希望のSGI・随筆 後継の希望 未来部(下)・社説 他

2012年9月6日(木)更新:2
【わが友に贈る】
 広布の拡大は 勢いが大事だ。
 明るく朗らかに 確信あふれる指揮を。
 褒め讃えながら前進! (聖教新聞 2012-08-22、以下同)


寸鉄
SGIに注目すれば社会は精神的に向上―州議(ブラジル)。民衆覚醒の大哲学を渇望
●さあ、これからだ!皆、覚悟して飛躍せよ―恩師 新しき勝利へ戦闘開始!
●石川・富山青年部が拡大に全力。次代を担うは私たち―北陸に響く師子吼
●自身の課題は?目標は?一つ一つ明確に。祈りも具体的に。そこに道開く
●大量の星を生む銀河団が発見。我らは満天の星の如き平和の人材群を輩出


【池田SGI会長の詩集「わが心の詩」モンゴルで詩の金星賞に モンゴル文化詩歌アカデミーが決定 「その詩は心に輝く“明星”」】
●青年よ! 今日も民衆の真っ只中で友好の対話を頼む わが青年よ! 激務をさいて 嘆きの友の声を よく聞いてあげてくれ 青空と太陽の如くに 鮮明にして 確信をもっているのが 栄えある 青年革命児の資格であるからだ (「青年の譜」から)
●「素晴らしい作品は、読者の心で『明星』と輝いている」(メンドオーヨ氏)


【大誠実の人が光る 9月度の拝読御書「崇峻天皇御書」】
●「教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」(御書1174ページ)
●いかなる苦難に直面しても、万人の仏性を信じ敬う大誠実の振る舞いに徹する――それこそが、不信や差別の渦巻く社会にあって、幸福輝く人生を開く根本であることを学ぶ


【希望のSGI(3)ブラジル 会社員 フェリペ・メロアスンソンさん “雨の大文化総会(99年)”が原点】
●経済的に厳しい環境のなかで、苦学して培った人間力が職場での信頼となって輝いている。
●転機になったのは13歳の時のことです。父が46歳の若さで逝去したのです。「なぜ人は死んでしまうのか」。この根源的な生命の悩みにぶち当たった時に、地域のSGIの同志が支えてくれたのです。
●池田先生は「いま自分がいる、その使命の場所で、懸命に学び、また誠実に働きながら、『良き市民』『社会の英雄』として、光っていってください」とメッセージを寄せてくださいました。まるで私に語りかけてくださっているように感じたのです。
●「他者のために尽くすSGIの皆さんの人間性は素晴らしい。また座談会に参加したい」と絶賛してくれました。
●いくつもの街に男子部員がいますので、土曜・日曜日には車で500キロほど走って一人一人を激励しています。


【香川に永遠の楽土を 大勝利月間を全力】
●「楽土建設の革命児たれ」
●「一人一人が師弟に徹し、学会への理解と共感の輪を大きく広げます!」


【2013年へ新たな建設 栄光の歴史を飾れ】
東日本大震災では、一時避難場所として近隣に開放するなど、地域の“安心の灯台”と輝いている。
●今、八王子の地には創大、東京富士美術館、そして東京牧口記念会館が。師が築いてくださった、世界に燦然と輝く平和・文化・教育の大城で戦える使命と誇りを胸に、対話拡大に走り抜きます。


【随筆 我らの勝利の大道〈80〉後継の希望・未来部(下) 若き友の胸に「無上宝珠」を信じて 朗らかに!命と命は必ず通じる】
●我らの目指す「人間革命」――それは将来にわたって「子どもたちの幸福」を開くための革命といっても過言ではない。
 「どのような大義も、いかなる戦争も、子どもたちから幸福に暮らす当然の権利を奪うに価(あたい)するものではありません」
 これは、ナチスに屈せず、子どもたちを守り、庇(かば)いながら、強制収容所で亡くなった、ポーランド出身の小児科医コルチャック先生の叫びである。
 ほぼ同時代、日本では、創価教育の父である牧口常三郎先生が、子どもたちの生命こそ「無上宝珠」と叫び、軍国主義と対決して獄死された。
 「子どもの幸福こそ第一」「子どもの生命こそ尊極」――この信念と哲学を受け継ぐ、わが教育本部の友は、社会に、勇気凛々と希望の光を広げておられる。

〈育成は真剣勝負!〉
●牧口先生は、人間教育に臨む心構えを語られた。
 「自身が尊敬の的たる王座を降(くだ)って、王座に向かうものを指導する公僕となり、手本を示す主人ではなくて手本に導く伴侶となる」
 大切なことは、若き生命を“一個の人格”として最大に尊重していくことである。
●自分の心を大きく広げた分、相手を育むことができる。ゆえに育成には、自分の成長が不可欠となる。
●「花は根にかへり真味(しんみ)は土にとどまる」(御書329ページ)
●広布の王子・王女たちのために尽くした労苦は、そのまま担当者と、その一家眷属の大福運となって還(かえ)ってくることは、絶対に間違いない。

