職場は自らの『人間革命』の道場でもある

2012年5月15日(火)更新:4
【名字の言】
 信仰は、癒やしや気休めの手段ではない。人生を自らの力で開くためのエンジンだ。社会部の大会で、「信心即仕事」の挑戦を語った3人の青年に、勇気をもらった
 総合商社の不動産管理部門で働く男子部員。度重なる先輩の激励で発心した彼は、営業成績で3年連続、日本一に。「お客さまに喜んでもらう」ことに徹すれば、利益は後からついてくる、との確信を語った
 女子部の友は「今いる場所が自身の広宣流布の舞台と決め、仕事も一歩も引かず、誠実な振る舞いを心がけました」と。髪や皮膚のケア商品を取り扱う通信販売会社に勤め、管理職の育成を担当している
 大手メーカーに勤める男子部員。セキュリティー機器の開発部門に所属し、中国工場の生産ラインの立て直しも。「世界で活躍できる人材になれるよう、挑戦の日々を」と力強かった
 最近の若者は「草食系」とも「内向き思考」とも評される。成長なき停滞社会の反映だろうが、元来、青年は伸びようとする存在だ。夢に向かって走るためのエンジンを手にしたならば、その可能性は無限に広がる。池田名誉会長は「職場は自らの『人間革命』の道場でもある」と。使命の舞台で勝とうと誓い、奮闘する青年たちにエールを送りたい。 (聖教新聞 2012-05-15)