偏見や差異を超えて全人類の心を結べ

2012年5月29日(火)更新:3
【わが友に贈る】
 大勢の会合だけでは 伝わらないこともある。
 リーダーは時間を見つけ 一対一の語らいを。
 納得こそ前進の力だ! (聖教新聞 2012-05-29、以下同)

寸鉄
SGI会長の写真に平和への強い情熱を感ずる―写真家(キャパ) 不戦の世紀を人類は待望
●「力あらば一文一句なりとも」御書。沈黙するな。随力弘通の対話の達人に
●幹部(リーダー)は陰の人を大切に。広宣流布への尊き地道な労苦を讃える組織は発展
●気温の上昇と共に食中毒が増加。食品の加熱、手洗いの励行等で賢く予防
●世界の若者失業者7千万超―予測。公明よ斬新な対策を日本から発信せよ

アメリ創価大学で第8回卒業式 文化人類学者ヤーマン博士ら1100人が出席】
●会場を出ると、式典の直前に降り始めた雨も上がり、厚い雲を突き抜け、陽光が差していた。
 それは、どんな苦難にも決してあきらめず、道なき道を切り開いてきた卒業生の新たな勝利劇の幕開けのようだった。
●「友人が一番大変な時に応えてこそ、真の友情である」
●つらいときほど、SUAの本当の意味を知っていくことになると信じています。
●皆さんの「冬」は、必ず「春」となることを信じています。
●SUAでの時間や体験に少しも影響を受けなかった人は、誰一人としていないでしょう。私たちのきょうという日は特別な日です。10年、20年、30年と歳月が過ぎてこの日を振り返る時、本当の意味を知ることができるのです。
●「必ず勝てるよ」
●貧困問題の分野で世界平和に貢献したいと、夢を見つけることができました。
●私たちがすべきことは、自身の、さらには周りの人たちの苦しみを取り除くことなのです。それが牧口常三郎氏が言われたことではないでしょうか。
 真の「前進」とは、側にいる人たちと共に開始してこそ達成できるものなのです。そして自身が幸福になることにより、また、なりたかった自分になっていくことにより、支えてくれた方々に応えることができると私は思います。
●「教育は人間の最高の宝 徹して学び抜いた人が 究極の勝利者なり」
●「行動なき感謝は、感傷でしかない/感謝こそが/力を生み/自己研鑽を可能にし/悔いなき人生の原動力となる/多くの人の計り知れない支えに感謝し/その想いを行動に移しながら/私は人生の偉大なドラマを創りあげてゆく」

【祈りこそ一切勝利の原動力! 6月度 男子部「御書活動者会」研鑽のために 一念が変われば自分が変わる】
●全ての人が具えている仏性を妙法蓮華経と名づけるのである。それゆえ、一遍この妙法蓮華経を唱えるならば、全ての人の仏性が皆呼ばれて、ここに集まる時、自身の法報応の三身ともに引かれて顕れ出る。これを成仏というのである。
 例えば、籠の中にいる鳥が鳴く時、空を飛ぶ多くの鳥が同時に集まる。これを見て、籠の中の鳥も出ようとするようなものである。 (聖愚問答抄、498ページ、通解)
●「生を受けた以上、死は避けられないにもかかわらず、この事実に誰も真剣に向き合おうとしない」――こう嘆く愚人の前に、律宗念仏宗真言宗禅宗の主張を説く者が訪ね、自宗の信仰を勧めるが、本当の満足は得られない。その後、法華経を行じる聖人と出会い、法華経こそ全ての人に成仏の道を開く最高の真実の経典であることを知る。
●私たちが唱える題目に、どれほど偉大な功徳があるか。
 一遍一遍の唱題に深き祈りを込めた時、どれほどの功力が現れるのか。
●「一遍 此の首題を唱へ奉れば一切衆生の仏性が皆よばれてここに集まる」とある通り、名前を呼ぶと呼ばれた人が集まってくるように、唱題によって一切衆生の仏性が呼び現される
●「法身」――仏が悟った真理そのもの。
 「報身」――真理を悟る仏の智慧
 「応身」――衆生を導くため種々に現れた仏の姿、また仏の慈悲の姿。
 要するに、題目を一遍でも唱えれば、真理と豊かな智慧、そして慈悲を具えた完全な仏の生命が呼び現される
●成仏とは、人間から離れた特別な存在に「成る」のではない。もともとわが身に具わる仏の生命を、今いる場所で、凡夫のありのままの姿で「開く」ことである。
●ここで、「籠の中の鳥」とは、苦悩にとらわれた私たちの境涯を示している。
 「鳥が鳴く」とは、私たちが唱題すること。また、「空を飛ぶ鳥が集まってくる」とは、それによって、あらゆる衆生の仏性が呼び覚まされることを表している。
 そして、「籠の鳥が外に出ようとする」のは、私たちの仏界が現れ出ようとすることを示しているのである。
 妙法の祈りは偉大である。私たちが題目を唱えれば、その声は全宇宙に響きわたり、あらゆる衆生の仏性を呼び覚ます。唱題には、周囲の人々の生命をも変えていく強い力があるのである。
 これは日々の学会活動や人間関係にも当てはまる。私たちの周りには、対話をしても理解してくれない人や、反発する人さえいる。
 しかし、祈りを根本に行動していくならば、そうした人々の仏性をも呼び覚ましていくことができる。いわば、周囲の人との関係を、自他共の成長をもたらすダイナミックなものへと転換していくことができるのだ。
●「梵王・帝釈の仏性はよばれて我等を守り給ふ」(御書557ページ)と、妙法の題目を唱えれば、必ず諸天善神が呼ばれて私たちを守護すると教えられている。強盛な祈りに立つことで、自身が縁する人々を、仏法の実践者を守り助ける諸天善神へと変えていけるのである。
●「祈りとは本来、『誓願』である。『必ずこうする』という誓いであり、明確な目標に挑み立つ宣言である」
●「各各師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ」(御書1190ページ)
●「水のごとく」に誓願の祈りを

