人類の連帯を強化 平和の人材を育成―決議書

2012年6月4日(月)更新:1
【南米ボリビア・チュキサカ州議会 池田大作SGI会長に特別顕彰】
 南米・ボリビア多民族国のチュキサカ州議会から池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に、「世界平和への貢献を讃える顕彰盾」が贈られた。
 授与式は5月23日(現地時間)、スクレ市のアントニオ・ホセ・デ・スクレ国立博物館で挙行され、エステバン・ウルキス州知事ポルフィディオ・リアンキ州議会議長をはじめ、議員全員が出席した。
 日本から見れば、地球の反対側に位置するボリビア。本格的な冬の到来を前に、授与式の会場は友の熱気で沸き返っていた。
 チュキサカ州スクレ市のアントニオ・ホセ・デ・スクレ国立博物館。壮麗なホールに、SGI会長を讃える決議書を読み上げる声が響き渡る。
 今回の授与は、4月に行われた州議会の席上、満場一致で決議されたものである。
 1962年にボリビアSGIが誕生して、50年。メンバー一人一人が“良き市民”として社会の信頼を勝ち取り、これまで同国の政府や市町村、教育・文化機関などから多くの顕彰がSGI会長に授与されている。
 チュキサカ州でも、「SGI平和行動展」や「平和のメッセージ展」、「ガンジー・キング・イケダ――平和建設の遺産」展(米・モアハウス大学主催)の開催などを通し、市民はSGI会長の平和行動と、SGIの価値創造の生き方を目の当たりにしてきた。
 決議書には、こう綴られている。
 「対話によって人々の相互理解を促進し、人類の連帯を強め、世界平和に貢献する数多くの人材を輩出。192カ国・地域で友好を拡大し、ボリビアでは1962年より、社会の発展へ、教育・文化の交流に努めてきた」
 「人間主義と正義の哲学を、ボリビアに、そして世界に広げる池田博士に敬意を表し、世界平和への貢献を讃える顕彰盾を授与する」
 そして、タケノ理事長に顕彰盾が託された。
 リアンキ議長はほおを紅潮させて語った。「池田博士とSGIは教育・文化の交流を通して、世界の平和に貢献されています。博士のリーダーシップは、チュキサカ州をはじめ、世界中で発揮されているのです。わが州からの強い感謝の思いをお伝えください! ますますのご活躍をお祈り申し上げます」
      (聖教新聞 2012-06-04)