わが友・寸鉄・老眼・「ジャズと仏法、そして人生を語る」に寄せて

2013年2月24日(日)更新:3
【わが友に贈る】
 寒い中、多忙な中
 日々、着任を続ける
 誉れの王城会の友よ!
 本当に ありがとう。
 偉大な壮年の柱たれ!
   (聖教新聞 2013-02-22、以下同)


寸鉄
●「人類の魂の書・御書を学び、世界の危機の転換を」博士(インド)。創価の大哲学運動
●ドクター部・白樺の友の献身に感謝。健康守る薬王菩薩の功徳は無量無辺
●「青年ならば、その立場で喜んで生きよ」恩師。感謝の心で。愚痴は敗北の因
●家族の役割「心の安らぎ」が1位。一家和楽の信心。わが家から後継の人材を
●非正規雇用、過去最高の35%―総務省。雇用の安定・安心へ。公明よ走れ


【きょうの発心 強盛な祈りを根本に!】
御書
 何なる世の乱れにも各各をば法華経・十羅刹・助け給へと湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり(呵責謗法滅罪抄、1132ページ・編599ページ)
通解
 いかなる世の乱れにも、あなた方を法華経十羅刹女よ助け給え、と湿った木から火を出し、乾いた土から水を出すように強盛に祈っている。
●強盛な祈りが、不可能をも可能にすることを教えられています。
●「祈りからすべては始まる」


【健康 老眼】
《40歳代から眼鏡等で対応を》
●加齢に伴って、水晶体の柔軟性は徐々に失われていきます。そのため、焦点を合わせにくくなり、近くの物が見えづらくなるのが老眼です。


●老眼は、単に物が見えづらくなるだけでなく、目の疲れや深刻な肩凝り、頭痛を引き起こすこともあります。
●老眼を自覚、または疑ったら、早めに眼科を受診しましょう。
●実際、「眼鏡を合うようにしたら肩凝りがなくなった」という人も多いのです。

〈老眼の自覚症状〉
 (1)朝よりも夕方の方が見えづらくなる
 (2)手元の作業をすると疲れる
 (3)手元が見えづらくなる

●近年は、下へ行くに従って徐々に老眼用(近くがよく見える)の度数になっていく「累進屈折力タイプ」が一般的になっています。これは、慣れるまでに少し時間がかかることがあるようです。
 また、累進屈折力タイプの眼鏡を眼科で処方して作ると、3〜5万円ほど掛かります。
 高額なので、とまどう人も多いでしょうが、毎日使う「目」に関することなので、特に初めて老眼鏡を作る人は、眼科できちんと調べてから作ることをお勧めします。
●バランスのよい食事を心掛けたり、目の疲れをためないようにしたりすることで、発症を遅らせられる可能性はあります。
 長時間、パソコンの画面を見続ける人は、10分に1回、自分がはっきりと見ることができる範囲で一番遠い所に目のピントを合わせて、1、2秒見てみましょう。これだけで、疲れがずいぶん緩和されます。


【文化 「ジャズと仏法、そして人生を語る」に寄せて 松下佳男】
〈個人の体験や人生を反映〉
●ジャズは移り変わる瞬間ごとに演奏者の心に組み立てられる感情を音楽的に置き換えるもので、個人の音楽的体験や人生が色濃く反映される。ある意味、ミュージシャンの“魂のひとつの容貌”をうつしだした精神的な音楽だといえるだろう。
●極度に個人的な音楽体験が集合されてジャズを創造していく。だからこそ他の音感ジャンルにもましてジャズは時代を超越して、普遍性をかちえたといえるだろう。

《響き合う思いと行動――音楽創造の核心に触れる》
〈ジャンルの壁越える前向きな精神〉
●演奏のなかに込められた“次に来るもの”の本質に到達するため、ジャズ・ミュージシャンは雑音を排除しなければならない。これは、とりわけインプロヴァイザー(即興演奏者)にとって肝要な姿勢だ。聴取することにより、エネルギーの調整や集中がなされ、オープン・マインドが生み出される。
●この本には、彼らの豊かな、そしていろんな意味で革新的な音楽生活に関する、魅力あふれる、有意義な、時として赤裸々なまでに率直なストーリーが語られている。まるで、彼らの話し方と楽器奏法は同一なのだと感じてしまう。
 「ジャズは『対話』を基本にすえた音楽です。われわれが大切にするのは、まさにこの点です。ジャズは、きわめて“精神的な音楽”なのです」「人間の感情の奥底からの叫び――それがジャズです」(ハービー・ハンコック
 「ジャズは魂の叫びです。勇気を呼び起こし、人間を強くします。生命を躍動させます。民衆を連帯させます。その次元で、仏法と深く響き合うのです」(池田大作
 「ジャズの演奏は、私たちに深い人間性と、何が起こるか分からないという挑戦の機会を与えてくれます。」「それが即興的な演奏と関係してくるのです」「その演奏は、困難に挑戦し、勝利する勇気を与えます」(ウェイン・ショーター
●ミュージシャンであるハービーとウェインは自信をもってジャンルの壁をくぐり抜ける。彼らは前向きな精神で優雅に楽器の物理的な限界を押し広げる。また常に自らが携わるジャズの定義を乗り越える。2人がこれまで関わったすべての音楽がそれを物語っている。
●本書はジャズ・ファンのみならず、あらゆる音楽ファンが読むべきもので、音楽創造の核心に触れたいミュージシャンにとっても有益な本になるだろう。