「生命の世紀」を築け

2012年7月28日(土)更新:1
【御書とともに〈87〉名誉会長が指針を贈る 「生命の世紀」を築け】
 一切衆生のみならず十界の依正の二法・非情の草木・一微塵にいたるまで皆十界を具足せり (小乗大乗分別抄、522ページ)
〈通解〉 一切衆生だけではなく十界の依報・正報の二法も、非情の草木や一微塵に至るまで、みな十界を具足している。

《同志への指針》
 仏法の真髄に照らせば、人間はもとより、全宇宙の一切に尊極なる仏性を見出(みいだ)すことができる。生命の尊厳を確立し、人間と人間、人間と自然、人間と宇宙が、調和しながら共生していくための智慧が、妙法なのである。
 この最高峰の哲理を、世界は深く求め始めている。私たちが仏法を語り広げる草の根の対話運動は即、二十一世紀を「生命の世紀」と輝かせる偉大な事業なのだ。 (聖教新聞 2012-07-28)