わが友に贈る・寸鉄・太陽の励まし、荒川 他

2013年2月15日(金)更新:2
【スペイン アルカラ・デ・エナーレス市(文豪セルバンテスの故郷)で池田大作SGI会長の詩の朗読会 歴史的建造物の劇場が主催】
●スペインのアルカラ・デ・エナーレス市の劇場「コラル・デ・コメディアス」で6日、詩の朗読会が行われ、池田SGI(創価学会インタナショナル)会長の詩が紹介された。
 同国の中央部、首都マドリードの近郊にあり、不朽の名作『ドン・キホーテ』の著者として知られる文豪セルバンテスの故郷でもある同市。
 劇場「コラル・デ・コメディアス」は、17世紀初頭に誕生した歴史的建造物。各地から観光客が訪れ、数々の一流芸術家が舞台を踏んだ、伝統と格式を誇る劇場である。
 同劇場では、毎年、詩の朗読会を行っており、これまでも同国の一流詩人が自作の詩を披露してきた。
 このほど主催者側からの要請を受け、「桂冠詩人」「世界桂冠詩人」「世界民衆詩人」「世界平和詩人」であるSGI会長の詩の朗読が決定。代表的な日本の和歌50首とともに発表されることになった。
●「本日は、日本の詩歌を楽しめる絶好の機会を得ました。朗読される詩の作者である池田大作氏は、世界的に著名な詩人であります」(アルカラ大学文学部教授)

〈「春風」「雑草」など11篇を紹介〉
●「旅人よ行け われも征く 人間(ひと)無限の旅路 怒りの道より歓喜(よろこび)の道へ」(SGI会長の詩「旅人」)
●「無名には無名の 野生には野生のみの 使命と開花がある! みずからの手で みずからの道を開墾する―― これが わが麗しき 青い生存の道なのだ」
 「群生(ぐんせい)の美 土着(どちゃく)の力 随縁の智 それは 飾りなき庶民の世界 そして人間群の共和の世界 それこそ懐かしき寂光の世界」(「雑草」)
●「聴衆は皆、日本語とスペイン語の調和に感動していました。
 池田氏の詩は、庶民のことを考えてつくられたものが多いと感じました。昨今、私たちは経済危機に見舞われていますが、池田氏の詩には苦しむ民衆を勇気づけ、励ます力があります。人々の繁栄のために心を尽くされていることが分かります
 素晴らしい朗読会にすることができ、心から感謝いたします」(同教授)
●「池田氏の詩には、自然を愛し、大切にする環境保護の精神があります。『雑草』のような、最も身近な自然から詩を紡ぎ出す独創力と感受性に深い感銘を受けました」
   (聖教新聞 2013-02-14、以下同)


【わが友に贈る】
 青年が青年を呼び
 新たな奔流を起こす。
 それが青年学会だ。
 君が勝利の先陣を!
 貴女が幸福の拡大を!


【きょうSGI会長の訪問20周年 アルゼンチンで記念行事(2、3月)】
●「皆さまには、満々たる『やる気』がみなぎっている。万事において積極的である。まことに力強い息吹をたたえている」「皆さま方の『燃える心』が、どれほどの大偉業を成就しゆくことか。私は胸踊る思いである」(SGI会長、93年)


【北海道に希望と福徳の宝城!釧路平和】
●名誉会長が祝福のメッセージを贈り、わが地域の幸福と平和の安全地帯である福徳の宝城とともに、満々たる大福運に包まれながら、強く明るく前進していただきたいと念願した。
●師弟の佳節に誕生した“希望の城”を、一人一人が宿命転換した勝利の姿で荘厳しよう(総県長)
●県長は、地域に根差した会館として信頼を広げながら、青年を中心とした人材群を陸続と輩出していきたいと力説。弘教と機関紙の拡大で師弟共戦の歴史を打ち立てようと訴えた。


【勝利の門を開く女子学生部の集い】
●「一生の幸福の土台を築く一日一日を」(吉井女子部長)
●女子学生部長は「今いる場所で学びに学び、キャンパスに友情の花を咲かせましょう」と強調
●「壁を破る対話に挑戦を」(婦人部書記長)


