未来部 一家和楽の祈りで広がる創価家族の輪

2013年2月15日(金)更新:4
【未来部育成のページ 一家和楽の祈りで広がる創価家族の輪 皆で一緒に創価青年セミナー(本部幹部会中継行事)に参加しよう】
〈入会したわが子の姿に触れ、主人も晴れて学会員に 渋田さん一家〉

《入会のきっかけ》
(1)地域の同志の関わり
・家族のように接してくれる友の真心
・「サンクス パパ セミナー」の信仰体験

(2)親戚の信仰のドラマ
・困難に負けない宿命転換の姿
・子どもの病気を乗り越える家族の絆

●「池田先生に会いたーい!」
 「先生、うちに泊まりに来ないかなぁ」
 子どもたちの屈託のない声に、創価家族の輪が爆笑に包まれる。
●「1年前まで、私(可奈子さん)以外は未入会だったんです」と。
 渋田家の一家和楽への軌跡を追った。
    ◇◆◇
●「何よりも、母が本当に幸せそうなのがうれしくて」
●日々活動に励み、家でも真剣に題目を唱えた。そんな輝く母の背中を見て、子どもたちも自然と創価の庭に参加していった。
    ◇◆◇
●“信心を始めるなら、自分で決められるようになってから”と考えていた渋田夫妻は、子どもたちを入会させていなかった。しかし、光来ちゃんも萌衣ちゃんも、座談会や少年少女部員会が大好きだった。
 母の題目を聞きながら育った長男の竜成君は、「最初に覚えた言葉が『ナンミョウ』だったんですよ」(笑い)。
●「学会は、本当にいいところなんだと感じたんです。それに、未来部を卒業した近所のお子さんが、素晴らしい子たちで。あんなふうに育ってもらいたいなと」
 入会を許すと、娘たちは跳び上がるように喜んでいた。
 折しも、職場の人間関係で悩んでいた竜也さん。
 「今が変わる時かもしれない」
 子どもたちに続いて、自身も入会を決意。そして昨年2月、3人の子どもたちと一緒に晴れて入会したのだ。
    ◇◆◇
●一人一人がさまざまな課題を抱えながらも、人を励ますために、全力を尽くす姿。学会員ではない自分にまで家族のように接してくれる友の真心は、これまで感じたことのない、温かな感覚だった。
 また、福岡・宗像圏大勝福津本部では、ヤング・ミセスを中心に、いつも活動に送り出してくれている未入会の夫に感謝の思いを伝えようと、「サンクス パパ セミナー」を開催。真実をありのままに堂々と語る信仰体験に胸が熱くなった。竜也さんが入会したのも、この日である。
    ◇◆◇
●もう一つは、可奈子さんの姉・真知子さん一家の信仰のドラマだ。
●真知子さんもまた、未入会の夫の知郷さんと結婚。3人の子宝と共に、明るい一家を築いている。
 実は、次男の崇真君(9)は、生後4カ月で細菌性髄膜炎を発病し、医師からは「植物状態は免れない。この子の笑顔は見られない」と宣告を受けた。
 「目の前が真っ暗になりましたが、地域の同志に支えられて、題目で乗り越えようと決意しました」と真知子さん。
 苦しい中でも誰よりも前向きに生き抜き、宿命転換する姿で、友に希望を送ろうと、懸命に活動に励んだ。
 その姿に、長男の主真君(10)は、少しでも母の力になりたいと、自ら入会を決意。父の承諾を得て、崇真君と一家のムードメーカーである長女の愛実ちゃん(4)と共に、3年前に入会した。今、主真君はアメリ創価大学の入学を目指し、英語を勉強中。崇真君も笑顔があふれ、元気いっぱいに特別支援学校へと通う。
 知郷さんも一番の理解者に変わり、自宅を広布の拠点として提供。
 「創価学会のパワフルな励ましの輪は素晴らしいですね」と語っていた。
    ◇◆◇
●こうしたドラマに触れ、学会の信心は、どんな困難にも負けない強い信仰であることを知った竜也さん。入会後も、さまざまな課題に直面するが、捉え方、立ち向かい方が全く変わったという。
●「“信仰は子どもたち自身が決めるもの”と思っていましたが、大切なのは“親自身の信心”。私たちが変わることなんだと教えていただきました」
 純粋にすくすくと成長する子どもたちをほほ笑ましく見守りながら「子どもたちに負けないように」と、さらなる成長を誓う。


《人間共和の天地の構築へ 東京、葛飾総区の取り組み》
●“創価学会創立100周年となる2030年を大勝利で荘厳するため、次代を担う人材の育成に全力を尽くそう!”と、各部一体で青年部・未来部の育成に関わっていった時、わが地域に何が必要なのか、その焦点が見えてきた。
 仕事や育児に追われ、時間のやり繰りがうまくできず多くのメンバーが悩んでいた。
 未入会の家族をかかえるメンバーは、家族に遠慮して、思うように活動ができずにいた。家族が未入会の理由は、「入会は子どもの意思を尊重してあげたい」などさまざまだった。
 そこで、葛飾の新時代へ――「『一家和楽の信心』を掲げて進もう!」と呼び掛けた。全同志に励ましの手を差し伸べようと誓った。
 ある本部では“ハッピーマザー勤行会”を開催。悩みを持つ家庭に寄り添い、具体的に皆で祈っていった。
 家庭への訪問激励の際には、「悩んでいることはない?」と、話を聞くことに徹し抜いた。そして、「悩みを乗り越え、悩みに負けない自分をつくるのが信仰よ。だから絶対に必要なものなの」と、確信を語り合った。

〈各部のスクラムが人材育成の環境を育む 教育部は「セミナー」「個別相談」を実施〉
●各部が一体となった強固なスクラムが、より豊かな環境を整えていった。
●未来部育成部長は、子どもたちの進学や学校生活での悩みを取り上げた、セミナーの開催を提案。
●全国学校教育副部長の近藤さんを講師に「教育セミナー」を開いた。主にヤング・ミセスの友とその子どもたちを対象としたが、間口を広げ、入会・未入会を問わず、多くの家族に参加を呼び掛けた。育児に悩みを持つ親に、教育の具体的な方法と信心の視点からのアドバイスを送る催しは、800人以上が集うなど大好評となった。
●教育部は、各分区の担当者を明確にして、いつでも組織の最前線からの要望に応えて、相談に応じられるようにした。個別の「教育相談」を通して、悩みを抱える子どもやその家族と共に、解決の糸口を探ってきた。
 子どもの教育に不安を抱えていた家族にとっては、大きな安心を与える取り組みとなったのである。
●「子どもが入会してから“学会を知りたい”と思い、歴史や活動を学ぶほどに感動している」
●「総区長、総区婦人部長は、どんな時も、どんな所でも『一家和楽』を訴え、自分の行動で率先して目の前の一人一人を守っている。未来部の子どもたちに愛情を注いでいる。親の意識を変えたのは『中心者の思い』が全てだと思います!」
      ◇
●「明るく粘り強く人間共和の葛飾を構築していってください」(名誉会長、1972年)
●「“広布後継の人材”を育てることが大切です。師弟の心と広布の心あふれる人材拡大のため、葛飾総区は、宝の未来部や若い青年世代への励ましに力を入れていきます!」
   (聖教新聞 2013-02-14)