広布に戦い金剛の幸福を築く

2012年8月11日(土)更新:2
【きょうの発心】
御書  詮ずるところは天もすて給え諸難にもあえ身命を期とせん(開目抄、232ページ・編462ページ)
通解  詮ずるところは諸天も私(日蓮)を捨て給え。難にいくら遭おうとも問題ではない。身命をなげうって正法弘通にまい進するのみである。
 日蓮大聖人が流罪地の佐渡で、妙法弘通への御覚悟を述べられた御文です。良き先輩に恵まれ、20歳を過ぎた頃より主体的に学会活動をするように。しかし、信心する意味に悩み、不安に陥った時期がありました。
 真剣に題目をあげ切り、“何があっても負けない自分をつくることだ!”と決意。と同時に、池田先生の「『広布のために』戦い続ける。その闘争のなかにこそ、『生命』は鍛え抜かれ、崩れざる『金剛の幸福』は築かれる」との指導が頭に浮かびました。“生涯、師匠と共に”“どんな苦難が起きても、広布のために生きる人生を”と心から思えたのです。
 昨年、夫が悪性リンパ腫との診断を受けましたが、“絶対に苦難に負けずに祈り戦う”と心を定められたこと自体が功徳だと感じました。同志の皆さまの祈りにも支えられ、夫は現在も元気に生活しています。
 夏本番となり、長野第1総県の多くの同志が先生との原点を刻んだ季節を迎えました。この地から陸続と育つ青年を先頭に、師匠の心を伝えていくため戦いに走り抜いてまいります。 (聖教新聞 2012-08-10)