〈成長の庭はここに〉
●「子どもは、学会の庭で育てていきなさい」(戸田先生)
●我ら創価家族には、「平和の文化」の太陽があり、社会貢献の人材が成長しゆく大地がある。

〈心の絆は切れない〉
●わが学会には、このような尊き父母がいる。兄弟、姉妹が、あの地この地にいる。日本中、世界中にいてくれる。
 これほど温かな人間の絆の安全地帯が、どこにあるだろうか。この創価家族こそ、我らが断固として守り、広げていくべき励ましの世界なのだ。

〈青は藍よりも青し〉
●昭和四十五年(一九七0年)の八月、学会への悪口罵詈が渦巻くなか、私は高等部の代表に語った。
 「幾多の試練を受けようとも、私は令法久住の人材であり学会の後継者である諸君がいれば、最高に誇り高い人生であるし、幸福者であると思っています」
 そして、御聖訓を一緒に拝した。
 「いよいよ強盛の御志あるべし、冰は水より出でたれども水よりもすさ(凄冷)まじ、青き事は藍より出でたれども・かさ(重)ぬれば藍よりも色まさる」(御書一二二一ページ)
 私は、若き「従藍而青」の弟子たちに申し上げた。
 「この御文の原理の通り、君たちは、学会の後継者として、立派に私どもを乗り越え、大成長していっていただきたい。そして、不幸な人びとの最大の味方である創価学会の正法正義を広く世界に実証していってほしい」

〈夢の二0三0年へ〉
●地球を舞台に、伸び伸びと成長し、躍動する未来部員の様子を聞くことが、私の最高の楽しみである。
 今の未来部員が――
 創価の魂を受け継ぎ、平和のために乱舞する英姿!
 庶民の思いをわが思いとし、人のために励ましを送り、尽くし抜く雄姿!
 二0三0年に夢を馳せると、私の心は高鳴る。
 その輝く未来を目指し、私は、これからも励まし続けていく。祈り続けていく。わが心を心として、宝の人材を育ててくれる、真実の創価の同志たちと共に!
 正義なる 人材育む 今 君は 元初の誓いに 諸天も守らむ


【社説 残暑に負けない快活な毎日を】
●当然だが、寝不足は“万病のもと”。
●御書には、「以前よりも百千万億倍、用心していきなさい」(1169ページ、通解)とある。


【きょうの発心 使命の天地を常寂光の都に】
御書 釈迦仏は我れ等衆生のためには主師親の三徳を備へ給うと思ひしに、さにては候はず返って仏に三徳をかふらせ奉るは凡夫なり (諸法実相抄、1358ページ)
通解 釈迦仏は我ら衆生のために主師親の三徳を備えられていると思っていたが、そうではなくて、かえって仏に三徳をこうむらせているのは凡夫なのである。
●仏の偉大な徳も、凡夫がいればこそ輝く、との仰せです。
●学級経営に行き詰まり、いつしか生徒との間に深い心の溝が。
●「君が未来に険しき峰あれ!」。この言葉を胸に、御本尊に向かい、ひたぶるに題目をあげました。
 すると、自らの教育がエゴの押しつけであったことに気付き、生徒を慈しむ心が湧いてきました。“生徒あっての自分である”と、感謝の唱題に励む中、徐々に生徒と心が通じ合うようになったのです。


【商店街に元気を! 創業70年 和菓子店を営む夫妻】
●「信心とは、苦悩をばねにして成長すること。それは和菓子作りでも同じじゃないのかい」
 “しょっぱさがあって甘みが引きたつ……か”。妙に納得。
●学会2世だったが、活動には消極的だった。束縛されるような気がしていたからだ。
 だが、活動から帰ってきた時の生き生きとした夫の顔。悩み事があれば、飛んできてくれる婦人部の同志。
 「人のために心を砕き、喜びも悲しみも分かち合うって、なんて豊かな生き方なんだろうって」
●心を砕けば、わが身は飾られ、小さな店は宮殿のように、輝く笑顔で飾られる。
●こんなこともあった。ある日、一人の老紳士が店を訪れ、団子を買った。後日、老紳士から、白雪に輝く富士の絵が届けられた。「富士家」の包装紙の裏側に描かれていた。画家だという老紳士は、団子の味と店の雰囲気が忘れられず、絵筆を執ったという。以来、老紳士との交流は続き、真心こもる数々の絵が、訪れる客を楽しませてくれる。