寸鉄
●学会は対話と文化の力で人々を繋ぐ宗教界の模範―博士(アメリカ)。平和世紀の光源
●「岡山の日」。師弟共戦の魂は後継の胸に赤々! 歓喜の春へ模範の躍進。
●有能な人は常に学ぶ人―文豪(ゲーテ)。青年よ日々御書を拝せ。剣豪の修行の如く
●「当に仏を敬うが如く」 一人一人に崇高な使命! 互いに讃え励まして進め
●シベリアの永久凍土解け森林枯死拡大。温暖化影響と。人類益の知恵こそ


【華陽のスクラムは世界の光! ブラジル女子部 全国の代表が研修会】
●女子部長は「”私はきょう、どんな行動を起こしたのか。どんな実証を示すことができたのか”――青春時代は、毎日が勝利のチャンスです。人間革命への挑戦を、今、この瞬間から始めていきましょう!」と強調。
●「題目を唱え、求道心を燃え上がらせて、師匠と広布への誓いを同じくする弟子へと成長していこう」(理事長)


【世界最高峰のジャズ奏者 ウェイン・ショーター氏を「NYタイムズ」紙が紹介】
●「ジャズ界において存命する最高の作曲家であり、最高峰のサックス奏者」との書き出しで、アメリカ「ニューヨーク・タイムズ」紙(1月31日付)が、ウェイン・ショーター氏へのインタビューを掲載した。
●本年、80歳になる。
 今月だけでも、すでに1日にニューヨークのカーネギーホール、9日にはロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホールで演奏会を。精力的に活動を続ける。

〈SGI会長とハンコック氏との“ジャズてい談”も共感を広げる〉
●ショーター氏はアメリカSGIの支部幹部として、励ましの最前線を駆ける。
 今回のインタビュー記事では、氏が「ハンコック氏と共に所属する日蓮仏法の団体である創価学会インタナショナルのロゴが刺繍された、フリースのプルオーバーを着用していた」様子も綴る。
 さらに、ショーター氏は、新アルバム「ウィズアウト・ア・ネット」の完成に寄せ、「イメージや固定された立場に付随する『傑出した』という考えを忘れてほしい」と語る。いよいよの向上を誓う氏に、記事は「老いぼれたという言葉は、氏に追いつく機会を失ったようだ」と評している。


【旭日の千葉家族 拡大・躍進月間】
●「一人残らず健康で長生きをし、子孫末代にまでも福運を輝かせていける人生を」(名誉会長、1974年(昭和49年)2月16日)


【友の心に勇気を 杉本婦人部長が大分へ】
●県婦人部長が、執念こそ勝利のカギと力説。
●「一切の宿命を転換するとの確信で、壁を破る対話拡大を」(九州婦人部長)
●杉本婦人部長は「湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く」(御書1132ページ)の御文を拝し、「師弟一体の祈りが不可能を可能にする。勇気と報恩の心を燃え上がらせ、勝利の春を」と呼び掛けた。


【太陽の励まし 池田名誉会長と誓いの同志(とも) 〈19〉東京・荒川 強く明るい「庶民の都」】
●「明るくて、功徳に満ちて、強い団結の荒川に」「荒川城を守ってください」(名誉会長、1972年2月20日)

