わが友に贈る・寸鉄・世界の体験プラザ 他

2013年3月31日(日)更新:4
【あす3・31「教育本部の日」 教育実践記録が6万5000事例を突破】
●名誉会長は昨年、本紙に「わが教育者に贈る」を連載。いじめ、不登校など、教育問題が大きく取りざたされる中、子らに寄り添い、奮闘するメンバーこそ「人間教育の不二の盟友」であると励ましを送り続けた。
●一つ一つに現場の生きた知恵が光り、困難を勝ち越えた尊いドラマが結晶している。子らと真剣に向き合い、一歩前進の挑戦を続ける慈愛と創意が光る。
 教師が変われば、子どもが変わる。実践記録を通して子どもが見える。授業が見える。教師自身が見える。
 高梨教育本部長は語る。「明年は“教育所感”発表30周年。複雑化する教育現場で、かけがえのない努力の記録を、一つ一つ積み重ねてきました。若き生命をどこまでも信じ、励まし抜く。子どもの幸福を第一とする創価の人間教育の大光を一段と広げていきたい」
   (聖教新聞 2013-03-30、以下同)


【わが友に贈る】
 社会人として
 新たな舞台に立つ友よ
 「勇敢」に挑め!
 「誠実」を貫け! 
 「信頼」を勝ちとれ!


【評伝『民衆こそ王者――池田大作とその時代』第4巻「青年の譜」篇が好評】
●昭和45年12月、「言論・出版問題」の後、池田名誉会長が綴った長編詩「青年の譜」。
 「天空に雲ありて/風吹けど/太陽は 今日も昇る/午前八時の青年の太陽(かれ)は/無限の迫力を秘めて/滲透(しんとう)しつつ 正確に進む……」
 同書では苦学の学生時代から始まり、恩師との出会い、男子第1部隊長、文京支部長代理、山口開拓闘争と、長編詩の背景となる名誉会長自身の青春を、珠玉のエピソードでたどる。


寸鉄
●学会はいかなる脅威にも打ち勝つ「心の財」を築く―博士(アメリカ)。希望の安全地帯
●中国方面「師弟正義の日」開拓魂に燃える戦う弟子の陣列!誉れの歴史開け
●真面目な信心の人を讃え守る心を忘れるな―恩師 尊き陰の人に激励の声を
●「まことの・みちは世間の事法にて候」御書。今いる使命の場で必要な人材に
保育所の待機児童、2年連続減と。公明よ、子育て支援を強力に切れ目なく


【新・人間革命 勇将 四十】
●「皆さんにお会いできて嬉しい。私は、後を継いでくださる皆さんがいるから安心なんです。お母さんやお父さんは、わが子の成長が最高の希望であり、最大の喜びなんです。だから、子どものために必死に働く。
 私も同じ思いです。皆さんのために働き、命懸けで道を開きます。最愛の子どもである諸君のためなら、何もいといません。何も惜しみません。何も恐れません」
 スイスの大教育者・ペスタロッチは、子どもたちに呼びかけた。
 「友よ、兄弟よ、私の心は諸君に対する無限の信頼に高鳴っている」と。
 それは、まさに伸一の思いでもあった。
 その子どもたちのために、何をし、何を残すのか――常に彼は、そう自らに問うていた。


【社説 「5・3」目指し 時代転換の対話】
〈人の心に仏の種を植える〉
●名誉会長は、「語った分だけ、その人の心に仏の種を植えられる。話を聞こうが聞くまいが、こちらの信心が強ければ、必ず味方に変わっていくんだよ」との戸田城聖第2代会長の指導を通し、友好を願う強い一念と行動によって、友の心に理解と信頼を広げる対話の醍醐味を語っている。一波が万波を呼ぶように、一つの対話が時代を転換させていく。


【きょうの発心 不退転の行動で勝利の「証し」】
御書
 なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし、「諸余怨敵・皆悉摧滅」の金言むなしかるべからず(四条金吾殿御返事、1192ページ・編1219ページ)
通解
 どのような兵法よりも法華経の兵法を用いていきなさい。法華経薬王品第23に「諸余の怨敵は、皆悉な摧滅せり」と説かれる金言は決して空しいはずがない。
法華経の兵法こそ、勝利への最高の要諦である、と仰せです。
●第1回四国総会において池田先生は、不退転の行動がある限り、常識では思いもよらない大勝利の「証し」を築いていくことができるとスピーチしてくださいました。


【世界の体験プラザ 韓国SGI ハン・ソギョンさん 国民的栄誉の「十大歌手賞」授賞式典でスピーチ「わが師匠に感謝申し上げます」】
〈デビュー曲が100万枚の大ヒット〉
●1992年、「朗朗18歳(ナンランシッパルセ)」という曲で、華麗に歌謡界デビューを果たしました。レコード・CD販売100万枚を突破し、十大歌手賞の新人歌手賞を、全ての放送局から受け、人気が出ました。

〈初信の功徳の実証に父母が入会〉
●唱題を続けて1週間後、税務署から電話が。私の事情を聞いてくれた職員からです。1億5千万ウォンを納める必要はないというのです。初信の功徳の大きさに、驚きました。私を折伏するため、1年も祈ってくれた友達に感謝し、深い友情を感じました。
 早速、私は“この素晴らしい信心を、父と母に伝えたい。折伏しよう!”と決めました。半年間、唱題に挑戦。両親を私のいるソウルに迎え、信心の先輩たちと一緒に語り合いました。両親は済州(チェジュ)島に帰り、そこの会館で御本尊を受けることができたのです。

済州島の自宅は100人収容の個人会場》
〈題目で必ず乗り越えていこう〉
●かつて、次男の急死が、母の心臓病、父の高血圧につながったのでした。その上、長男のこの話を聞くと倒れてしまうのではと、恐る恐る両親に打ち明けました。
 すると両親は、「乗り越えていこう!必ず!」と泣きながら、そう言ってくれたのです。「お題目で勝利しよう」という両親の言葉に胸が熱くなりました。
 両親の家と弟の家を売り、弟の借金の返済に充てることにしました。
 97年のアジア通貨危機の余波で、不動産価格も落ち、売りにくい社会状況の中、私たちは2日間で2軒とも売却できたのです。弟の借金を全て返済。さらに祈り続け、残金で330平方メートルの土地を買い、家を建てることになりました。
 折から、韓国ではセメント業界のストライキの影響で、建築資材が高騰し始めていました。資金的に難しい状況でしたが、家族が一丸となって祈り、完成させました。その時、建築資材は、3倍に跳ね上がっており、あと1カ月着工が遅ければ、不可能だったのです。両親は、この大きな初信の功徳に、信仰の確信をさらに深めました。
 そこは100人を収容できる、ブロックや地区の座談会などが行われる広布の拠点となっています。
●一昨年も、韓国芸能芸術人協会主催「第18回 大韓民国芸能芸術賞」の「演歌部門・今年の十大歌手賞」という大きな賞を受け、その式典では「わが師匠・池田先生に感謝申し上げます」と、感想を述べることができました。