【全ての人が広布推進の主役! 各地の副役職者の活躍 婦人部のページ】
●「困っている人がいると放っておけない性分で……。親身になって相談に乗り、わが身を顧みず応援していこうとする行動力も、学会活動を通して培われてきたものだと思います」
●こちらから話すより先に、まずは真剣に相手の話に耳を傾ける
●「日程などの連絡だけに終わらず、相手と心を開いて対話できるよう、生活にまつわることや趣味の話題など、会話を弾ませる工夫を凝らしています」

【聖教拡大に挑む “挨拶”で人間関係広げる】
●「あなたが勧めてくれるのなら」と、一人の友人が快諾。
●“大切な友達に無理を言ったみたいで、申し訳ないなあ”と感じた。
 ありのままの気持ちを伝えたところ、先輩は「そのお友達は、あなたが対話したからこそ聖教新聞を読み、仏法と縁することができるのよ。あなたにしかできない、広布の使命を立派に果たしたのね」とたたえてくれた。
 “そうか、私は彼女の前にある幸福の扉を一つ、開いたんだ。よし、次も頑張ろう!”

【性格は長寿に影響する 行動パターンをまねしよう】
●外向性が高い人とは“ストレス発散が上手な人”
●誠実性が高い人とは、物事をきちんとしている人のことであり、だらしのない「ルーズ」とは反対の性格です。
●「自分はやればできる」という自信があることで、精神的な健康も維持しています。何事も「できない」と思うとできないでしょう。
●つまり、誠実性が高い人とは、自律心が強く、自己鍛錬や自己修練ができる人といえます。
●開放性が高い人とは、好奇心が旺盛な人。これまでの考え方に縛られず、新たな考え方を受け入れられる柔軟な性格の持ち主です。
●自分は外向性・誠実性・開放性が高いと思えない場合でも、がっかりする必要はありません。性格を変えるのは難しくても、そのような周りの人の「行動」を見習えばよいのです。

【大晩年の底力】
●彼女はさらりと、こうも言ったのです。
 「私、この間、葬儀場を見学してきましたのよ。きれいで明るい所でしたので、安心しました」
 「言葉を失う」とはこの瞬間のことです。
 一日一日を楽しみながらも、忘れてはならないことを胸に秘めて生きている。その強靭な精神力に学ぶものがありました。
 未来のことは未来のこととして考えながらも、決して、泣き言は言わない。今日一日のおしゃれを楽しみ、夢を語り、おいしい料理に舌鼓を打つ。これぞ大晩年に咲く“大輪の花”ですね。

【暮らしの知恵袋 脳を元気に(14)自分から笑顔のあいさつ】
●脳は刺激が大好きですが、人間同士のコミュニケーションから得る刺激ほど、脳が喜ぶものはありません。
●高齢者施設では、自らあいさつをする人ほど認知症の発症率が低いといわれています。
 あいさつをする時には、笑顔も忘れないようにしたいもの。こちらが笑顔で話し掛ければ、相手も笑顔で応えてくれます。
 毎朝、元気なあいさつで“コミュニケーションの達人”になり、脳を若返らせてみてはいかがでしょうか。