わが友に贈る・寸鉄・活字文化・伝統芸能・スポーツ 他

2013年2月22日(金)更新:3
【ブラジルに昇る広宣流布の太陽 盛大に2・27「ブラジル婦人部の日」記念大会 池田大作SGI会長がメッセージ 「世界の王者よ団結第一で進め」】
〈常勝ブラジル!師を求める心は世界一熱い!!〉
●「仏法は自分を変えていける。この信心はすごい!」
●「センセイと同志のおかげで、人生を大きく開くことができました。私たちの地区は、地理的には遠くても、センセイを求める心は一番です!」
●「『常勝のリオ』の皆さまが、万年にわたる南米広布、そして世界広布の大いなる『模範を』」(1993年2月、SGI会長)
●常勝とは「負けたらあかん」との不敗の心の異名である
●「20年前の“あの日”が、リオ広布の原点です。センセイへの報恩を胸に、婦人部一丸で“常勝リオ”の魂を永遠たらしめます」
●SGI女性部長が「ブラジル婦人部の伝統であるムイト・マイス・ダイモク(もっと題目を)を合言葉に、真剣な祈りと行動で、さらなる勝利の実証を重ねましょう」と呼び掛けた。
●「リリオ合唱団の一員として、20年前、センセイの前で歓喜の歌声を披露した時と同じ場所で、再び歌うことができ、これほどの喜びはありません。センセイの心をわが心として、後継の青年の育成に尽力していきます」
   (聖教新聞 2013-02-20、以下同)


【わが友に贈る】
 リーダーは声で決まる。
 温かく確信をもって
 友に安心と励ましを!
 その真剣な努力が
 自らの人格を磨くのだ。


寸鉄
●SGI会長の著書は人々に地球市民たる道を示す―教授(ドイツ) 青年よ学べ! 共生世紀を
●「荒川の日」万歳! 常勝不敗の魂は赤々。庶民の底力で大東京を牽引せよ
●英雄は他人より5分ほど勇気が続くだけ―哲人(エマソン)。あと一歩! ここに勝敗が
●国連「世界社会正義の日」 我ら192カ国SGIは対話で平和と人道の連帯拡大
●学校避難所の防災設備に地域差と。国民の命守る拠点だ。政治は対策急げ


創価岡山レインボーサウンズが熱演】
●「聴衆の全ての皆さまに勇気と希望を送られる演奏を精いっぱいお届けします」との思いを込めて、力強いドリル演奏とカラーガードの華麗な舞を披露した。


【新・生き生き川柳】
●「仲良く」は 功徳の花咲く 合言葉
●50年 夢の境涯 今日も謝す
●思いかけ 手をかけ足向け 同志(とも)は立つ


【きょうの発心 唱題根本に障魔に打ち勝つ】
御文
  日蓮をば日本国の上一人より下万民に至るまで一人もなくあやまたんと・せしかども・今までかうて候事は一人なれども心のつよき故なるべしと・おぼすべし(乙御前御消息、1220ページ・編789ページ)
通解
 日蓮のことを、日本国の上一人より下万民に至るまで、一人ももれなく亡き者にしようとしたが、今までこうして無事に生きてこられたことは、日蓮は一人であっても法華経を信じる心が強いから、諸天が守護されたと思いなさい。
日蓮大聖人が、御自身のお姿を通して、諸天善神の守護について示された一節です。
●ひたぶるに祈ること1年、再び視力を取り戻し、グラウンドに立つことができたのです。唱題の力を実感しました。
 その後も、交通事故や失業、父の大病など、“障壁”が幾度も立ちはだかりましたが、“「妙法への信心」に功徳が備わっている。学会は最も強盛な「信心の団体」である”との池田先生の指導を胸に唱題に挑戦。一切の障魔に打ち勝つことができました。
 北海道にとって幾重にも意義深き本年、北海道創価班は「心のつよき故」と示された大聖人のお心のままに、全同志の無事故・勝利を勝ち取ってまいります。


【活字文化 読む=生きるチカラ! インタビュー 翻訳家・児童文学者 清水眞砂子さん】
《「心を耕す」ことが大切》
〈誰もが求める「肯定感」〉

●「生きることへの肯定感」は、子どもに限らず、誰もが最終的に求めているものではないでしょうか。大人だって、演劇でも映画でもハッピーエンドでなければ、満ち足りた気分になりづらいでしょう。
 その上で「心を耕す」読書が必要だと思います。例えば心が豊かになるとは、どういうことでしょうか。心の豊かさと、心の平穏とは必ずしもイコールにはなりません。自分の心に鍬(くわ)を打ち込み、善も悪も美しさも醜さも掘り起こして、白日の下にさらす。そして自分の多様な内面性に気付くことが大切だと思います。
 エリ・ヴィーゼルの『夜』には、ナチスによる残虐非道が描かれています。これを読むと、極限状態に置かれたら、親を見捨ててさえ平気でいるかもしれない心が、自分にもあることに気付かされます。
 ――自分の心にある闇の存在をも積極的に認め、受容するのですね。
●そうです。

