わが友に贈る・寸鉄・キャンパスアカデミックナビ・がんと闘う 他

2012年9月20日(木)更新:4
【明るい創価家族が希望の座談会】
●「生涯にわたって共々に、師弟の道を貫いていきましょう」 (聖教新聞 2012-09-20、以下同)


【「パンプキン」10月号完成】
ハーバード大学での講演や知性のリーダーと結んだ友情を述懐し、「平和の文化」創造への真情を綴る。


【わが友に贈る】
 座談会は希望の園!
 確信と体験を語れば 信心の喜びが広がる。
 心に決意の火が点る。 和楽の前進で勝利へ!


寸鉄
●SGIは世界的な「心の危機」に新たな道筋示す―博士(インド)。人間主義の柱と
●全国の男女青年部が拡大の大攻勢! 「この若き力こそ創価学会だ」恩師。
●きょう中部婦人部の日。家庭と地域を照らす尊き母よ! 勝利の一番星たれ
智慧は叫び知は声を上げずにいられない―哲人(エマソン) 沈黙は敗北。打って出よ
●公明議員には最も重要な「真面目さ」がある―学者 立党の精神胸に突き進め


【青春フィールド 創価のクラブ(8)】
●リバウンドを制する者は試合を制す


SGI会長夫妻の文化・教育貢献を讃え 韓国・慶尚北道 教育庁 特別顕彰牌、ソウル特別市恩平区 名誉区民証】
●贈られた顕彰牌には「世界平和と韓日友好の構築のために、献身的に努力し」「学生の教育活動への支援ならびに読書教育の振興に寄与した功が大きい」と記されている。
●祝辞に立った金教育議員は述べた。
 「池田会長は、世界の人々を救うために一生を捧げておられます」「良心的で勇気ある知性の人として尊敬されるべき方です」
●「池田会長夫妻こそ、区民らの亀鏡(=模範)となる方々」(恩平区)


【和歌山でわたしと地球の環境展 国連「持続可能な開発のための教育の10年」「生物多様性の10年」を支援】
●来賓で訪れた和歌山県立医科大学の板倉徹学長は「『地球の環境展』の前に付いている『わたしと』という言葉に非常に大きな意義を感じます。一人一人が主体者として関わっていくことを啓発するこの展示を、多くの皆さんが体験していただきたい」と語った。


【若き力で福光の前進を 福島 青年平和会議が発足】
●未曾有の東日本大震災の発生から1年半。将来への不安を抱えたまま長期化する避難生活。原発事故の影響。
 若き友は、筆舌に尽くせぬ現実と格闘しながら、日蓮仏法の人間主義の哲理を生命に刻み、同苦と励ましの行動を続けてきた。
 池田名誉会長は、第37回の1・26「SGIの日」記念提言の中で、創価の師弟の魂である平和構築へ、志を同じくする団体や人々と手を取り合いながら、前人未到の挑戦を何としても成し遂げたいと綴った。
 総福島青年部は、その主張に呼応し、本年4月、創価青年大会を開催。さらに、青年平和会議の設置を通し、福島から「生命尊厳」を基調とする平和運動を推進。各分野の識者や団体と協力し、講演会や展示会等を開催していく。福光の前進の原動力として、2030年へ青年の平和スクラムの構築を目指す。


