一家の幸福境涯を開け

2012年8月9日(木)更新:1
【御書とともに 名誉会長が指針を贈る〈88〉】
 一つ種は一つ種・別の種は別の種・同じ妙法蓮華経の種を心に・はら(孕)ませ給いなば・同じ妙法蓮華経の国へ生れさせ給うべし、三人面(おもて)をならべさせ給はん時・御悦びいかが・うれしくおぼしめすべきや (上野殿母御前御返事、1570ページ)
〈通解〉 同じ種からは同じ果実が実り、別の種からは別の果実が実ります。同じ妙法蓮華経の種を心に孕(はら)まれるなら、同じ妙法蓮華経の国へお生まれになるでしょう。あなたがた親子三人が顔をお揃えになる時のそのお悦びは、どれほどか嬉しく思われることでしょう。

《同志への指針》
 妙法で結ばれた人は、必ずまた同じ妙法の国に共に生まれる。心は瞬時も離れることなく、いつも一緒に生き抜いていける。
 後継の家族が毅然と前進していくことが、故人が一番、喜んでくれる。追善の題目を心ゆくまで唱えながら、共々に常楽我浄の境涯を悠々と開きゆくのだ。 (聖教新聞 2012-08-09)