後継の君よ 師子になれ

2012年8月6日(月)更新:1
【名誉会長と共に 今日も広布へ(25)】
 この夏、宝の未来部の育成に大勢の方が汗を流し、情熱を注いでくださっている。
 十年後、二十年後、三十年後を決する最重要事だ。
 壮年部・婦人部の「未来部育成部長」や、男女青年部の「21世紀使命会」、学生部の「進学推進部長」、そして未来部を応援する全ての皆様方に心から感謝申し上げたい。
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 戸田先生は、よく語っておられた。「青年は、望みが大きすぎるくらいで、ちょうどよいのだ。この人生で実現できるのは、自分の考えの何分の一かだ。初めから望みが小さいようでは、何もできないで終わる」と。
 夢をもつことだ。アメリカの人権闘争の指導者、マーチン・ルーサー・キング博士が「私には夢がある」とスピーチしたことは、有名である。
 差別のない、自由で平等な社会を! その夢が、人類の歴史を変えていった。
 若き君の舞台は世界だ。平和のため、大いなる夢に向かって羽ばたいてもらいたい。
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 後継の君よ、師子になれ!
 私は、そう祈っている。
 いざ勝負となれば、困難にひるまず、全力を振り絞って必ず勝つ。この負けない心、恐れない心、師子の心こそ、学会精神である。
 御聖訓には「師子王の如くなる心をもてる者 必ず仏になるべし 例せば日蓮が如し」 (御書957ページ)と仰せである。
 何事であれ、人の何倍も努力してこそ、最後に光る。苦しい試練に耐え抜いてこそ、どんな烈風にも揺るがない自分自身を鍛え上げることができるのだ。
 さあ、きょうも勇猛精進!
 師子奮迅の心で進もう! (聖教新聞 2012-08-05)