《真面目が勝つ!》
●池田室長が言った一言が全身を貫いた。
 「将来、日本中を駆け回る人材になりなさい。青年で大事なのは『真剣』だよ。真面目な人が最後は勝つんだ」
 71年(昭和46年)、ブラジルに渡り、日本どころか、「世界広布の模範の理事長」となった。「ブラジルに行って40年以上になります。最初はポルトガル語もよく分からないし、口で言うより自分の姿で示して信頼を得るしかなかった。真面目。真剣。このご指導のままを貫いてきました」
●「控室で先生にかき氷を差し上げたら、『あの青年にもあるのですか』と聞かれて。『私だけ頂くわけにはいきません』とおっしゃるんです」
●「いつ家に帰ってきても、お題目をあげている母でした」
●「はじめは折伏に行っても『お前の家は貧乏じゃないか』ってバカにされた。それでも、母の人柄と確信に触れて、地域の方が次々と入会していきました」
●地域の友人、家族・親族を次々と入会に導き、黙々と広布の礎をつくった母。
 そういう陰の功労者を、決してそのままにしないのが名誉会長である。
●第1次宗門事件の嵐の中、荒川の共戦の同志と出会いを結んでいく。
●会場の後ろに座っていたみつさんが、人をかき分け、名誉会長の前へ進み出た。
 「息子が、いつも本当にお世話になっております」。どうしても感謝を伝えるのだという、一途な行動だった。
 名誉会長は優しく「いや、お世話になっているのは僕の方なんですよ」。
●みつさんは生涯で3度、名誉会長に手紙を出した。
●「せんせいのおこころづくしわ(は)、いっしょうわすれませんです」「わたくしも まだとしにまけづ(ず)に かげのちからになって がんばっていきます」
 たどたどしく書かれた一字一字の中に、尊い創価学会の真実」が光っていた。

《“荒川文化”35周年》
●名誉会長が、会場の後ろにいる一人の壮年を見つけた。
 「こちらにいらっしゃい」
●「この方は“荒川の大久保彦左衛門”として頑張ってこられた方です!」
 会場の全員に紹介した。
 大久保彦左衛門とは、自らの栄達を顧みず、徳川家に仕えた、頑固一徹の旗本の名前である。
●荒川広布を支えてきた、無名の英雄の一人であった。
 “先生はあんな昔のことを覚えていてくださった”。信心一筋の人生が、いっぺんに報われたような気がした。
●「何でも聞いてください」
 池田室長の温かな言葉に促されて、ブロック長(当時)の石津さんは、まだ役職のない部員を連れて、訪問激励に歩いたことを話した。
 室長は「それでいいんですよ。役職は関係ありません。あなたは“荒川の大久保彦左衛門”となって頑張ってください!」と。
 この小さな一コマを忘れていなかったのである。
      ◇
●午後7時半には終了し、同志が家路につき始めたころ、突然、名誉会長の姿が。
 「長時間、学生部員を励まされた後なのに、すごい勢いで入ってこられて、『勤行をしよう!』と言われて」
●「記念撮影をしよう」。名誉会長の提案で、各部ごとに105人がカメラに。後日、写真は全員に届けられた。
●「あの激励から1年とたたないうちに、先生は会長を退かれました。一人でも多くの人を励ましてあげたいという並々ならぬ思いで来られたんですね」
●「記念写真は、ずっと残るものです。どんなことがあっても一緒だよ、負けちゃいけないよ、というお心だったと思います」
●毎年、6月30日を中心に、原点を確認し合い、弘教、聖教新聞、人材の拡大で荒川をリードしてきた。35周年を迎える今年を“必ず勝利で飾ろう”と決意は固い。
●「私は荒川が大好きだ」 「荒川はいいところだ」
 57年のあの夏から、いつも名誉会長は言い続けてきた。
●荒川牧口区の活動の舞台である南千住は、大規模な再開発が進み、古い伝統に新しい文化が融合した、未来性あふれる地域へ発展している。
 しかし、人は移り、街は変わろうとも、明るくて、がむしゃらで、広宣流布に真っすぐな荒川家族の強さは変わらない。
 師匠を求め、師匠と共に築いた「庶民の都」である。


【きょうの発心 苦難に勇んで立ち向かう
御文
 夏と秋と冬と春とのさかひには必ず相違する事あり凡夫の仏になる又かくのごとし、必ず三障四魔と申す障いできたれば賢者はよろこび愚者は退くこれなり(兵衛志殿御返事、1091ページ・編811ページ)
通解
 夏・秋・冬・春と四季の変わり目には、必ずふだんと異なることがある。凡夫が仏になる時もまた同じである。必ず三障四魔という障害が現れるので、賢者は喜び、愚者は退くのである。
●境涯を大きく開こうとする時、それを妨げようと障魔が競うことを知る賢者は喜んで立ち向かい、愚者は驚いて退くと仰せです。