【キャンパスアカデミックナビ(14) 東京創価小学校 読書は一生涯の幸福の土台 「おもしろいよ!」感動を分かち合う読書教育 “創立者との約束を果たそう!” 一緒に挑戦する「友情」が原動力】
●教室と図書館の綿密な連携によって、児童が良書に触れ、読書が好きになるように促す取り組みを紹介する。
●「はあー」。静寂の教室に感動の声がもれる。3・4年生にもなると、短時間で本の世界に入り込んでしまうようだ。
 他校に勤務した経験をもつ図書館司書はうなる。
 「創小生の読書力は高いです。学校に読書の得意な子が数人いることはありますが、全校児童がここまで本を読む基礎ができていることに驚きました」
 「例えば野球が好きな子は、たくさんの野球関係の本を読みます。少し難しくてもへっちゃらです。そんな子に『おもしろいから読んでみて』と違う分野の本を勧めると、『おもしろかったよ!』と返ってきます。きっかけを少し与えてあげるだけで、どんどん読書の世界を広げていけるのです」
●3・4年生になると図書館と教室が同じ階に。慣れ親しんだ図書館が目の前になり、今度は、自ら本を求めていくことを後押しする環境となっている。
●さらに、児童が読書への意欲を高める、創価小学校ならではの秘訣があるという。担当教員は胸を張る。
 「読書というのは本来は『孤独』な作業ですが、学園では『友情』をベースに“みんなで挑戦するもの”になっているんです」
●学園には、創立者の読書への指針が脈打っている。児童たちは入学・卒業式、各種行事に贈られるメッセージなどを通し、折々に“良い本をたくさん読む”という約束を創立者としている。それを、友達と一緒に実践しているのだ。
 だから、児童同士の触発が起こる。
●読書週間の図書館では、休み時間に5・6年生の図書委員が紙芝居や読み聞かせを行っている。自分で読むものを選び、練習して、緊張しながら臨んだ後は、すがすがしい表情で「やって良かった!」。低学年を中心に毎回、聞きにくる児童もいるという。
 こうした取り組みが重なり、同級生に限らず、学年を超えて、読書に挑戦する雰囲気がつくられている。
 さらに、校長をはじめ教員も、児童と一緒に図書館で本を借りるようにしている。「先生は何を読んでいるの?」「これはね……」と読書話に花が咲く。身近な大人である教員が自分たちと同じように“読書に挑戦する”姿を示すことも、同校の読書教育における重要な柱だ。
 良き心を育む、良き種を植えてあげたい――同校の取り組みには、児童の可能性を信じ抜き、成長をじっと見守っていく慈愛があふれていた。

〈校長に聞く 「人生を決める一冊」を応援したい〉
●かつて創立者は、子どもが絵本や昔話などに触れることについて「自分の中に鬼も仏もあるのだから、昔話で『鬼退治』を体験すれば、それは自分の『心の中の鬼』を退治する練習をしているのである」と綴られています。
 世の中には多様なメディアがあふれていますが、少年少女の時代には、力の弱いものが知恵を使い、団結して強大な敵を倒したり、味方に変えたりする物語に爽快感を覚えてもらいたい。人を思いやる心、困難に負けない心を学んでもらいたいと思うのです。
●一冊の本が人生を決めることもあります。児童一人一人が“宝の一冊”を自分の力で捜し出せるよう、これからも教職員一丸となって取り組んでいきます。

〈卒業生が語る〉
●学園時代は池田先生の“学びに学べ!”とのご期待に応えようと学問と努力の基盤を築きました。(代表取締役
●小学校の卒業指針「学びゆく人には常に光あり」を胸に、誠実に前向きに、社会で創価教育の勝利の証しを打ち立てます。(同)
●患者さんを慈しみ、どこまでも一人を大切にしようと思う時、私の胸には池田先生の姿が浮かびます。慈父のように私たち学園生を信じ抜き、励ましてくださる創立者の心を、今度は私が創立者の代わりとなって人々に広げていこうと決意しています。(医師)


【きょうの発心 確信の信心で試練を克服】
御書  構へて構へて所領を惜み妻子を顧りみ又人を憑みて・あやぶむ事無かれ但偏に思い切るべし(弥三郎殿御返事、1451ページ・編1022ページ) 通解  決して所領を惜しんだり妻子を顧みたり、また人をあてにして、不安にとらわれていてはならない。ただひとえに思い切るべきである。  
●他宗との法論に臨む門下に、“このために今まで生きてきたのだ”と、一念を定める大切さを教えられています。
●苦難に立ち向かう時も、弘教に挑む時も、「但偏に思い切るべし」との確信ある信心が、勝利の要諦だったと実感しています。
 やがて、信心に一番反発していた父も入会。考えられなかったような幸福な人生を歩んでいます。
 わが札幌戸田総県は、厚田を擁する地域です。小説『新・人間革命』「厚田」の章を読んでは、毎日、師匠と対話する思いで友情の拡大に挑戦しています。三代城・北海道の勝利のため、わが総県、そして総区長を務める札幌東総区が先頭に立って戦う決意です。


