韓日友好と平和への尽力に敬意―道知事

2012年5月15日(火)更新:1
【韓国・歴史と文化薫る忠清南道 池田大作SGI会長に顕彰牌】
●韓国の広域行政区域である忠清南道から、池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に「顕彰牌」が贈られた。正しい歴史観に基づき、長年にわたり韓日両国の友好を促進してきた功績を讃えるもの。授与式は5月2日、公州市の百済体育館で挙行された。
 韓国の中西部に位置する忠清南道
 行政区域は8市・8郡からなり、人口は約211万人。大田広域市内に道庁を構え、農業や製造業が盛んな地域である。また、仏教などの多くの文化を日本に伝えた古代国家・百済(ペクチェ)の古都(公州市や扶余郡)があることでも知られている。
 さらに、「韓国のジャンヌ・ダルク」と呼ばれる民族解放運動の闘士・柳寛順の出身地である天安市もある。
 忠南方面(金程中方面長)のSGIメンバーは、一人一人が良き市民として、青少年教育の充実に向けた「良書贈呈運動」や、駅や公園、河川敷などを掃除する「国土大清掃運動」等を行っている。
 2007年、道内の西海岸で発生したタンカー原油流出事故の際には、復旧活動に率先して奔走した。こうした地域貢献は高く評価されている。
 市民の範を示す姿に触れた人々は、こうしたSGIメンバーの行動の根本に、池田SGI会長の哲学と行動があることに着目する。
 その一人が、障がい者支援に取り組む「忠清南道障碍人協会」の李健徽会長。障がい者の社会復帰・生活支援のために尽力するSGIメンバーの姿を通して、SGI会長の人間主義の思想に深く共感し、今回の「顕彰牌」の授与を推挙した。
●顕彰牌には、次のような言葉が記されている。
 「貴殿は、生命尊厳の思想を基調に、韓半島の平和と正しい韓日の歴史観の確立に率先されました。
 さらに、良き国民・良き市民として役割を果たすというSGIの思想のままに、惜しまず社会貢献活動への支援をされました。
 世界平和のための多大な功労を讃え、顕彰牌を授与します」
 授与の喜びを安道知事は次のように語る。
 「これまで、多角的かつ長期にわたって、わが忠清南道の発展のために尽くし抜いてくださったSGIの皆さまへの感謝の思いでいっぱいです」
 「国境やイデオロギーを超越して世界平和・教育運動を実践し、韓日両国の友好増進に努力される池田SGI会長に心からの敬意を込め、この栄誉をお贈りします」  (聖教新聞 2012-05-15)