わが友に贈る・寸鉄・世界市民の揺籃・あすなび スロージョギング他

2012年11月11日(日)更新:2
民音 第16回東京国際音楽コンクール〈指揮〉 世界的指揮者への登竜門 特別賞・齋藤秀雄賞にメーテルスカ氏】
●同じ譜面でも、指揮が異なればその表現に大きな違いが出る。「ド」の音符ひとつとっても、その解釈は無数に存在する。
 作曲者の意図をどう捉え、いかにオーケストラの力を引き出すか――時にこまやかに、時に力強く、明快な旋律を紡ぎ出す3氏。若きマエストロの好演に、聴衆から大きな拍手が送られた。
   (聖教新聞 2012-11-05、以下同)


【わが友に贈る】
 空気が乾燥する時期。
 火災に厳重注意を!
 可燃物を放置せず 火の元を点検せよ。
 「前前の用心」で進め!


【「潮」12月号が完成】
●ワイマール・ゲーテ協会のオステン顧問と池田大作名誉会長の対談「人間ゲーテを語る――生命の詩 世界市民の光」は第9回。作曲家との交友など、「ゲーテと音楽」をテーマに縦横に語り合う。
 評伝「民衆こそ王者――池田大作とその時代」は「大阪事件2」。昭和32年7月、青年部の池田室長は事実無根の選挙違反容疑をかけられ、大阪府警に任意出頭し、逮捕された。しかしその逮捕は、検察がでっち上げた「虚偽の調書」に基づいた不当なものであった。怒りの声を上げる関西の同志の姿に触れつつ、「虚偽の調書」作成の経緯に迫る。  


【きょう「男子部の日」51周年 列島各地で前進の集い 日本も全世界も絶対に幸福と平和へ】
●わが舞台で光れ!「私は勝った!」と叫べる日々を


寸鉄
SGI会長は対話を通して人類を結ぶ世界市民の模範―学長(カナダ)。開かれた心で前進
●きょう「男子部の日」。後継の若獅子が総立ち。「青年学会 勝利の年」を先駆
●「願くは我が弟子等・大願ををこせ」と御聖訓。無上道の広布に生き抜け
●冬はウイルス(RS)の感染拡大 乳幼児は特に要注意。症状見逃さず早めの受診を
●震災関連死、1年経過後も減らず―調査。被災者守る政治の責任を果たせ


【今週のことば】
 決めて、祈って、動く。
 これが勝利のリズムだ。
 今日も決意に燃えて 題目の師子吼を響かせ 断固と不屈の旗を振れ!


世界市民の揺籃 創価大学 ―創立者が築いた「教育の橋」を渡って― 第1回 ケニア・ナイロビ大学】
《名誉会長の信念 「生命への英知」が躍動する「アフリカ精神」の再発見を》
●海外48カ国・地域140大学と交流する創価大学(東京・八王子市)。その一つ一つは、世界を結び、平和の世紀を創りゆかんと、創立者・池田名誉会長が道なき道を切り開いてきた軌跡にほかならない。新連載「世界市民の揺籃 創価大学――創立者が築いた『教育の橋』を渡って」では、創大と交流校との歴史を繙くとともに、両大学を往来した留学経験者にキャンパスの印象などを聞く。


〈交流史〉
●92年12月、ナイロビ大学「名誉文学博士号」が創立者に。授与式で創立者は語った。
 紛争解決のために「生命の内在の力」を薫発させていく大きなカギを握るのが「アフリカの精神」の再発見であり、その精神とは「『宇宙の無限の可能性』を真に洞察しゆく力」である。アフリカの大地には生命への英知が生き生きと躍動している、と。そして「皆さまとともに、青年の『希望の明日』を開いてまいりたい」と念願した。


《留学経験者に聞く》
●留学を通して、歴史や文化の違いを学ぶことで自身の人生観や世界観を広げ、寛容性を培うのに役立ちました。また、良くも悪くも自分に素直で、おおらかなケニアの人々の生き方からも多くを学びました。
●これからも、アフリカの発展のため、そして、人間主義の哲学が広がる土台をつくるために走り抜き、創立者との誓いを果たしてまいります。


