わが友に贈る・寸鉄 他

2012年6月3日(日)更新:2
【わが友に贈る】
 さあ今日も前進! 日々精進の信心だ。
 「いよいよ」の心で ここから、今から 行動を開始しよう! (聖教新聞 2012-06-03、以下同)

寸鉄
●総合文化センターを建設 音楽隊・鼓笛隊よ心技錬磨し希望の空へ羽ばたけ
●「学会員は日本を救う尊貴な方々だ」恩師。地涌の使命を自覚し勇敢に語れ
●釈迦・多宝・十方の仏来集して我が身に入り−御書 強き信心で全てを味方に
●全幹部(リーダー)が広布の最前線へ 変革の智慧は現場に。支部地区の発展が勝利の鍵
●震災時、沿岸の学校の半数で児童が帰宅困難に 万一に備え対策を急げ!

【名字の言】
●よき出会いは、人と人を結び、心を磨き、互いの人生を輝かせていく。そんな出会いを、いくつ重ねられるか――ここに人生のロマンがある。

【ヤング男子部発祥の地 神奈川で若獅子講義】
●拡大の突破口を
●今こそ若き熱と力で時代変革を
●何があっても師と共に、強き信心を貫く人生の大道を

【世界の知性は語る モンゴル国家功労教師 Ch.ビリグサイハン 「ことばの結晶」で人類を照らす モンゴルに薫る風 SGI会長の著作を読んで(3)】
〈庶民の苦労に根ざした理想〉
●人生の流れや運命により、人は故郷を離れ、各地へと赴く。その活動が人類にとって欠かせないものであれば、その人は「世界の人物」に選ばれよう。日本の啓発家・教育者・平和運動家・宗教指導者・詩人の池田大作氏は、その努力と作品によって世界に名が知られ、実際に「世界の人物」となった一人である。
●時――
 色もなく 香りもなく
 形もなく 音もなく
 連続にして
 無限に通過しながら
 位置する時――
 ……
 彼は 何者なのか――
 時は
 絶対の支配者といってよい (「時」)
●ごくふつうの庶民の世界を、わがこととして理解できる――自身も庶民の暮らしの中で、同じ苦労を体験しつつも、偉大な理想の頂上へと達した人は皆、そうした実感を持っているに違いない。
 池田氏は1928年、東京の一般的な家庭に生まれ、貧しい暮らしや戦争など、民衆の生活を味わってきた。氏は、モンゴルの人たちの人生の喜びや悲しみ、光や影にも深い共感の思いを寄せる。それは、モンゴルの詩人D・ツェデブとの対談集『友情の大草原』からも明らかである。

〈草原のルール「裏切らない」〉
●大草原では、信頼を裏切ったり、だましたりしないという点が、ほかの文明国とは違っていた
●戦闘においてモンゴル人は、支援してくれる同胞を、いかなるときも裏切らず、その同胞も心変わりしないというルールがあった
社会主義はモンゴルを激しく破壊したのだ。1920年代半ばから、ロシア人たちはモンゴルの伝統的な習慣や思想、偉大な祖先たち、宗教や文化を一方的に禁圧した。ブッダについて語ることを禁じられ、チンギス・ハーンは残忍な殺人者であるとされ、学校の授業でも、そのように教えられた。
 1990年までモンゴルは、他国の指示と命令、強硬なイデオロギーに支配された。祖国の歴史と文化を尊ぶ作家・詩人たちは、恐るべき弾圧を受け、30代の若さで殺され、獄につながれた。作家たちをイデオロギーによって管理し、圧迫するシステムが、90年代に至るまで猛威を振るったのである。
 池田氏が、モンゴルの歴史文学について、こうした詳細な点まで認識していることは、ツェデブンドルジ、チョイノムたちの詩作、その生涯と運命についての語らいからも、よく分かる。
●(作家の「自由」が制約された点について)「私たちは、“上からの制約”によって活字にすることができなかった無数の“良心の声”を忘れてはならないと思います」と語っている。私もまったく同感である。

〈母なる地球の平和のために 詩歌に光る人間尊重の哲学〉
●おお モンゴル!
 静寂の大地に立つとき 人は 自然の一部にすぎない己の 小ささと 熱い心を秘めて 天地と一つになりゆく己の
 大きさに気づく……
●一語一語に、言葉に尽くせぬ心が収まっている
●仏典にある「私の心はすべての束縛から解放されている。私の心を縛りつける枷(かせ)などはない」との、ブッダと悪魔との対話も引用している。
 氏の綴る詩、語る言葉に、仏教の素晴らしい哲学、自由、人間尊重の聖なる教えが散りばめられていることは喜ばしい。私たちモンゴル人は、かつて仏教徒であった。しかし、「社会主義」の約80年間、人の心を育む仏教から遠ざかっていたことは、現代モンゴルの悲劇というほかない。

