桜は咲くのさ
 全てに意味があることのように
 君に桜は咲くのさ
 カバンはいらない 古い荷物は捨てなさい
 まだ今始まったから 道は長い
 あるとき春が訪れるとき
 あなたたちから始める時代 (「梅は咲いたか 桜はまだかいな」より)