創立者・池田SGI会長がメッセージ 民衆に尽くす教養人たれ 他

2012年8月14日(火)更新:1
【わが友に贈る】
 海や山など 夏の事故には 細心の注意を!
 油断を排し 充実の時を送れ! (聖教新聞 2012-08-13、以下同)


寸鉄
●池田先生は人道主義と博愛精神を体現―中国学長 共生の哲理を世界が希求
アメリ創価大学に12期生が入学。学問に徹し抜け! 人類貢献の指導者に
●晴れの「葛飾女性の日」。「勝つしかない」と師弟の誓い。希望の陣列を拡大
●大人の父は子どもなり―詩人(ワーズワース)。子育ては自分磨きだ。未来部と共に大成長
●金狙い日顕宗“故人は塔婆を待っている”と。御書にない邪説。脱講者続出


【平和の旭日 アメリ創価大学 次代担う12期が入学】
●ハブキ学長は「異なる文化的背景をもつ友人との関わり合いを通し、人間性を磨いていってください」と念願


【SUA入学レセプションへの創立者のメッセージ 徹して学べ!文豪ゲーテのごとく逆境での鍛えに英知の光】
●何のための学問か。何のために生きるのか――。そうした人生の根本の目的を掘り下げ、幅広い視野を養ってこそ、専門知識も真に生かしていくことができる。
 ゲーテが、芸術万般はもとより、科学においても、政治においても、多彩な才能を思う存分に発揮できたのは、まさに確固たる人生哲学と豊かな教養が、その基礎にあったからなのであります。
●皆さんもまた、その尊き使命ゆえに、人の何倍も苦労し、悩むことがあるかもしれない。しかし、逆境の中で粘り強く学び、自身を鍛え上げてこそ、充実の青春が光り、多くの人々を包み導く、金剛の人格と英知が輝きます。
 「艱難に勝る教育なし」とは、真正の教養人を育てる鉄則ともいえましょう。
●「わが役立つところこそ、わが祖国!」
 「人はだれでも、至る所で自他のために役立つようにつとめよ」
●小さな心ではなくして、大きな大きな心をもって、世界をわが祖国とし、歴史の先哲たちも友としながら、人類の最高峰にして最先端の智慧の開拓をお願いします。
●皆さんが「希望の光」を広げ、「自由と人道の旗」を朗らかに翻しゆく日を、悩める世界は今、まさに心待ちにしております。
 どうか、縁(えにし)も深き最良の学友との生涯にわたる友情を固く結びながら、最高に価値ある青春の歴史を、強く楽しく伸びやかに、創り残していってください。
●健康であれ!勇敢であれ!忍耐強くあれ!


【さあ人間教育の時代 教育本部8・12「原点の日」勤行会】
●教育革命を!――1975年(昭和50年)8月12日、教育部の夏期講習会に出席した池田名誉会長は、人間教育の理念を掲げ、人間を手段視する社会を転換しようと訴えた。
●会合では、名誉会長がメッセージを贈り、「いよいよ、創価の人間教育者の本領が遺憾なく発揮される時代です」と期待を寄せた。
●「師の心をわが心として、地域に励ましの光を」


【今週のことば】
 「題目の光 無間に至りて 即身成仏せしむ」
 妙法の力は広大無辺!
 広布のために戦うことが 最高の追善回向なり。


【世界広布のフロンティア(4)パラグアイ・イグアス支部 言語も文化も多彩な友が心一つに】
●みんな広宣流布という同じ目的に向かって進む同志です。
●心は一緒。信心の絆は強い。だから、どんな苦労も、悲しみも、一緒に乗り越えていける。そう感じられることが、なによりの喜びです
●これまで信心根本に、経済苦や病気を乗り越えてきました。だから信心への強い確信があります。
●『毎日3時間の唱題を続けているけど、本当に毎日が楽しくて仕方ない』『最近は、自分が末期がんだなんて信じられないくらい元気なんです』


【師弟の大道を歩む 新しい力で時代を開け!(54) 世界広布の原点「8・14」「8・24」から65周年 師弟の道が「正義の人生」報恩感謝の心で大前進!】
●吉井 8月14日は、池田先生が第2代会長の戸田先生と出会われた日です。今年で65周年となります。
●原田 「8・14」「8・24」は、今日の192カ国・地域への世界広布という人類史の壮挙における偉大な「原点」です。
棚野 座談会が、師弟の出会いの場となったことも特徴的です。折伏・弘教も、教学の研鑽も、同志の団結の深化も、全ての舞台は座談会であり、この座談会を積み重ねることで学会は発展してきました。  

●原田 初代会長牧口先生の時代から、学会は常に座談会を基盤としてきました。いろいろな情報技術が発達しようとも、顔をあわせた対話による「納得」と「共感」こそ、広布拡大の根本であることは変わりません。