《子どもには善悪の区別を》
〈理にかなった否定を示す〉
●大人は善悪を明確にし、人として許されないことはきちんと拒否する。理にかなった否定を、子どもに伝えることは大切だと思います。
 その点、ケストナーの『点子(てんこ)ちゃんとアントン』は健康な物語です。白黒はっきりしていて、たとえ若者でも、ろくでなしは「ろくでなし」と断じています。
コンプライアンス(法令順守)という言葉の語源は“服従”ということ。最近、ルールとモラル(倫理)の混同が起こっているように思います。アンネ・フランクをかくまうことや杉原千畝の“命のビザ”発行などの人道行為は、当時の“ルール違反”ではあっても、モラルに反することではなかったはずです。

〈いじめの処方箋に読書〉
●読書で賢くなるとは限りませんが、つらいことや迷いに直面した時、良い本と出会えば大きな助けになります。読書には時間と空間を越えて、人と人をつなぐ力がありますね。
●いじめや自殺の問題への処方箋として、読書を挙げる大人が、あまりにも少な過ぎます。エレナー・エスティスの『百まいのドレス』は、いじめの構造と心理を見事に描いた名作です。当事者も、そばで何もできないでいる子も、読めば良き一歩が踏み出せるのではないでしょうか。
 数年前、ある新聞に“きょう手にした本を読むまでは、私を救うのは愛だけと思っていた”という趣旨の短歌が載っていました。こんなふうに多くの若い方が気付いてくれたら、すてきですよね。


伝統芸能
《語る 花柳流四世宗家家元 花柳壽輔さん 日本舞踊は身体の動きで物語やテーマを表現》
●他の方の「カーリュー・リヴァー」を見たことがないので、私なりの解釈で、ある部分は歌を聞かせ、あるところは舞踊で動きを見せる。これを交互にやっていく演出にトライしようと思っています。
●私が目指したのは振付師なのです。本当は演出をやりたかったのですが、いきなり演出はできないので、振付師を目指していました。
●テレビのおかけで宝塚やいろいろな商業演劇から仕事のオファーが次々と来ました。それで何千曲という曲をつくったのです。最終的にたどり着いたのは、舞台は、踊りも含めて、「エンターテインメントでなければならない」ということです。
 そういう中で、お客さまに喜んでもらうもの、楽しんでもらうもの、もっと言えば、感動してもらうものを提供する、つくる姿勢を身に付けてきたと思います。
●歌舞伎にはストーリーがあり、台詞で内容が分かります。ところが日本舞踊はほとんど台詞がなく、身体の動きだけで、物語やテーマを表現している。そのため様式性が強く、技術的にも、とても高度なものを必要とするわけです。さらにそれにプラスして精神性が必要になってきますから、現代の人が簡単に日本舞踊に飛びつくのは少し難しいと思いますね。
 私が今やろうとしていることは、日本舞踊のよさを生かして、新しい息を吹き込み、多くの若いお客さまを引き付けられるものをつくることです。
●振付を考える場合でも、「自分の目線でものを考えてはいけない」と教えられました。「お客さまの立場になってものをつくりなさい」とも言われたのです。そういう教えが頭の中にこびりついているのですね。今、その教えがとても役に立っています。

《古典に生きる 能楽シテ方観世流 味方玄さん 先人が伝えた精髄を今に》
●「もう一回」「もう一回」と続いたある日の稽古。師が言った。「お前は、だんだん悪くなるではないか」
 上手にやろう、失敗しないようにという気持ちで、芸が小さくなっていたのである。
 弟子の未来を見据えた師の一言が、「大切なのは、舞台で輝く役者であること」と気付かせてくれた。
 味方さんは言う。
 「能の舞台には、自分の経験に重なる時間が必ずあるはずです」
●能は時空を超える。650年間、先人が守り伝えてきた精髄は、現代の能役者によって舞台に息づいている。
 ゆえに、今を全力で勤めること。これが、100年の未来を望む味方さんの挑戦である。


【スポーツ W杯ジャンプ女子 高梨 史上最年少総合V 16歳4ヵ月 4連勝で新女王】
●躍進の原動力となったのは、天性の瞬発力から生まれる抜群の飛距離に加え、着地が進歩したことだった。これまでは飛距離で上回っても、着地で飛型点(ひけいてん)を落とし、勝利をさらわれることがあった。だが、今季は飛距離を伸ばしても、テレマーク姿勢を確実に入れるよう心掛けた。
●飛距離で負けても、飛型点で上回る新しい勝ち方も身に付けた。
 勝負どころを逃がさない精神面の強さも折り紙付きだ。
●その視線の先には、ソチ五輪での金メダルが見えてきた。