汝自身の誉れの歴史を築こう

2013年1月13日(日)更新:8
【池田名誉会長 桂冠詩人の世界 1月14日「成人の日」おめでとう 汝自身の誉れの歴史を築こう】
 私の願望は―― 若き君たちが 最後の尊き信念の人生を 総仕上げの人生を 生き切ってもらいたいのだ。
 生命は 永遠に流転し 進みゆくものだ。 生命は不滅である。 ゆえに 「心こそ大切なれ」と 大聖哲は結論なされた。
 誠実に使命の人生を 生き抜いた人は 最高の幸福の城を 与えられるものだ。 負けてはならない! 断じて 勝ってゆくのだ!
 新しき歴史を開くのは 青年の熱と力だ。 若きアレキサンダーは 二十歳で マケドニアの王に即位した。 そして希望を携え 東西の世界を融合し 新しき文化を創造しゆく 遠征を開始していった。
 幸運にも 二十歳にして 戸田城聖先生のもとで 法華経講義を受講した私は その感動を記し留めた。
 「戸田先生こそ 人類の師ならん」 「人類に必ずや 最高の幸福を与えんと 邁進なされ行(ゆ)く大信念 そして正義の 何ものをも焼くが如き情熱」
 「若人よ 大哲理を抱きて戦え われ弱冠二十にして 最高に栄光ある青春の 生きゆく道を知る」
 そして今 いかなる宿縁なるか この年 この時に 使命の大地より 勇み踊り出でた 青春の君たちよ!
 若くして 世界第一の思想を 探究し 実践しゆく 君たちこそ 世界第一の青春の 帝王なのである。
 嵐の如き険難の道を 君よ! 乗り越え 勝ち越え わが人生の 花に飾られた喜びの道に 変えゆくのだ。 悠然と 汝自身の誉れ高き歴史を 築きゆくのだ。
 君よ! 負けるな! 断じて負けるな! 頭(こうべ)を上げ 師子王の如く 歩みゆくのだ。 勝つまで! 自身の目的を 達成するまで!
 (「若き青春の友に贈る 君よ! 尊き人生を勝ち抜け!」より)


●若竹が
  天まで伸びゆく
   姿せる
 創価の君の
   栄光讃えむ

 池田名誉会長は、かつて「成人の日」に行われた集いで、若き友に渾身の激励を送りながら、和歌をこう詠んだ。
 またある時は、いかなる嵐も勝ち越えて、恩師・戸田第2代会長を護り抜いた若き日の闘争を語りながら、新成人に訴えた。
 「学会の創立100周年を創りゆく君たちよ! 試練の嵐を恐れるな! 強く堂々たる大樹と育ちゆけ!」
 御聖訓には「竹の節を一つ破(わり)ぬれば余の節亦破るるが如し」(1046ページ)と。まず勇気を出して壁を破る。それが破竹の勢いを生み、我らの勝利劇は加速する。
   (聖教新聞 2013-01-13)