 日が昇る
 月が静かに光る
 君よ 決して
 懊悩(おうのう)の自身に負けず
 自己の城門を大きく開いて
 別世界と交流したまえ

 世界を“わが家”とする偉大な人々は、友情を、最も親愛なる心の呼び掛けとして詠う。池田氏の詩や贈言には、“わが家”のような母なる地球の平和と自由のために、心の深みから発する感動的な言葉があふれている。

 僕は 灯台の光となる
 庶民が安堵できる
 小さく 偉大な光となる

 世界における詩人の真の希望を、かく詠う池田大作氏よ!
 私たちモンゴル人は、貴殿を心から敬愛する。

【池田名誉会長 桂冠詩人の世界 6・4「世界池田華陽会の日」万歳 幸福は勝ち取るものだ】
●わが使命を発揮して、人と人を結ぶ希望の橋になってほしい
●人生の目的は 幸福になることであると 私は明快に知った。
 そのためには 哲学を学び わが身を 建設しゆくことだ。 そのためには 正義の道を 歩まねばならない。
●人生は 平凡のようでありながら 信念と正義に生き抜く人が 最も尊く正しく 勝者なのである
 ゆえに 嫉妬の中傷批判など まったく眼中に 置いてはならない。 置くこと それ自体 卑下することなのである。 負けである。 不幸である。
 堂々と 悠々と 自分自身に 生きゆくことである。 この人が 本当の人生を知り 本当の人生を 生き抜いた人なのである。
 御聖訓の法理には 貴女の歩む瞬間瞬間
 貴女の生きゆく瞬間瞬間 御本尊は 左右前後に立ち添いて 護り抜いていかれると。
●貴女よ! 貴女自身が すべての宝であることを 忘れないで生き抜け!

【人と人を結ぶ励ましの絆 学会の連帯は最高の善知識】
●昨今では「組織」を敬遠する風潮もあるようですが、人間である以上、全く人や組織と関わらないという生き方はできません。むしろ大事なのは、「人間のための組織」なのかどうか、ということです。
 創価学会はどこまでも一人の人間の幸福のために存在し、人間の絆を強くする「励ましの団体」です。
 一人一人が幸福になるという確かな目標を持っているからこそ、互いに励まし合い、共に前進していくことができるのです。
●池田名誉会長は綴っています。
 「『支え』のある人間」は強い。負けない。『善知識』という強い支えがあれば、いかなる試練の嵐も乗り越え、幸福と勝利の花を咲かせていける。『励まし』は、『万』の『力』を友に贈る。真心の対話こそ、最も地道でありながら、最も強く心を結び、最も深く信頼の根を広げるのだ」と。
●「悪知識を捨てて善友に親近せよ」(御書1244ページ)
●「悪知識と申すは甘くかたらひ詐り媚び言を巧にして愚癡の人の心を取って善心を破る」(同7ページ)
●悪知識の言葉に誑かされて信心を退転してしまえば、幸福の軌道から外れ、不幸の道に陥ってしまいます。
 池田名誉会長は、「悪い人間に誑かされて、自分の善なる心を破られてしまえば、こんな不幸なことはありません。賢くならねばいけない。強くならねばいけない。正しき哲学と善き連帯が大事なのです」と語っています。
 大事なことは、悪を悪と見破り、厳しく退け、善知識に近づいていくように努めていくことです。その根本こそ、善友との連帯を築いていくことといえるでしょう。

【一歩も退かず前へ前へ! 師匠に勝利を届けたい キュウリ栽培で信頼の実証】
●「真心を込めた分、いい実がなるんだよ」
●「いかなる乞食には・なるとも法華経にきずをつけ給うべからず」(御書1163ページ)
●「初心を忘れず、20年は頑張れ。何度も失敗するかもしれない。でも、『地に倒れた人は、かえって地によって立つ』(御書1586ページ、通解)だよ」
 “信心根本の戦いで、今いる場所で必ず勝利の実証を示すんだ!”
●「今は福運をつける時よ」
●「一ヶ月が、いな一週間が、いな今日一日が、そしてまた、この一瞬間の戦いが、わが人生を転換させ、壮大なる歴史を変える起爆力を持つこともある。この法則を知るものが、仏法の賢者である。ともかく勝つことだ」
●“一日も無駄にはしない。師匠に勝利の報告をするんだ!”
●「農業に“これで良し”ということはない。自然が相手だから、いい時もあれば、悪い時もある。でも、一喜一憂せずに頑張り抜く。どんな苦難にも負けない生き方を、学会で教わったからね」