【がんと闘う 病魔を笑い飛ばせ! 「断崖絶壁に立ってこそ宿命転換は必ずできる」 胃がん(ステージ3C)に勝つ】
●「胃がんの初期は、自覚症状がないことが多く、症状があっても胃炎や胃潰瘍と区別できません」「定期健診が絶対に必要です」
●「私には、人生の師匠がいて、負けない人生を教わりました。まだ、やりたいこともあります。だから私、生きたいんです」
●69年(昭和44年)3月9日。当時、地区婦人部長だった村井さんの地区座談会に、池田名誉会長夫人が訪れた。
 「自分の宿業が消えない」と手を挙げた女性の質問に、香峯子夫人は答えた。
 「宿命転換とは、階段を一歩一歩、上るだけではなく、断崖絶壁に立たされて“これ以上、もう一歩も引かない”と決めた時にこそ、できるものではないでしょうか」
 今――自分は、断崖絶壁に立っている。
 “これは、宿命転換のチャンスなんだ”
●「堂々と/生き抜け勝ち行け/病魔も/笑い飛ばして/長寿の王女と」
 師は色紙にしたため、その婦人に贈った。さらに伝言を重ねる。
 「私も妻も祈っています。安心して、何と言われようとも、病気に対して臆病ではいけない。負けるようではいけない」
 「病気をしたことで、祈りが深くなるし、体験となって力になる」
●「『病魔を笑い飛ばして』との言葉どおり、朗らかに戦いきって、必ず乗り越えてみせます」
●希望と勇気が躍動する名誉会長の文章にふれ、村井さんは、しおれる心を幾度となくよみがえらせた。師の励ましは、自身に向けた言葉のように思えてならない。
 「私も病魔を笑い飛ばすんだ!」
●完治への長き道のり。一人きりでは、耐えられなかったと思う。
 「夕食作るの大変でしょ」と、魚の煮付けやスープを、何度も差し入れてくれた同志がいた。
 数ヶ月ぶりに、会合に出た時、瞳を潤ませながら、割れんばかりの拍手で迎えてくれた友がいた。
 恩を返したい。学会活動に歩いた。
●同志の絆を感じ、夫の言葉が心に染みる。そして、魂を揺さぶる師匠の厳命。「病魔を笑い飛ばせ!」
 まさに、百千万の大軍のごとき力を得た。
 完治へ向けて、拍車がかかる。
 自身の体験を語り歩く姿は、命懸けと言えた。「随喜する声を聞いて随喜し」(御書1199ページ)。体験に基づく確信の声ほど、安心と希望を与えるものはない。自分だけでなく、同じ病と格闘する友を救うことができる。
 病気の意味を知った時、いつしか、病魔を悠然と見下ろしている自分に気付いた。
 10年目の定期健診。主治医は、「卒業」という言葉を口にした。
●「大きな山を乗り越えた彼女は、きょうもはつらつと友の激励に歩いている――」
 自分もそうありたい。ずっと思っていた。命ある限り、何人の同志を励まし、幸福にしたか。何人の友に「あなたのおかげよ」と言われたか。
 それが、病魔を笑い飛ばした末につかんだ“生きがい”だ。
 そんな村井さんを、地元の同志は、敬意を込めて、こう呼んでいる。
 激励の達人――。


【読者リクエスト特別企画 いじめ――私たちにできること(下)】
●すぐに先生・友人・周囲と連携
●親が出て仲裁する
●交換日記で心が落ち着く
●役員引き受け 学校と関わる
●小さな変化も見逃さない
●転校を契機に元気取り戻す
●褒める言葉掛け 笑顔の輪広げる
●打ち明けることが解決への一歩
●いじめで命を捨てないで

〈主な相談ダイヤル〉
●24時間いじめ相談ダイヤル 0570-0-78310
●チャイルドライン 0120-99-7777 ※月曜〜土曜 午後4時〜午後9時
●子どもの人権110番 0120-007-110 ※平日 午前8時30分〜午前5時15分