●橋元 池田先生は、仏法における師弟の重要性と、その峻厳な魂を、何度も繰り返し、私たち青年部に教え続けてくださっています。65年前の出会いを、こう述懐されています。  「私は、人生の道を模索する、平凡な青年の一人にすぎなかった。その私が、師弟の道に徹したからこそ、最高無上の『正義の人生』を生き抜くことができたと確信している」  「人間だけが師弟をもつことができる。師弟の道によって自分を高めていける。ここに人間の究極がある。後継の青年たちには、伝え遺せる限り、私のもっているものをすべて伝えたい。一切の後事を託したい。その私の心を、弟子たる君たちは深く知ってほしいのだ」と。
原田 弟子が師匠を定め、誓いを立てる。師匠の指導のままに戦い、勝利の証しを打ち立てる――弟子が師匠への報恩の思いをもって奮闘するとき、自身の殻を破り、大きく成長することができます。
棚野 日蓮大聖人は、こう仰せです。  「人の師と申すは弟子のしらぬ事を教えたるが師にては候なり」(御書208ページ)――人の師というのは弟子の知らないことを教えるのが師である、と。常に師の指導を拝し、学んでいこうという求道の姿が、真の弟子の姿勢です。
杉本 研修会のためにはるばる来日するSGI(創価学会インタナショナル)の同志とお会いすると、大変な求道心に胸を打たれます。師匠を求める心に、信心の年数や物理的な距離、直接の出会いの有無は、まったく関係ありません。  
吉井 御聖訓に「人路をつくる路に迷う者あり作る者の罪となるべしや」(同257ページ)とあります。ある人が道を作る。その道に迷う人がいる。それは道を作った人の罪になるだろうか。そうではなく、それは迷う人の罪である――という趣旨です。師匠が教えてくださった通りに、真っすぐ進むことが幸福と勝利への道です。  
正木 退転者たちに共通しているのは、師を求める心を失い、慢心を起こしたことです。大聖人が「をくびやう(臆病)物をぼへず・よく(欲)ふか(深)く・うたがい多き者ども」(同1191ページ)と喝破されている通りです。

●原田 仏法の根幹、学会の真髄は「師弟」です。池田先生が戸田先生の遺志を受け継ぎ、不惜身命で戦ってくださったからこそ、今の学会があり、私たちがあります。この恩を、断じて忘れてはいけません。
杉本 池田先生は、こう語っておられます。  「師と同じ正道をまっしぐらに進んできた。一日たりとも、休むことはなかった。わが同志も、同じく戦ってくださった。私たちは戦った。そして勝った。一つも後悔がない。私は、慈愛に満ちた人生の師である戸田先生に、第一の弟子としての誇りをもって、いつでも、三世にわたって、お会いできることを最極の誉れとして、生き抜いている」と。  
橋元 私たちも日々、池田先生と共に世界広布へと邁進していくことができます。聖教新聞などを通して、みずみずしい思いで先生の指導を拝し、師と共に歩む一日一日を送っていきたいですね。
棚野 一方、大聖人の御聖訓通りに世界広布を成し遂げてきた創価の師弟に、あろうことか嫉妬し、分断を図ったのが日顕宗です。  
正木 日顕宗の坊主は、自分たちが僧侶であるというだけで偉いと思い込み、慢心し、信徒を見下した。大慈大悲の大聖人の御精神に、完全に違背してしまった。だから崇高な学会の世界や師弟の精神を理解することができず、破和合僧を企てたのだ。  
橋元 仏法の因果は厳しく、その現証として、日顕宗は最盛期の2%にまで信者が減り、衰亡の坂を転がり落ちている。
原田 哀れな邪宗門を歯牙にもかけず、私たちは大聖人直結の大道、師弟不二の王道を真っすぐに進んでいきたい。


【きょうの発心 一家の苦難を題目第一で克服】
御書  なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし(四条金吾殿御返事、1192ページ・編1219ページ)
法華経の兵法こそ、勝利への最高の要諦である、と仰せです。
●真剣に祈る中、その苦悩が感謝の題目へと変わり、少しずつ事態は前進。


【聖教拡大に挑む 対話で深める“相互理解”】
●「明るい兆しの見えない時代だからこそ、希望に満ちた聖教新聞を読んでもらいたい!」
●「新規購読への挑戦は、いつも緊張します(笑)。でも、たとえ断られたとしても、“自分の誠意が伝わるように”と真剣に題目を唱えていくと、次の対話で購読につながることがあるんです」
●“聖教の拡大は「仏縁の拡大」「広宣流布の拡大」”
●「私自身、聖教新聞にどれほど勇気をもらったか分かりません。報恩感謝の思いで、縁する全ての人に聖教の魅力を伝えたい」