わが友に贈る・寸鉄 他

2012年5月14日(月)更新:5
【わが友に贈る】
 会合に集い来た友を 仏のごとく迎えよ!
 リーダーの感謝の心が 歓喜と前進の源だ。
 仲良き創価家族、万歳! (聖教新聞 2012-05-15、以下同)

寸鉄
●学会員は「人生の主役」として未来を開拓―博士(ベルギー)。感動広げる人間革命の劇
●沖縄の「本土復帰」40年。平和の島から“命こそ宝”の生命哲学を時代精神
●きょう福島県婦人部の日 皆様こそ福光の太陽。母の祈りに功徳は無量無辺
●国連の「国際家族デー」。幸福の基盤は家庭にあり 「一家和楽の信心」で前進
●人材育成の鍵は「共に」実践すること。自身の成長が後輩への最良の手本

【きょう沖縄の本土復帰40年 核も、基地もない平和で豊かな社会を 琉球大学名誉教授 東江康治氏】
●核も、基地もない、平和で豊かな沖縄になってこそ本土復帰である――それが、沖縄の人びとの思いであり、また、伸一の信念であった (小説『新・人間革命』)
●戦争は二度と絶対に起こさない。戦争で得られるものは何もない――これが人類共通の認識となり、共に手を取り合い、助け合って繁栄していくのが、これからの時代です。このことを万人が理解すれば、基地は要らない。
 私は、そういう時代が来ることを願っていますし、時代は、その方向に動いていると思います。

【女子部時代に教学の土台を 御書大学校】
●「信心の二字」で自身の仏性を開きながら、縁する全ての人々の生命を守り、根源から蘇生させゆく一人一人に

【池田華陽会 御書30編に学ぶ 一生成仏抄(5)名誉会長の講義から】
●時に随って移り動いてしまう凡夫の弱き心を「師」としてはならない。どこまでも、自身の心を正しく導く「師」が必要となるのです。「師」とは法であり、仏説です。釈尊自身、自ら悟った法について「法を師として生き抜く」ことを誓い、生涯、その誓願を貫き通したことを誇りとしている。それが、釈尊が弟子への遺言として強調した「法を依り処とせよ」との生き方にほかならない。
 この釈尊の心を忘れたのが、大聖人御在世の諸宗の僧たちです。自分の心を中心にして、経を忘れ、法華経を誹謗し、増上慢と堕してしまった。
 これに対して、大聖人御自身は、どこまでも、法華経の根幹であり、諸仏の根源の法である妙法蓮華経こそが「心の師」であることを教えられた。その修行が唱題です。(中略)
 どんなに大変な事態でも、信心が揺るがなければ必ずや打開することができる。
 信心とは、弱い自分自身の心との戦いである。その戦いを勝ち越えていくためには、自分の弱い心に左右されるのではなく、ただ法華経を根幹として生きていくべきであると教えられています。 (『一生成仏抄講義』第6回)

【理解を深めよう 因果倶時
●全てのものには、「因果」すなわち原因と結果があります。仏道修行においては、修行が「原因」、修行によって得られる成仏が「結果」です。
 法華経以前の爾前経では、修行を繰り返して何度も生まれ変わりながら成仏を目指すのが通常の成仏観でした。原因と結果、それぞれの時点が別々なので、これは「因果異時(いんがいじ)」です。
 それに対して、法華経は「因果倶時(いんがぐじ)」――原因も結果も、同時に自身の生命に納まっていると説きます。
 「因果倶時」の要諦は、“確信と決意の祈り”です。悩みにぶつかったとき、“必ず乗り越えてみせる!”と決意し、真剣な祈りを開始する。その瞬間、宿命が使命に変わります。そして、悩みに押しつぶされそうな自分が、悩みを悠々と見下ろす自分に変わるのです。この功徳が目に見える変化として現れるまでの時間は異なります。しかし、祈り抜いたその時に、自身の生命そのものが変化していることは間違いありません。
 “絶対に叶う!必ず勝つ!”と確信して祈り、挑戦する時、生命の次元ではすでに勝利しているのです。この心こそ、絶対の幸福境涯であり、妙法根本に悩みに立ち向かった瞬間に、この境涯を得る――これが「因果倶時」の仏法なのです。

創価大学 経営学部 一流に触れ一流を目指す 国際社会の最前線で学ぶGP(グローバルプログラム)】
創立者の池田名誉会長は綴っている。“青年には「一流」に触れさせたい。一流を見ていれば、二流・三流はすぐわかる。一流の人物と接する。一流の書物に親しむ。そこに、一流の人格も磨かれる”と。

*GPの最大の特徴は何ですか。
●普通では訪れることも話を聞くこともできないような国連機関や大企業、NGO(非政府組織)、教育機関で直接、講義を受けられることです。講師は世界一流の方々ばかり。
●短期間で数十ヵ所もの国際機関を訪れ、専門家・企業人に直接、講義を受けるプログラムは、日本の大学では創大以外にはないでしょう。
 例えば、スイスの国連欧州本部では、議事堂などを歩き、議員でにぎわうカフェテリアで昼食をとる。その後、国連広報局や国連開発計画(UNDP)の担当者から講義を受け、質疑応答を行う――学生の立場で、こんなことができるのです。GP出身者は海外大学院などを経て活躍の舞台を世界に広げています。
 2010年には、ノーベル経済学賞受賞者のアマルティア・セン博士らの協力で設立された「人間主義経営ネットワーク」を訪れ、貴重な講義を受けました。今夏は、国連ウィーン本部などを訪問。また、CSR研究の世界的権威であるアンドレ・ハビシュ博士から講義を受ける予定です。

【ぬくもりを届けたい 「5・3」に個人会館をオープン 感激の“勝利宣言” 下町風情の商店街で人気家庭料理店を経営】
●苦境の支えとなったのは、同志の姿。自身の悩みを笑い飛ばすように再起への決意を語る人。弱気な心を叱咤してくれる先輩たち。
 最も苦しい時ほど、信仰の力を大きく実感するチャンス――同志が口々に語る体験に、心が定まった。
●苦しい時も、うれしい時も共に歩んだ同志たち。石川さんは、これこそ、かつて求めていた「ぬくもり」だと思った。