勇気の魂を君に託す まっすぐに悔いなき人生を歩め

2012年5月21日(月)更新:1
【晴れ晴れと三代城 北海道で新時代第58回本部幹部会 全国婦人部幹部会・池田華陽会 誓春大会・北海道総会】
●ここから新しき叙事詩が始まる!
●快晴の空にはためく三色旗。
 新緑に映える桜が同志を歓迎する。
 春真っ盛りの北海道で開かれた本部幹部会。名誉会長の長編詩「愛する北海天地」の朗読が始まった。
 「私は 北海道の天地に行くと 心がすがすがしく 広々とする 私は 北海道が たまらなく好きだ」
 青年の凜たる声が会場に響く。弟子を思う師の慈愛が胸に迫る。
 続いては「厚田村」の歌の大合唱。
 恩師・戸田第2代会長の故郷を偲び、婦人部・北海道すずらん合唱団、女子部・北海道エルム合唱団、少年少女部・北海道きら星合唱団が心を込めて歌い上げる。
 会場には、友の永遠のスローガン「世界のあこがれ 北海道の誇り」の横断幕が。
 北海道の誇り――それは、恩師と不二の心で、名誉会長が同志と共に築いた「民衆の幸福城」である。 (聖教新聞 2012-05-21、以下も)

【名誉会長のメッセージ】 
〈苦楽を分け合い〉
●きょうは、心からの感謝を込めて、小説『新・人間革命』の連載について、ご報告いたします。
 現在、九州・熊本の同志との忘れ得ぬ歴史を綴る「人材城」の章には、おかげさまで、たくさんの声を寄せていただいております。
 この「人材城」の章をもって、わが東北の友に捧げる「福光」の章から始まった第25巻が完結します。
 そして、引き続き、来月の半ばからは、第26巻の連載を開始する予定です。
 その第1章のタイトルは、「厚田」――(大拍手)。
 愛する北海天地が舞台であります。
 昭和52年(1977年)の秋10月、「生死不二の永遠の都」たる厚田の戸田記念墓地公園の開園を中心に描いていきます。
 けなげな北海道の友と苦楽を分かち合いながら、戦い、そして、すべてに勝ってきた「今生人界の思出」(御書467ページ)は、幾重にも尽きることはありません。
 あの小樽問答や、札幌の夏季折伏、夕張炭労事件など、これまで私の北海道への訪問は51回を数えますが、今回の「厚田」の章の執筆は、まさしく52回目の北海道訪問であるとの思いで、全道の皆さん方と心で対話をしながら、進めていく決心です。
 私は、ますます元気で、万年の未来へ向かって、「師弟の勝利の叙事詩」を、書いて書いて、書き残していきますから、全国、全世界の同志の皆さん、どうか、楽しみにしていてください(大拍手)。

〈弾ける題目を!〉
●戸田先生は、故郷(ふるさと)の北海道の婦人部に対して、「弾けるような題目をあげ、どんな障魔も、信心で吹き飛ばしていきなさい」と励まされました。
 この母たちの強盛なる祈りを力として、創価家族は未来永遠に、いかなる苦難も乗り越え、勝ち越えていくのであります。
●35年前、厚田の墓園の開園に際して、私は、大河小説『永遠の都』の一節を申し上げました。
 それは、「常に断崖の淵を歩いてきた人間にとって、最大の緊急事態も、いわば日常茶飯の出来事にすぎません」(ホール・ケイン著、新庄哲夫訳、潮出版社)と。
 それが、創価の三代の師弟の覚悟であります。
 広宣流布の大願のためには、何も恐れず、北風に向かい、怒涛に向かって、まっしぐらに前進する――この勇気を、わが不二の青年に託して、私のメッセージといたします。
 健康第一で、悔いのない、大勝利の人生を歩み抜いていきましょう!(大拍手)
      (聖教新聞 2012-05-21)