文化・学術の発展に貢献 両国友好への尽力を讃え―通知書

2013年1月8日(火)更新:1
アルメニアエレバン国立大学 池田大作SGI会長に名誉博士号を決定】
 アルメニア共和国の最高学府である「エレバン国立大学」から池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に、「名誉博士号」が授与されることが決定した。
 文化・学術への貢献と、日本とアルメニアの友好促進に対する尽力をたたえるもの。
 シモニャン総長の名が記された通知書によると、同国の科学アカデミー総裁や教育科学大臣らが名を連ねる大学学術評議会(昨年9月27日)の席上で決議された。
 同大学の名誉博士号は、これまで、国連のガリ元事務総長、ユネスコ(国連教育科学文化機関)のマヨール元事務局長、ロシアのプーチン大統領モスクワ大学のサドーヴニチィ総長らに贈られている。
 古来より、欧州とアジアを結ぶ文明の十字路として栄え、深き伝統と独自の文化が輝くアルメニア
 エレバン国立大学は、世界最古の都市の一つといわれる首都エレバンに立つ。同国最大の規模と、最高峰の学術レベルを有する、アルメニアが世界に誇る名門学府。同国のサルグシャン大統領が評議会議長を務めている。
 創立は1919年。現在、20学部に1500人の教員と2万人の学生が在籍する。
 特に自然科学の研究と、教育者の養成に力を入れており、社会の発展を担う有能な人材を輩出している。
 国際交流も活発である。200近くの大学・学術機関と協定を結び、これまで83カ国・地域7400人を超える留学生を受け入れてきた。EU(欧州連合)など50以上の国際機関等と協力し、研究活動を進めている。
 昨年6月には、サルグシャン大統領が創価大学を訪問。創立者のSGI会長と英国の歴史学者トインビー博士との対談に深い共感を寄せるとともに、両国友好のさらなる前進を期待した。
 また同月、アルメニアでは「自然との対話――池田大作写真展」が開催。「池田会長の作品には人を元気にする明るさがあり、人を愛する力を感じます」(ポゴシャン文化大臣)など、多くの来賓が祝福した。
 エレバン国立大学からの栄誉は、SGI会長が進める教育・文化活動の価値を、さらに高め、広げゆくものとなろう。
   (聖教新聞 2013-01-08)