紙上座談会 仏意仏勅の学会は世界へ発展

2012年10月8日(月)更新:4
【師弟の大道を歩む 新しい力で時代を開け!(69) 10月13日――日蓮大聖人御入滅の日 仏意仏勅の学会は世界へ発展】
 吉井 10月13日は日蓮大聖人の御入滅の日に当たります。弘安5年(1282年)に、死身弘法の生涯を閉じられました。
 原田 民衆の幸福を願い、破邪顕正と立正安国のために不惜身命の闘争を貫かれた大聖人の御精神に学び、妙法流布の使命を深く自覚していきたい。大聖人直結の誇りを胸に、学会活動に励んでいきたい。
 橋元 世界192カ国・地域に連帯を広げた学会に対して、日顕宗の衰退ぶりは著しい。日如ら執行部の坊主が末寺にノルマを押しつけ、大号令を掛けても折伏が進まない日顕宗では、何とかごまかそうと、数年前から本尊下付の数ではなく、入信者の頭数をカウントするようになった。
 棚野 それによって、何が起こったか。たとえば法華講員が葬儀や法要を口実に4人の家族を寺に連れ出し、授戒の儀式を済ませれば、それだけで折伏成果が「4」となる。家族、親戚の名簿を集めて成果に入れる手口が横行しているというのだから呆れたものだ。
 橋元 大阪では一昨年、法華講幹部が多数の生活保護受給者をだまして信者にして社会問題となり、一般紙でも報じられた。
 棚野 結局、”折伏が進んだ”と騒いでいるが、その実態は、法華講幹部が「見ておりますと4、5年前より支部総登山の人数が増えていないように感じます」と漏らすほどの寒々しいものだ。脱講者も相次いでいる。
 橋元 ともあれ、こうして成果に追われて墓参者や独り暮らしの高齢者を狙って学会員に声を掛ける日顕宗の策動には注意したい。


〈広布に障魔は必定〉
 正木 苦悩にあえぐ末法の民衆救済のために立ち上がられたのが日蓮大聖人の折伏行です。一方で「僧が上、俗が下」などと邪義を掲げ、腐敗・堕落した日顕宗。こんな邪宗門に、大聖人の”信心の血脈”が流れているはずがない。
 吉井 世界広布が進んでいく時には必ずそれを妨げようとする障魔が現れると法華経に説かれていることを、大聖人は御書で強調されています。
 「此の経閻浮提に流布せん時、天魔の人の身に入りかはりて此の経を弘めさせじとて、たまたま信ずる者をば或はのり打ち所をうつし或はころしなんどすべし、其の時先(まず)さきをしてあらん者は三世十方の仏を供養する功徳を得べし、我れ又因位(いんい)の難行・苦行の功徳を譲るべしと説かせ給う」(御書1415ページ)
 正木 まさに学会と邪宗門の関係を象徴する御文です。学会が大聖人の未来記を実現し、世界広布を進めるなか、あろうことか邪宗門は学会に嫉妬し、広布破壊を画策した。そんな謀略に微動だにせず、広布拡大の道を歩み続ける学会の功徳は計り知れない。
 橋元 一方で、大聖人違背の邪宗門が衰退していくのも当然だ。いまや信徒が全盛期の2%にまで減ってしまった。
 原田 文証、理証、現証の全てにおいて、学会と日顕宗の「正邪」は明々白々だ。学会こそ仏意仏勅の団体である。邪宗門を悠然と見下ろしながら、われわれは日蓮仏法の大道を突き進んでいこう。
   (聖教新聞 2012-10-08)