平和と人道の哲学に学びたい―市議会議長

2012年12月24日(月)更新:2
【ブラジル・ペナポリス市が池田大作SGI会長に名誉市民証】
 ブラジルのサンパウロ州ナポリス市から、文化と教育を通じて平和と人道主義を世界に広げてきた功績を讃え、池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉市民証」が授与された。また、ジョアン・ルイス・ドス・サントス市長、ヒカルド・ホドリゲス・デ・カスチーリョ副市長の連名の顕彰状がSGI会長に贈られた。授与式は12日(現地時間)、同市議会議場で盛大に執り行われた。
 ペナポリス市は1908年、ノロエステ鉄道の敷設に伴い誕生した。当時、ブラジルのアフォンソ・ペナ大統領が鉄道の普及に力を入れていたことから、”ペナの街(ポリス)”との意義を込めて命名された。
 ヨーロッパやアジアからの移住者が多く、酪農やコーヒー栽培で発展。近年は、サトウキビ栽培や加工業で知られるようになった。
 授与式では、国歌斉唱の後、ノーヴァ・エラ(新世紀)鼓笛隊が祝賀演奏を。
 女子部のヘベッカ・ヨシダさんが山本伸一作詩の「そこには 幸せが もう生まれているから」を熱唱。オペラ歌手のモントーニさん夫妻が美しい歌声を披露した。
 名誉市民証の発議者であるカルロス・エンリケ・ホッシ・カタラニ市議会副議長が授与の辞を力強く。
 「わが市議会は、池田SGI会長の業績をさまざまな角度から厳正に検討し、名誉市民証の授与を決議しました。SGIの皆さまの祝賀演奏に触れ、池田会長の目指す正義と博愛、そして平和の道がここにあるとの確信を一段と深めました。一人一人が池田会長の教えを模範とし、自身の人間革命から、より良き社会の構築を目指していきましょう」
 最後に、カタラニ副議長が「ビバ(万歳)、平和! ビバ、ブラジルSGI! ビバ、池田会長!」と叫ぶと、参加者は総立ちになって賛同の拍手を送った。
 ここで、カタラニ副議長から、SGI会長への名誉市民証が、ブラジルSGIのコウサカ理事長に手渡された。
 さらに、サントス市長の代理としてドゥルバウ・コヘア・レイテ・ネト市開発・労働局長から、市長、副市長の連名によるSGI会長への顕彰状が託された。
 ヘジナウド・サコマニ市議会議長は、頬を紅潮させ、閉会の辞を述べた。
 「私の市議会の任期中で、今回の池田会長への授与式ほど感動したことはありません。この式典を通じて、市民は平和と人道主義のメッセージを受け取り、”私たちが世界を変えていかなければならない”との誓いを新たにすることができたと確信しております。池田会長が世界で成し遂げられたように、このペナポリス市でも、さらに平和の哲学を広げていきましょう!」
   (聖教新聞 2012-12-24)