世界市民育てる会長は国際社会の発展に貢献(金市長)

2013年3月24日(日)更新:4
【韓国自然と文化の調和する“最も住みよい街”統営市から SGI会長夫妻に特別顕彰牌】
 韓国・慶尚南道の統営(トンヨン)市から池田SGI(創価学会インタナショナル)会長夫妻に、「特別顕彰牌」が贈られた。これは、生命尊厳の思想を掲げ、韓日友好と世界平和へ貢献してきたことを讃えるもの。授与式は15日、韓国SGIの統営新世紀文化会館で晴れやかに行われ、金東鎮市長が出席。韓国SGIの金仁洙理事長、金殷瀾婦人部長、呂相洛名誉理事長らが歓迎した。
 陽光が降り注ぐ中、きらめく海面を遊覧船が進んでいく――韓国南部、小さな半島と群島からなる統営市。大小の美しい島々が浮かぶ一帯は、海上国立公園として人々に親しまれている。
 また、文化・芸術が息づく同市。特に、漆地に真珠色の貝殻をはめ込み、さまざまな模様を描きだす伝統の螺鈿(らでん)工芸は、国の重要無形文化財に指定されている。
 その自然と文化が調和する街並みは、2011年に、国連環境計画が承認する国際賞「リブコムアワード」で金賞に輝くなど“環境に配慮した世界で最も住みよい街”と称賛されている。
 この地に暮らすSGIメンバーは、SGI会長の示す生命尊厳の思想のもと、環境保全等の活動を展開。“国土大清掃運動”等に長年にわたり取り組み、友は地域にしっかりと信頼の根を張り、友好の花を咲かせてきた。
 そして今回、SGI会長夫妻への2000年の「名誉市民」称号に続く「特別顕彰」の決定となったのである。
 授与式は、統営圏婦人部による祝賀のコーラスで開幕。400人の友の笑顔に包まれる中、金東鎮市長から代理の金仁洙韓国SGI理事長に「特別顕彰牌」が託された。
 あいさつに立った金市長は語った。
 「池田会長は、人間主義の哲学をもとに、寛容の精神と人権尊重の思想を広げ、世界市民を育成してこられました。こうした会長の理念と行動は、国際社会において、平和・文化・教育の発展に大きく寄与していると高く評価されております」
 「現在、ソウルの池田記念講堂では、環境破壊に警鐘を鳴らし、持続可能な社会へ一人一人の変革を促す『希望の種子』展が開催されております。こうしたSGIの取り組みは、“住みやすい都市”に認定されたわが市のビジョンと響き合うものです」
 「本日は市民を代表し、池田大作会長が、これからもますます“尊い希望の花”を咲かせていかれる願いを込めて、顕彰牌を授与させていただいたのです!」
 金市長の力強い声が響くと、万雷の拍手が場内を包んだ。
   (聖教新聞 2013-03-24)