原点とは広布に生き、民衆に尽くす師弟の誓い

2013年4月21日(日)更新:6
【名字の言】
 10本に満たない誕生日ケーキのろうそくの火を吹き消した男の子が、お礼の作文を読んだ。「僕の誕生日は、ママが“お母さん”になった日でもあります。だから、ママもおめでとう!」。祝福の拍手は一段と大きく鳴り響いた▼誕生日は本人だけでなく、家族や当人と関わる人たちにとっても、かけがえのない歴史が時を刻み始めた記念日。そして、毎年、巡り来る誕生日は、人生の確かな年輪を刻んでいく▼きょうは本紙の創刊記念日。1950年(昭和25年)、池田名誉会長が恩師と広布の未来を語らう中で、新聞発行の構想が練られた。そして翌年4月20日、師弟の誓いが実を結び、本紙が生まれる▼今号で1万7976号。来月には1万8000号を刻む。つづられる同志の深い信仰体験。SGIメンバーの活躍。世界の識者からの共感の論調――日々の紙面に世界広布の伸展を実感するとともに、自らの事業が最も苦境の時に、発刊の必要性を説いた戸田第2代会長、その構想を実現し、発展させた名誉会長に、感謝の念を禁じ得ない▼本紙の5項目の基本理念の一つに、「常に原点に立て」と。原点とは広布に生き、民衆に尽くす師弟の誓いである。心新たに、読者の皆さまと共に幸福・勝利の年輪を刻みたい。(城)
   (聖教新聞 2013-04-20)