わが友に贈る・寸鉄 他

2012年6月26日(火)更新:5
【わが友に贈る】
 友の奮闘には 即座に激励の手を!
 時を逃すな! そこに信頼が生まれ 勇気が広がるからだ。 (聖教新聞 2012-06-26、以下同)

寸鉄
SGI会長の詩歌は人々を勇気づけ、調和を育む―作家(モンゴル)。時代を潤す桂冠詩人の魂
●長崎が「女性の日」月間。婦女一体で地域に友情の光! 平和の太陽は燦然と
●誠実に人の3倍の努力をすれば必ず心は通じる―恩師。地道に仏縁を結べ
●中学生7割が睡眠に問題あり。原因は夜更かしと。親子で生活リズム正しく
●「国際麻薬乱用撲滅デー」 青少年の身近に迫る魔物だ。社会全体で排除せよ

【1・26「SGIの日」記念提言 中国語版小冊子が完成】
●同提言でSGI会長は、東日本大震災や世界的な経済危機など、苦難に直面した人々が希望を取り戻せるよう、徹して励まし続けていくことの重要性を強調。災害に苦しむ人々の人権を守る国際的な枠組みの整備や「核兵器のない世界」へ向けた「核兵器禁止条約のための行動グループ」(仮称)の発足などを提案している。
●提言の全文はSGI会長の中国語ホームページ(簡体字http://www.daisakuikeda.org/chs/繁体字http://www.daisakuikeda.org/cht/)でも閲覧できる。

【7月度 男子部「御書活動者会」研鑽のために 経王殿御返事 「勇気の信心」で勝利を開け 真剣な祈りから出発】
御文 但し御信心によるべし、つるぎなんども・すす(不進)まざる人のためには用る事なし、法華経の剣は信心のけな(勇)げなる人こそ用る事なれ鬼に・かなぼう(鉄棒)たるべし、日蓮がたましひをすみにそめながして・かきて候ぞ信じさせ給へ、仏の御意(みこころ)は法華経なり日蓮が・たましひは南無妙法蓮華経に・すぎたるはなし (御書1124ページ)

〈宿命の鉄鎖を断ち切る〉
日蓮仏法は現実変革の宗教である。
 決して何かにすがって“願いを叶えてもらう”ものではなく、自立した信仰者として、胸中に生命の無限の力を湧き出し、人生を有意義に楽しみ切っていくための信仰である。変革の主体は私たち一人一人なのである。
●「法華経の剣」は、あらゆる障魔を打ち破る利剣である。
 宿命の鉄鎖を断ち切り、最高の幸福境涯を勝ち開くための宝剣である。
 しかし、どんなに剣が立派であったとしても、その剣を用いる人に力がなければ、剣は役に立たない。
 御文にある「すすまざる人」とは「信心の上で臆病な人」や「不信の人」を指す。反対に「信心のけなげなる人」とは、「勇気ある信心の人」である。信仰とは、勇気が不可欠である。

〈仏法で説く「四力」〉
●「仏法の真髄は慈悲であるが、凡夫においては、勇気をもって仏法を実践していくことが慈悲に通じる。仏は『慈悲』で、凡夫は『勇気』で人を救っていくのだ」(戸田先生)
●臆病であっては、仏法を弘めることも、学会への理解の輪を広げることもできない。
 御本尊に祈り、勇気を奮い起こして、拡大の対話に打って出る。学会活動に勇んで取り組んでいく。その自行化他にわたる「行動」によってこそ、御本尊の偉大な力用は顕現するのだ。
●御本尊がもつ広大無辺の「仏力・法力」は、我らの「信力・行力」の強さによって、現実の上に顕れる。
 法華経の剣は、強き「信力・行力」の人が用いてこそ「鬼に・かなぼう」となり、無敵となるのである。

〈法華弘通のはたじるし〉
●竜の口の法難から佐渡流罪という、命に及ぶ大難の渦中にあって、大聖人は、全人類の成仏の道を開く「法華弘通のはたじるし」(御書1243ページ)として御本尊を認められた。
 御本尊には、あらゆる苦難を乗り越えて、「全民衆を断じて幸福にするのだ!」との、仏の大慈悲が脈動している。
●ゆえに、この御本尊に向かって題目を唱えるならば、大聖人と同じ仏の大生命力を胸中に湧現できる。最高の智慧と福徳を、わが身な現していくことができるのである。
●「妙法は『生活』と『社会』と『宇宙』の根本のリズムです。観念ではない。道理である」「真剣な祈りから出発する。そして、これ以上ないという努力を重ね、死力を尽くす。これが『信心即生活』の生き方です。そこに、諸天も動くのです」(師匠)
●今こそ「師子王の心」を取り出し、誠実と納得の対話で創価の連帯を大きく広げ、新時代の民衆勝利の城を築きゆこう!

《行学の最前線 神奈川・旭常勝区・万騎が原部》
●「自分自身が誰よりも御書を学び、その喜びを伝えていく。それが拡大の原動力です」
●皆で学び合うことはもちろん、個人の悩みに対しても御書を通して励ませるよう、自らに課してきた。
 例えば、あるメンバーが自身の病気の悩みを打ち明けた時には、「いかなる病・さはりをなすべきや」(御書1124ページ)を拝し、唱題の大切さを訴えた。
 教学は信心の確信を深め、さらなる実践を生む――御書を通して語る中で、部員が一人また一人と学会活動に立ち上がっていった。
●求道の志が光る万騎が原部の友は今、「人のために火をともせば・我がまへあきらかなるがごとし」(同1598ページ)の御聖訓を心肝に染めて、地域の友好拡大をリードしている。