わが友に贈る・寸鉄・東北福光新聞 他

2012年11月8日(木)更新:3
【アルゼンチン セニジョサ市 池田大作SGI会長に名誉市民証 「卓越した人物」の称号も 市長「半世紀を超える平和貢献に感謝」】
●これまで環境展示「変革の種子――地球憲章と人間の可能性」を開催。SGI会長の著作を通して活字文化の向上にも努め、積極的な地域協力も果たしてきた。
 こうした取り組みをきっかけに、SGIが多様性を尊重する団体であり、平和と共生の哲学を実践していることが広く認識されるとともに、平和、文化、教育の興隆のために、長年活動してきたSGI会長の功績が高く評価され、今回の授章に至ったのである。
 贈られた「名誉市民」称号の決議書には、「このような著名な人物を迎えることは、わが市の誇りである」と記されるとともに、SGI会長への授与理由が次のように明示されている。
 「貴殿は、仏法のリーダーであり、平和の主導者、作家、詩人、教育者、さまざまな機関の創立者である」
 「詩、童話、写真集など、100を超える作品を残してきた」
 「人類が抱えるさまざまな問題の根本原因を根絶するために、生涯にわたり、平和のために働く情熱を抱き続けてきた」
   (聖教新聞 2012-11-03、以下同)


【わが友に贈る】
 油断を排して 絶対無事故の日々を!
 一言が大事だ。
 声を掛け合い 互いの安全を守れ!


【第36回 広布文化賞 文化創造の功労者代表12氏に授与】
●かつて池田名誉会長はこう語った。「広宣流布とは、文化を最大に尊重し、限りなく高めゆく、尊き精神の闘争であります」と。


寸鉄
●「平和の使命を自覚した学会員こそ調和の象徴」識者(インド)。地涌の連帯に期待
創価文化の日。音楽隊・鼓笛隊が全国で大活躍。民衆文化の妙音響かせよ
●前途を見つめる人は常に新しい地平線が見える―偉人(ヘレン・ケラー)。前進の人に栄冠が
●図書館で児童一人あたりの本貸出数が過去最多。心耕す知の光。挑戦の秋
求人倍率3年ぶり悪化。広がる雇用不安。公明よ 生活守る政治の推進力に


【東北福光新聞】
〈集落の再生に命を懸ける。子どもらの明るい歓声が再び浜に響く日を夢見て。〉
●波板にあった小さな海水浴場。今年の夏、その砂浜に、子どもたちの歓声が響いた。
 鈴木さんがうれしそうに振り返る。
 「狭い仮設住宅で、遊び場もないっちゃ。まだ海水浴はできないけども、毎日、20、30人来たかな。砂浜を走り回って帰りたがらない子どももいたんだなあ」
 鈴木さんは、水道業で働いていた経験を生かして山の上から水を引き、ボランティアの手を借りてシャワー室と更衣室を建てた。仮設トイレも設置した。さらに、土地の所有者一人一人の承諾を得て駐車スペースも確保した。
●「ここは本当にいいところだよ。ウニもアワビも採れる。それからコンブもノリも。山もいい。来年の夏が、また楽しみだや。子どもたちが、いっぱい来るからね」
 そう言うと、子どもたちのはしゃぎ声に耳を澄ますようにして、ニッコリとほほ笑んだ。

