わが友に贈る・寸鉄 他

2012年5月17日(木)更新:4
【わが友に贈る】
 楽しく話せる。 安心して聞ける。
 和やかな語らいには 発展のリズムがある。
 座談の花を咲かせよう!  (聖教新聞 2012-05-16、以下同)

寸鉄
●本部「創価文化センター」が定礎式。平和と友好の大城着々と! 我らも前進
●物種(ものたね)と申すもの一なれども植えぬれば多くとなり―御書。地道な語らいを
●信心は、義務ではない。幸福になる為の権利だ! 動いた分だけ境涯は拡大
●言葉の力は人々を善へと変革できる―詩人(デンマーク)。友を思う一言も深き祈りから
●4人に1人が睡眠障害に悩み―調査。生活リズム整えよ。健康は勝利の基

【東欧に人間革命の春が来た 心一つに第1回青年研修会 センセイと共に歴史を開く喜び 私は立ち上がる!何があっても】
スロベニアのベロニカ・ポトツニックさんは12年前に入会。社会主義体制の下で育った彼女は、指導者への不信をぬぐえずにいた。
 だが、池田SGI創価学会インタナショナル)会長は違った。手紙を出すと、真心の激励がすぐさま返ってくる。SGI会長の指導を読みたいが、母国語の教材はほとんどない。英語の勉強を開始。センセイを深く知るようになった。
 センセイに会いたいとの思いが募る。日本でのSGI研修の話に、即座に応募。だが、東欧の多くの青年と同じように、収入は少ない。旅費の工面に、仕事を三つに増やす。朝3時に起床し、1時間唱題し、仕事へ。活動にも、全力投球。なかなか飛行機代までは届かない。
 見かねた母は、日本へ行くな、信心をやめなさいと言う。
 「お母さん、見ていて。きっと結果を出すから」
 友人から電話が。
 「ベロニカ、何が起きたと思う?私の上司が、東京行きの飛行機のチケットをくれたけれど、私、都合が悪くていけないの。あなたにあげるわ」
 以来、母は、娘がどこへ行くにも、応援してくれるようになった。
 訪日。センセイと出会えた。どこまでも師と共に信心を貫こうとの決意を新たにした。
●「素晴らしい研修会に、センセイの心を感じます。一瞬一瞬、センセイと一緒にいることを感じました」(ポーランド
●池田SGI会長が東欧を初訪問したのは、1964年。チェコスロバキア(当時)とハンガリーであった。その後、ブルガリアのソフィア大学、ルーマニアブカレスト大学で記念講演を行った。SGI会長が創立した民音の招聘で、ポーランド国立アゾフシェ舞踊団が日本で公演した。
 それらは、思想・信教の自由が厳しく制限され、まだメンバーのいない社会主義体制のもとでのこと。
 固く凍結した東欧の大地に植えられた人間主義の種子は、長い冬を越えて、春を待った。そして自由化の到来とともに、力強く芽吹き始めた。
●「本当によかった!」「一緒に頑張ろう!」一つ一つの体験や報告に、高鳴る共感の拍手。東欧家族の温かさが会場を包んだ。

【声 音楽隊の薫陶で人生の基盤築く】
●幼い時に「自閉症」と診断された長男が、昨年、宮城県音楽隊に入隊しました。大きな壁もありましたが、一歩一歩、成長していく子どもの姿に何度励まされたか分かりません。
 中学校では、自分の意志で普通学級に通い、他の生徒と同じように部活動と勉強に頑張っています。

【声 壮年部の有志が「巻頭言」を朗読】
●今では恒例となった座談会での壮年部の有志による「大白蓮華」の巻頭言朗読は、地区の皆さんが楽しみにしています。
 池田先生の指針を朗々と読み上げる皆さんの姿は、“素晴らしい”の一言です。

【社説 生命力と智慧で健康第一の生活】
●池田名誉会長は語っている。
 「『健康』も『幸福』も『智慧』が必要なのです。(中略)妙法を根本とした生活は、暑さにも負けない『生命力』を与えてくれるのは事実です。そして『生命力』には『智慧』が含まれている。賢明に生きることです。名パイロットのごとく、自分で自分の体調をうまく操縦しながら、“毎日が快調”の生活を送っていきたい」と。
 朝晩の勤行、そして学会活動で生命力と智慧を発揮し、健康第一の日々を送っていこう。

【きょうの発心 悔いなき拡大の日々を】
御書  一生空しく過して万歳悔ゆること勿れ(富木殿御書、970ページ・編797ページ)
通解  一生空しく過ごして万歳に悔いることがあってはならない。  
●寸暇を惜しんで仏法を学び、邪法を破折するなど、悔いのない一生を送るよう教えられています。
●「平和こそ人類の願望である。あとは、諸君、この道をしっかり頼む」
●「宿命のおかげで、信心に奮起し戦える」

【歌いたい!あなたの笑顔のために ジャズシンガーとして30年 信心で“心”を磨いてこそ伝わる】
●「私は、“黒いカラスのような”歌を歌えればいいんです」
 哀愁漂う歌が好きだった野田さんは、先輩に尋ねられ、投げやり混じりにつぶやいた。
 「それでいいじゃない。だけどね、生命が輝いていないと、人に伝わる歌は歌えない。心は常に磨き続けていかないといけないの。この信心はね、決められた宿命を変えていけるのよ」
●有名な芸術部の先輩たちの真剣なまなざしに驚いた。汗だくになりながら、チラシを配り、会場のセッティングをしている。
 「みんなね、来てくれる人に喜んでもらいたいのよ」
“あの人より、うまくなりたい”。ただ、そう思っていただけの自分が恥ずかしかった。
●「歌っていると、聴いてくれる人がふと、笑顔になってくれる時があるんです。私は、この瞬間のために、歌い続けてきたんだって」

【半生を岩絵の具に託して 日本画院展に5回目の入選】
日本画の主な顔料として用いられる「岩絵の具」。それを7回、8回と塗り重ねて生まれる色や質感が、見る人の心を和ませる。技術に加え、絵に深みを与えるのは、他ならぬ自身の半生だ。