わが友に贈る・寸鉄・若き君へ

2012年7月25日(水)更新:1
【わが友に贈る】
 きょうの課題は何か。
 朝の祈りの中で 明確にすることだ。
 一つ一つ粘り強く 誠実に成し遂げよ! (聖教新聞 2012-07-25、以下同)


寸鉄
●真の英知は謙虚に学ぶ心を教えるSGI会長の著作に―総長(キルギス)。後継ぐ君よ学べ!
●友好期間スタート! 普段は会えない人とも交流。家族友人と絆強める夏に
●「道場とは十界の衆生の住処(じゅうしょ)」。今いる所で勝利の実証を! それが創価の魂
●水の事故、各地で発生。禁止区域や飲酒後の遊泳は厳禁。油断・慢心捨てよ
●似非(エセ)信仰に屈することが不幸の原因―文豪(トルストイ)。偽法主日顕を嫌い脱講者続出


【名字の言】
●「人間も、経験や自信が打ち砕かれるような試練を経て、強くなれる。やっぱり苦労は宝」
●「浅きを去って深きに就くは丈夫の心なり」


【若き君へ 第5回 心も体も健やかに〈上〉】
●私の青春時代は、病気との闘いの連続でした。
●それだけに、未来部、青年部の皆さんには、同じ苦しみを絶対に味わわせたくない。できることならば、一人ももれなく、頑健で、思う存分に若い生命を満喫してもらいたい。これが私の願いです。
 今まさに、病と闘っている友もいるでしょう。断じて勝ち越えていただきたい。生きて、生きて、生き抜いて、今世の偉大なる使命を堂々と果たし切っていただきたい。わが友に襲いかかる病魔よ、立ち去れと、私は祈り抜いています。
●インドを独立に導いたマハトマ・ガンジーは「真の健康」の意義について、「真理と正義の理想を不撓不屈で追求してゆくことなのです」と語っています。「健康」とは戦う生命だと言うのです。
●人のため、社会のため、未来のため、わが生命を燃やして価値を創造していくところに、真実の健康は光るといってよいでしょう。
●今、「健康」は、「生きる意味」や「生きがい」を実感できているかどうか、という観点からも深く見直されている。いわゆる「生の質(クオリティー・オブ・ライフ)」が、総合的に問われる時代に入っています。それは、「生命の尊厳」と「平和の探究」にも連動しています。
●「人身は受けがたし爪の上の土・人身は持ちがたし草の上の露」(御書1173ページ)
●この世に生まれ、人間として生きていること、それ自体が、本来、奇跡のように尊いことです。
 まして、尊い使命を自覚して、深い生きがいを感じながら、価値ある一日一日を生き切ることは、無上の幸福です。仏法は、釈尊以来、このことを一貫して目指している。生き抜く力を奮い起こし、究極の生命力を湧き上がらせていく智慧と実践を教えています。
●民衆の「生きる力」を引き出すのが「仏」です。ゆえに仏法では、仏を「大医王」に譬えているのです。
●「此の経は即ち為(こ)れ閻浮提の人の病の良薬(ろうやく)なり」(創価学会法華経602ページ)
●天台大師は、この妙法の大良薬を弘める仏を、“単に病気を治すだけではなく、病気になる以前よりも、一段と健康に、一層、元気はつらつにする最高の医師”に譬えています。
●まさに「変毒為薬」できるのです。
●「健康の4モットー」
(1)張りのある勤行
(2)無理とムダのない生活
(3)献身の行動
(4)教養ある食生活
●朝晩の勤行は、まさに宇宙の大法則と合致した勝利の一日のリズムを創ってくれるのです。
●仏法では、人間生命を「聖道正器(しょうどうしょうき)」、正しく尊い行動をする大切な器だと見る。一人一人、自分ならではの尊い使命をもって生まれてきたのです。
 それを果たすためにも心身ともに健康であることが大事です。そう考えると、食事も立派な仏道修行といえるのです。
●健康であれば明るい笑顔も広がる。
*「睡眠をしっかりとる」 「朝の日光を浴びる」「バランスよく栄養をとる」「軽い運動をする」
●すべての青年部の健康、成長、大勝利を、妻と共に祈っています。若き皆さんが、心も体も健やかに、一日一日を勝ち進みゆくことを願ってやみません。