「教育のための社会」の太陽たれ

2012年8月13日(月)更新:2
【わが友に贈る】
 広布に生き抜く 我らの唱題こそ 最高の追善だ。
 生死不二の家族と共に 三世永遠の幸福を! (聖教新聞 2012-08-12、以下同)


寸鉄
●教育原点の日。三代会長の魂継ぐ不二の盟友よ! 子どもの幸福の為に邁進
●学生部が弘教・拡大の快進撃!鋭い批判力と旺盛な行動力で時代を動かせ
平和運動を成功させる鍵は粘り強さ―所長(アメリカ)。友を信じ抜く対話をきょうも
●国連「国際青少年デー」若き世代に光を当てよ。激励と触発が成長の滋養
●これから為すべき仕事があることに何より感謝―登山家(ヒラリー)。前進の中に喜び


【きょう「教育原点の日」 「教育のための社会」の太陽たれ】
●一、「子どもの幸福」第一の教育者たれ!
 一、人間革命の道を勝ち開く教育者たれ!
 一、生命の輝きで実証示す教育者たれ!
●「一流の教育者になりなさい。一流というのは、すべての子どもから信頼され、すべての同僚から信頼され、すべての保護者から信頼されることです」
●「妙法の当体の人格を反映させるのが創価教育なんだ」
●大人社会のモラルハザード(倫理の欠如)や悪への無関心、冷笑主義が子どもたちの心に影を落としている
●今の世の中自体が、上の人が下の人に強い言葉を言ったり、その場の“ノリ”で平気で人を傷つけたりしていますから、子どもたちの世界も、その縮図になっているように感じます。
●上から見下して、優越感にひたるいじめもあります。逆に、容姿がいいとか、勉強や運動ができるとか、そういう子に起こるいじめもあります。
 いずれにしても、差異を認められないというのが、いじめの根にあると思います。
●注意すべきは、子どもたちは、自分がいじめられていることを、なかなか言い出せないということです。
●「『いじめられてもいい子』など、断じておりません。『いじめられる側にも原因がある』などと、いじめを正当化させても決してならない。『いじめは、いじめる側が100%悪い』――この本質を絶対に見失ってはなりません」
●大人の側が、善悪の基準をはっきりと示していくことが何より重要です。
●私は中学の時、いじめに遇った経験があります。ある男の子から罵声を浴びせられ、それがクラスに広がって、つらいなって思っていたんです。
 そのとき隣のクラスの子が、「何か言われているけど大丈夫?」って声をかけてくれたのです。知ってくれている人がいるだけで、すごく安心したことを覚えています。
●「一人の味方がいれば生きられる。その一人になってほしいんだ。99%は自分のために生きても、1%だけ人のために生きてみてほしい。必ずもっといい世界になる。1%の勇気なら、僕たちにも出せるだろう」(医師・作家 鎌田實氏)
●たとえ、味方にはなれなくても、声をかけるだけでも力になることがあります。
 いじめを受けていたメンバーが、「クラスの人に自分の鉛筆を拾ってもらったことが、とてもうれしかった」と語ってくれたことが忘れられません。
●一つのクラスだけでなく、学校全体として、社会全体として、いじめは許されないという気風をつくることが大事です。
●自分を大切にできない人に、友達を大切にできるはずがない。子どもたちの「自己肯定感」を育てることこそ、いじめを生み出す土壌を変えることにつながるのかもしれません。
●自分が「かけがえのない存在」と感じるからこそ、自然に「相手も尊重しなくてはいけない」と感じることができます。
●また教育とは、「人間の可能性を信じ抜く戦い」です。すべての人に「仏性」があることを信じ抜くことが「人間教育」です。
●「自分のことを見捨てず、信じ抜いてくれる先生がいる――そう思えることが、子どもたちにとって、どれほど生きる勇気となり、伸びゆく力となるか、計り知れません」
●子どもたちをありのままに受け入れ、励まし、支え続けていけば、必ず心がつながります。心がつながれば、絶対に子どもたちは変わります。


【地域紀行 青年学会を築く若い力 西横浜総県 創価班大学校 オレたちには使命がある!】
●自分以外の誰かのことを祈り、他人が自分のことを真剣に祈ってくれる――井手口さんにとって新鮮だった。
●皆がさまざまな悩みや将来への不安を抱えていた。共に学会活動に励む中で互いに悩みを打ち明け合い、励まし合う。この作業を通して友情が芽生え、強い絆が育まれる。友が悩みを克服すれば肩をたたき、笑顔で喜び合った。
●「大学校に入るまで、『師弟』と言われてもピンとこなかったんです」。
●意識が変わったのは、友を思う池田名誉会長の“心”に幾たびも触れたからだ。
●「絶対に負けない」。誓いを込めて、名誉会長に手紙を書いた。即座に伝言が届く。「微動だにしないで祈り切っていくんだよ。断じて、全て深い意味のあることだから」
●ことあるごとに名誉会長へ手紙を書いた。
 師の励ましは続く。
 「お題目を送っています」「どうか勝利の人生を!」
●「どうして、そんなに強くなれるんですか」
●「オレには、師匠がいる。信心がある」
●大学を卒業以来、100社以上の面接を受けたが、ことごとく落ちてきた。そのたびに他人や環境のせいにした。
 だが誓った。「もう逃げない」と。7月。第1志望の会社から内定を勝ち取った。
 「そりゃ、まだ小さなことかもしれません。だけど、言い訳せずに全力で生きようと思ったんです。こんな自分にも必ず『使命』があるってこと、教えてもらったから」
●目標に向けて心を合わせる一体感、成長できる手応え、使命――何に命を使うのかが、実感できれば、青年たちは熱くなれる。その時、新しい感性は新時代を築く力となる。


【池田名誉会長 桂冠詩人の世界 8・12「教育原点の日」を祝う 教育の道 それは 正しき人間の道】
●君よ 無価値な人生を送るな! 最も価値ある 教育を身につけた 無上の人生を 晴れ晴れと生き抜き 勝ちゆくのだ!
 人間が人間として 最高に目覚めるのは 教育しかない。 教育は 知識の拡大と深化とともに 健全なる身体の鍛錬であり そして 知性と情熱と 人格の完成への一歩である。
 それは 学歴のための教育ではない。 出世のための教育でもない。 傲慢になるための 教育でもない。 見栄の教育でもない。
 真正の人間を創りゆく 謙虚にして遠大なる 生命の道を修得するための 教育である。

●その教育は 人格を磨くものだ。 人のために 尽くすものだ。 いな 人のために 犠牲になっていくものだ。
 平和のために 戦うものだ。 いな 平和のために 自らを犠牲にして 戦闘していくものだ。 それが 教育の皇帝だ。
 願わくは 君よ 今までの出世主義の教育に 溺れるな!
 そのような集団から もっと高い自由を 求めゆけ! 人のために 平和のために 深い人生のために! (「平和と友愛の讃歌 世界に教育の光を」より)


【みんなで学ぶ教学(2)諸天善神 強盛な信心の人を守護】
●諸天にとって、妙法は“食事”に譬えられます。妙法を“食べる”ことで、諸天は元気になります。「法味」――これは、仏法の功徳を食べ物の美味に譬えた言葉ですが――を送られることによって、「威光勢力」、すなわち人々におよぼす「力」や「勢い」が増すのです。
 つまり、諸天への御祈念文には、諸天がより一層、守護の力を発揮できるように、“栄養源”である題目の法味を送る、という意義が込められているのです。