平和への尊い献身に感銘 偉人たちの功績に学べ―許南植市長

2012年5月28日(月)更新:2
【韓国でガンジー・キング・イケダ展】
●非暴力の精神を啓発する「ガンジー・キング・イケダ――平和建設の遺産」展が9日から20日まで、釜山広域市の国立釜慶大学で開催された(主催=米モアハウス大学キング国際チャペル、後援=釜山広域市、KBS釜山放送総局、釜山文化放送、KNN、聯合ニュース、釜山日報、国際新聞、国際ペンクラブ韓国本部、韓国記者協会、国立釜慶大学、韓国SGI〈創価学会インタナショナル〉)。晴れの開幕式(9日)には、多数の来賓、市民が出席した。
 インド独立の父マハトマ・ガンジーアメリ公民権運動の闘士キング博士、そして池田SGI会長という3人の平和闘争の足跡をたどる“ガンジー・キング・イケダ”展。
 国立釜慶大学が立つ韓国第2の都市・釜山広域市の南区は、6つの大学をはじめ、多くの教育機関が集中する文教地域である。
 区内には「国連記念公園」があり、園内の墓地には朝鮮戦争(韓国動乱)で犠牲になった各国の兵士が埋葬されている。
 国連が管理する唯一の墓地のある同公園は「国連平和文化特区」に指定され、後世に生命の尊さを伝える。
 また、かつて釜山は、日本軍の侵略に苦しめられた地であり、“人権の尊重”“非暴力の心”を発信する同展の開催は、各界から高い注目を集めた。
 開幕式では、釜山広域市の許南植市長の祝辞を、白雲鉉政務副市長が代読。2008年に同市の名誉市民に迎えたSGI会長の思想と行動を讃え、「平和への尊い献身」という共通の道を歩んできた3人の偉人の生涯と功績を紹介する展示を通して、平和を希求する心を養ってほしいと望んだ。
●「池田博士は、平和と地球を守り、民族紛争の解決と核兵器の廃絶のために尽力してきた世界的指導者である」 (国立釜慶大学 朴孟彦総長)
●「3人の指導者の精神に学べば、社会が抱えるさまざまな課題を平和的に解決できると確信します」 (建陽大学のキムヒス総長)
●「世界的な平和運動の偉業を認識できる。未来を生きる人々の教訓となる貴重な展示」 (国際新聞のチャンピョンユン論説室長)
●「非暴力という方法で平和を訴えた3人のメッセージを多くの市民が胸に刻み、それぞれの立場で平和への活動を実践してほしい」 (釜山広域市南区議会のコンミョンヒョン議長)
●「平和と人権の先駆者である池田博士を深く知ることのできる貴重な機会です。3人の精神に共鳴し、ペンの力で非暴力平和運動を貫いていきたい」 (国際ペンクラブ韓国本部のイギルォン理事長)
●「池田会長が望む世界平和建設を、より具体的に進歩させる展示である。世界に開かれた港湾都市・釜山の地で、展示に脈打つ平和の心を未来を担う青年が受け継いでいくことを期待します」 (昌原大学のイスオ前総長)
●「人種と宗教理念を超越して平和のために立ち上がった3人の先覚者の行動とメッセージは国境を越えます」 (トヨンポク駐釜山エルサルバドル名誉領事)
      (聖教新聞 2012-05-28)