詩 若々しい生命の輝きを忘るるな

2013年4月7日(日)更新:6
【池田名誉会長 桂冠詩人の世界 入学・進級する皆さん おめでとう!万歳! 若々しい生命の輝きを忘るるな】
 青年よ 君達は 若いのだ 若いということだけで 誰よりも強いのだ その自覚を忘れずに 日々 修行することだ
 君達が 歓喜に燃えて 生きずして 人類の歓びは どこにあるか
 君達が 迷う姿 驚く姿は 若芽が 大気に戦(おのの)く幻影にすぎない
 若葉が香る 樹々が蘇る 君達よ 暑さにも 寒さにも耐えぬいた この生命の輝きを 忘れてはならぬ 君達の思念 努力 精進 実践 すべて―― 未来の血肉となることを 忘れてはならぬ
 社会は 遊戯場ではない いかなる社会にあろうとも いかなる時代が来ようとも 激流に耐えぬく 不動の自己を築こう
 (「青年」より)


●2008年4月1日、池田名誉会長は、東京・八王子市の牧口記念庭園へ。陽光に包まれた草花たち。蕾もあった。小さな花もあった。そして舞い散る花びらも。生命は一瞬も立ち止まらない。常に若々しく輝いている――桂冠詩人はシャッターを切った。
 翌4月2日、名誉会長は、創価大学の入学式に出席した。教育者でもあった恩師・戸田城聖第2代会長の祥月命日のこの日を、名誉会長は創大という「人間教育の大城」の開学記念日とした。
 式典で名誉会長は、英語で呼び掛けた。
 Each one of you,become a winner of happiness!  Live with a great mission!
 ――皆さんは、一人ももれなく、幸福の勝利者になれ! 偉大な使命に生きよ!
 それは、いつまでも変わらぬ、師から弟子への祈りである。
   (聖教新聞 2013-04-07)