〈明日を祈る 「どんなに苦しくても希望だけは捨てずに」〉
●「人それぞれに状況が違います。家をなくした人、家族を失った人、体調を崩した人……。家や仕事が残ったから元気だとも限らないんです。誰もが、かけがえのない人を失った悲しみを抱えています。だから、この人は元気そうだから大丈夫などと決めつけられません。とにかく大事なのは会うこと。会って顔を見ることです。そこから何かが始まります。だから皆に会うために回り続けています」
 「1年8カ月近くになっても、思いのほか、復興は進んでいません。苦しい中を耐え続けるしかないんです。どんなに苦しくても希望を捨てないこと。希望が一番、大切だなと感じます」
 「何もかも失っても、一人で元気に暮らしていらっしゃる婦人部の方がいます。本当に題目をあげる方です。明るいんですけど、ただの明るさではありません。苦悩の闇を突き抜けた明るさっていうんでしょうか。そういう方にお会いすると、かえって、こちらが励まされます」
●「皆で励まし合うことと、一人一人が前を向いて立ち上がること。その両方が必要です。課題は山のようにありますけど、『負げでたまっか』の心でいかないと」
 「心は常に揺れ動きます。やっと気持ちが前を向いてきても、また後ろ向きになってしまう。それをまた懸命に前に向けていく―― 一日一日、この繰り返しです。海の波を見ると、風呂に入れなくなるという方もいます。トラウマ(心の傷)というのは、1年半以上過ぎたからって、そうそう簡単に癒えるものではないんです」
 「今、必要なものは目標です。たとえ小さくても自分なりの目標を立てて、そこに向かって頑張っていくことです。もちろん、まだ頑張れない人は、それでいいんです。でも、最後は全員が前を向いて立ち上がっていかないと。そうなるよう、寄り添い続けていこうと決意しています」


【きょうの発心 信心の意味を教えてくれた長男】
御文  浅きを去って深きに就くは丈夫の心なり(顕仏未来記、509ページ・編562ページ)
通解 浅い小法を捨て去り、深い大法につくことこそ、丈夫(仏)の心である。
●浅い爾前権教を捨て、深い法華経につくことが、仏の心であり成仏の直道である、との釈です。
●しかし、幸城は2歳の時に脳腫瘍との宣告を受け、10歳で霊山へ旅立ったのです。私の心は悲嘆一色に染まりました。“幸城が私のもとに生まれてきた意味を教えてください”と、この御文を抱きしめ、ひたすら祈り続けました。すると、ある日、すっと心が晴れていくのを感じました。私は気づいたのです。“私の宿命転換はもちろん、師匠のため、同志のために生き抜くことの大切さを教えるために、幸城は生まれてきてくれたのだ”と。


【ターニングポイント この生き方最高や!】
●〈どないしたら、信心してくれるんやろ……〉
 男子部の先輩に相談した。
 「圭太君、言葉も大切だけど、自分の姿で見せていくことが一番大事なんだよ」
 〈なんや、姿か!〉
●〈俺の姿、見てくれよ!そして、信心やってくれよ!〉
●祈って仕事に向かうと、愚痴は消えた。仕事で実証を示したる!と思えた。頑張るほど、こんな気持ちになれたことを妻にも伝えたい。
●男子部の部長となり、自宅で会合を開くことが多くなる。ふすまを隔て、隣の部屋にいる美紀さんにも、その様子が分かった。
 「いつも楽しそうだったんです(笑)」
●同志と真剣に祈る姿、同志に熱く語る姿……ふすま越しの一つ一つの光景が新鮮で、心が動いていく。
 「この人は、家族も学会の人も、本気で守ろうとしている。そのことに、すごく感動して。私も頑張らないと、って」
●人のために、家族を守るために、生きる。それには、この信心が必要だったんだ、と胸を張って言える。それは、母と妻がいたから。だから伝えたい。
 〈この最高の生き方を教えてくれて、ホンマにありがとう!〉


【スタートライン 職場で輝く女性になろう! 企業コンサルタント 中神公子さん】
〈働く女性へのアドバイス
●「教えてもらおう」との姿勢が成長のカギです。
●落ち着いた心で仕事に取り組むことです。安定感は信頼のもと。
●「仕事ができて幸せ」「健康で幸せ」など、「感謝」する習慣を身につけましょう。
●プラスの言葉が、プラスの成果を導き出します。「時間がない」ではなく、「限られた時間だけど、ここまではやろう」と前向きに考え、プラスの言葉を発することを習慣づけましょう。「とりあえず〇〇しました」など、逃げ場をつくる言葉は使わないことです。
●決断力を養うために、明確な判断基準を持つことです。人を説得する時や何かを伝える時に、自信になります。「(1)お客さまのためになるか」「(2)会社のためになるか」「(3)働く人みんなのためになるか」――これが決断するための三つの指針です。しかも、この順番通りに判断することが大切です。