《留学生に聞く》
●なにより、創立者の人生や哲学に多くを学びました。創立者は学生に対して、社会に貢献するように励ましを送られています。そして、創立者が今の私と同じような年齢の時から偉大な功績を残しておられる事実に、“私にもできる”と勇気を頂きました。
 文化も宗教も違う人々が、創立者を尊敬するという一点で連帯を築ける。これが創大コミュニティーの源泉だと感じました。
 確実に、アフリカから来た時の自分と、日本から帰る自分は違っていると感じます。常に何かを得ようとするのではなく、人に何かを与えられる自分になりたい!――こう思えるようになったのも創立者と創大の友人のおかげです。


【きょうの発心 不可能を可能にする信心】
御文  頭をふればかみゆるぐ心はたらけば身うごく、大風吹けば草木しづかならず・大地うごけば大海さはがし、教主釈尊をうごかし奉れば・ゆるがぬ草木やあるべき(日眼女造立釈迦仏供養事、1187ページ・編1171ページ)
通解  頭を振れば髪が揺らぐ。心が働けば身体が動く。大風が吹けば草木も揺れる。大地が動けば大海も荒れる。同じように教主釈尊を動かせば揺るがぬ草木があるだろうか。
●強い一念で御本尊に祈れば、諸天善神が必ず動くとの仰せです。
 入会して間もないころ、職場の工事現場で事故を起こしました。翌日には、交通事故を経験。自身が招いた状況と、問題解決への困難さを思うにつけ、気がめいる毎日でした。
 そんな時、当時の男子部本部長が「宿命転換して信心の確信をつかむチャンスじゃないか」と激励を。その言葉に奮起し、真剣に祈り、学会活動に挑戦しました。この御文は、弘教を実らせた時に、その本部長から教わった一節です。
 活動に励むなか、誠実に事故の処理や対応を。不可能を可能にする信仰の力を実感しました。  


【新会員のためにQ&A〈11〉 「魔」の働きについて 賢明に“見抜く”ことが大切】
●魔の出現は、幸福への軌道を歩んでいるからこそであり、私たちの信仰が正しい証明でもあるのです。
●「行学が進んでくると、必ず三障四魔が扮然として競い起こる。しかし、決して随ってはならない、恐れてはならない」(御書1087ページ、通解)
●魔は、私たちの身の回りに、紛らわしい形で現れます。自身の欲望や執着に突き動かされたり、病や人間関係の悩みによって信仰の心が弱くなったり。また、一部の愚劣なマスコミ報道やインターネット上の中傷に惑わされ、信心に疑いを持つことも、あるかもしれません。
 家族や友人など、その人が最も「大切にしている部分」「弱い部分」に魔の働きが作用して立ちはだかることもあります。
 戸田第2代会長が、「いかなる大難に遭おうとも『これが魔だ!』と見破れば後は勇気百倍して乗り切れるのである」と指導されている通り、魔の本性を賢明に見抜くことが大切です。
●一緒に力強く勤行・唱題し、私の心に巣くう魔である“弱気”を打ち破り、挑戦への勇気を教えてくれた
●池田先生は、「仏道修行とは、一次元からいうならば、民衆の中に飛びこんで、『わが生命を限りなく強くする』修行である。『何があっても乗り越えていける!』『どこに行っても切り開いていける!』――そういう強い強いダイヤモンドのごとき、自分をつくりあげるための学会活動である」と指導されています。
 魔が競う時こそ、宿命転換と人間革命のチャンスです。御本尊に真剣に祈り、学会活動に積極的に取り組むことで、必ずその魔に打ち勝ち、功徳の体験をつかむことができます。そして、何があっても前へ進んでいける“強い心”を培うことができるのです。


【あすなび スロージョギング 歩くよりもゆっくり走る】
●走ることは、お金もかからず、どこでも手軽にできる運動です。脳の活性化、体力アップ、心身のリフレッシュ、減量などにもつながり、“万能薬”といえるほど、多くの効能があります。
●走るというと、息を切らせながら、速く走らないといけないという固定観念がありますが、実は、ゆっくり走るだけでも、十分に効果があります。笑顔で、つらくない程度の「ニコニコペース」でいいのです。
●ポイントは、速さとは比例せず、距離に比例するという点です。
 だから、タイムを競うのでなければ、体のためには、苦しみながら走らなくても、楽なペースで、ゆっくりと走ればいいのです。続けていけば、徐々に体力と筋力がつき、速く走れるようになります。
●日によって走る距離が変わって、時々休んでも構いません。長続きすることが一番大事です。
 気分が乗らない時や、天候が悪い時は、迷わずに休むこと。週3回走れば、十分に体力はアップします。