世界平和への多大な貢献を讃え 理事会の総意で決議ー決定通知書

2012年9月29日(土)更新:5
【南米に輝く知性の殿堂 ボリビア科学アカデミー 池田大作SGI会長を「在外会員」に)】
 池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長が、南米に輝く学術の殿堂である「ボリビア科学アカデミー」の「在外会員」に就任することが決まった。

 これは、SGI会長の長年にわたる世界平和への尽力を讃えたものである。同アカデミーのゴンサロ・タボアダ会長から決定通知書が届けられた。

 ボリビア科学アカデミーの淵源は1860年にさかのぼる。数理科学と自然科学の発展・普及を目的として、ラパスに設立された同国初の総合的な学術機関である。

 1960年、現在の「ボリビア科学アカデミー」が誕生。政府直属の学術機関として、同国の科学者の活動を支援し、研究の発展を推進する、南米が誇る知性の府である。

 会員には、国立大学の総長をはじめ一級の学識者など約50人が名を連ね、在外会員には国連教育科学文化機関(ユネスコ)のフェデリコ・マヨール元事務局長ら、世界一級の知性が招請されている。

 会長のタボアダ博士は、国立サン・アンドレス大学で総長を務めた後、全国大学執行委員会事務総長に。2008年、同アカデミーの会長に就任した。

 SGI会長の在外会員選出は、同アカデミーの元会長である、ボリビア・アキーノ大学のアントニオ・サアベドラ総長が推薦したものである。

 タボアダ会長、サアベドラ元会長が署名した決定通知書には次のように記されている。

 「ボリビア科学アカデミー理事会の席上、選考委員会の報告と評議会の承認のもと、世界平和への多大なる貢献に鑑み、貴殿を『在外会員』に選出することが決定されました」

 「貴殿の招請については、選考委員会の詳細な報告が理事総会において発表され、満場一致で採決されました」

 「ボリビアの科学と技術の最高機関である当アカデミーに迎える決定を貴殿にお伝えすることは、私どもにとって、この上ない喜びであります」
   (聖教新聞 2012-09-28)